
Headwayから、2024年に惜しまれつつも他界した百瀬恭夫さんが、晩年に闘病中にもかかわらず時間をみつけては次回作の研究をし、研鑽の中でたどり着いた完成形と自負していた設計図を元として、百瀬さんの思想と愛弟子達の技術を集結させた「LEGACY Model」が発売されます。
ラインナップは、ドレッドノートタイプの「HD-115 LEGACY/ATB」、000タイプの「HF-415 LEGACY/ATB」のようです。

- オリジナルブレイシングのLG-ARS ブレイシングを採用
- やや太めのV形状ネックのMVネック(百瀬Vネック)を採用
- シトカスプルーストップ、インディアンローズウッドサイド・バック
ブレイシング
力木(ブレイシング)がブリッジに近い位置で交差する「リアシフトブレイシング」は、百瀬さんが晩年に好んで採用していた仕様だったようです。
そして、新たなギターの製作を進める中でより良いサウンドと補強性のバランスを求めてマイナーチェンジを繰り返しながら追い求めた「理想形にもっとも近い」と口にしていたオリジナルブレイシングの「LG-ARS ブレイシング」を採用したようです。

また、ブレイシングを削り込むことによって、板の振動を調整するスキャロップ加工の量においても百瀬さんの晩年の仕様を踏襲した「M’sスキャロップド」を採用しているようです。
これは、削り込みを浅めに設定することで、トップ板の剛性を保持しながらも、ウッディな鳴りも生み出す絶妙なバランスを再現したようです。

ネック
百瀬さんは生前「ネックは太い方が耐久性があり、何より温かみのあるウッディーな出音がいい」と語り、しっかりとした握り心地のネックを好んで製作していたようです。
そして、LEGACY Modelは、百瀬さんが実際に使用していた治具を使い、やや太めのV形状のネックを忠実に再現した「MVネック(百瀬Vネック)」を採用したようです。

特別選定材
木材の選定においては、杢目の美しさを選ぶだけではなく、材の個性を最大限に引き出すために完成したギターの音をイメージすることも非常に重要なようです。
そして、百瀬さんがこだわりを持って行っていた作業を愛弟子がしっかりと継承し本モデルの材選定をおこなったようです。
また、トップにシトカスプルースを、サイドとバックにインディアンローズウッドを、ネックにアフリカンマホガニーを、指板とブリッジにエボニーを採用しているようです。
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まとめ
- オリジナルブレイシングのLG-ARS ブレイシングを採用
- やや太めのV形状ネックのMVネック(百瀬Vネック)を採用
- シトカスプルーストップ、インディアンローズウッドサイド・バック
Headwayから、百瀬恭夫さんの思想と愛弟子達の技術を集結させたアコギが出ますね。
アコギを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
LEGACY Modelについてはこちらとこちらを参照してください。
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