昨日wordpressから投稿した記事のクロール状況を調べるために、翌日の朝Google Search Consoleを開いたらアラート表示が。
アラート内容は、「URL は Google に登録されていますが注意事項があります」「Google 検索結果に表示される可能性はありますが（手動による対策や削除リクエストの対象でない場合）、すべての拡張機能の対象にはなりません」となっており、SEO観点でもオーガニック検索にヒットしないと意味がないのでまずは調査から。
Google Search ConsoleでURL検査したところ「ページのインデックス登録」「モバイルユーザビリティ」「AMP」「パンくずリスト」は問題なし。
さらに検査を進めると、URL検査 > HTTPSでエラーが出ていることが判明。
エラー内容は「HTTPS が無効であり、インデックスに登録されない可能性があります」とのこと。
このエラーの原因と対応方法について調べたので、忘れないように残しておきます。
「HTTPS が無効であり、インデックスに登録されない可能性があります」エラーの原因
Google Search Consoleで詳細を調べた所、wordpressで投稿した他の記事やコンテンツで同様のエラーが発生していない場合、https ページが投稿される前、または URLのhttpsバージョンがクロールできるようになる前に、Googleのクローラーがhttpページをクロールしたことが原因である可能性が高いことがわかりました。
他ページでも同様のエラーが発生している場合は、「httpが正規化タグでマークアップされている」「https証明書が無効である」「サイトマップがhttpを参照している」「http URLにリダイレクト設定されている」などの原因が考えられます。
サイト全体として正しくhttps対応ができているかどうかについては、Google Search Console > エクスペリエンス > HTTPSで確認することができます。
上記のようにHTTPS URLになっていれば問題ないと思われますので、一度チェックしてみてください。
「HTTPS が無効であり、インデックスに登録されない可能性があります」エラーの対応方法・対処法
httpsに正しく対応されているサイトであれば、特に何もせずに再度Googleのクローラーが該当ページをクロールすれば解決されるケースがほとんどのようです。
私のサイトも、記事投稿の翌日夕方にはエラーが解消されて正常な状態になっていました。
Google Search Consoleのヘルプページでも以下のように記載されておりますので、サイト全体がhttps対応されている場合は特に気にかける必要はないかと思われます。
一部のエラーは一時的なものであり、しばらくすると自動的に修正されます。よくあるのは、HTTPS ページが投稿される前、または URL の HTTPS バージョンがクロールできるようになる前に、Google が HTTP ページをクロールしたというケースです（HTTPS バージョンのクロールはキューに追加されます）。そのため、ご自身で変更を加えなくても、時間の経過とともに問題が自動的に修正される場合があります。
https://support.google.com/webmasters/answer/11396518#errors
エラーが出ると焦ってしまう上に初めてのケースだったので、同じ事象が発生した方々にとって参考になれば幸いです。