(186)超悲惨な老人運転死亡事故(第1回)

世の中の出来事
超悲惨老人死亡交通事故その1

ええ、今日は11月30日(木曜日)ですので、もうニュースから10日以上くらい経過していますが、97歳の男性老人がまあ、一人の女性を撥(は)ねて歩道を暴走して、他の自動車にも接触衝突する事故を起こしたというニュースが報道されていましたけれども、とっても痛ましいですね。【註:2022年11月20日(日)福島市での事故です。】

私の友人などが言うには、本当にまあそういう老人を独り暮らしさせておいた息子さんの側にも非常に責任があるという事です。

それこそ、これも最近流行りのような、幼児をひとりでベランダとか開けっ放しにしたまま外出の両親とか、とにかく児童を残したまま外出するよう状況に相当すると言えなくもありません。つまり本当に、そういう一人暮らしの老人にクルマを与えておけば、自動車を乗り回して、いつか事故を起こしたりするのはやむを得ない…一種の“未必(みひつ)の故意”という訳で、そういう可能性を認識しながらも、老親を放置している恐ろしい息子さんの方に罪があるというふうに言っている人もいますが、確かにそういう面も否定できないと思います。でも両親と一緒に住むという様な生活の余裕もない…という切実な面も当然あるでしょう。非常に、非常に難しい面ですね。

それに本日はわたくしも実体験として、老人というか、かなりの年齢の女性の運転する、以下に書くような自動車を目撃しました。現認(げんにん)⁉しました。今日見かけたのは、シルバーグレイの乗用車で、60歳から70歳ぐらいでしょうかね?おばあちゃんのような人が運転しているんですけれども、横断歩道の直前でじっと停車したまま止まってるんです、信号交差点のね。だから左折してきたんでしょうか?それとも直進で来たのかはわかりませんが、誰も横断歩道を渡っていないのに、横断歩道の手前で、しかも前をジ~~~ッと凝視したまま停車してるんですよ。で、わたくしはその交差点に左折から入りましたので、その車の横に、徐行しながら沿って通過しようとした訳ですが、でも渡っている歩行者は誰もいないので大丈夫だなと思って行こうとしたのですが、その女性の方はいつまで経っても行くそぶりがない訳です。ずっと止まっているわけです。さて…はてさて、幽霊でも横断しているのかな?と思いながら私はやりすごして横断歩道を通過しました。

が、後ろの方をバックミラーで確認しても、まだ止まっているんですね。しかしまあ、何せ愛知県名古屋市の栄(さかえ=名古屋の繁華街のひとつ)の大通りですから、4車線ぐらいあります。かなり後になって、もう1回振り返って見ますと、やっと発車したような有様です。そしてわたくしは真ん中寄りの方の車線を走っていましたが、彼女は左から二つ目ぐらいの内側の車線を走って、わたくしの自動車を追い抜いてずっとかなりのスピードで走っていきました。(まあ、それこそ例えばの類推ですが、彼女のご主人が亡くなったとかの、何か頭を占有するような悩み事や心配事があって、ジ~~ッと思い詰めて、そればかり考えていて、運転に集中できていいなかったのかも分かりませんね…)

ふとわたくしの自動車の前を見ると、これまたのろのろ走っている枯葉マークの老人の自動車がありましたが、結局世の中たくさん、先述の彼女のようなドライバーがいるということですね。まあ、彼女が別に半分認知症になっているとか、そんなことは全然判りませんし、もし認知症になっていたら運転をしていないとは思いますが、何か…でもノイローゼのような、精神病患者のようなジ~~ッと前を見つめるような恐ろしい顔立ちが、何かとても怖くて印象的で、3週間くらいは記憶に、いやな映像として残る感じでした。(第1回目はここまで。第2回目に続きます。)

コメント

タイトルとURLをコピーしました