算命学~十干(丙・丁)の心の性質と特徴。季節と時間もイメージしてみる。

算命学
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こんにちは陽音です。

ほとんどの人は「自分の日干の十干は何だろう?」から算命学がスタートすると思います。

今日は私と一緒に自然の中を歩いてみませんか?

十干の丙・丁をイメージしてみましょう(^^♪

十干とは?

陰占は無意識(潜在意識)です。
陰占の干支は、十干(空間)と十二支(時間)で成り立っています。
十干は精神を、十二支は現実を現わしています。

十干とは空間で、無意識な精神を現わしています。
何やら難しいですね^^;

…という訳で、自然界に置き換えて考えましょうということです。

十干は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類です。

丙(火性+)の性質と特徴

丙(火性+)は、太陽を現わしています。

太陽は、植物・動物・山・川・人間など、ありとあらゆるもの、広い範囲に一定の明るさを与えてくれます。
そこには駆け引きも、好き嫌いもなく、平等に照らしてくれますよね。
そして暖かいです(^^♪

≪心の性質は【明暖】
丙の性質は、明るく暖かく、楽しく、広い範囲で活躍します。
多くの人に影響力があります。

ここからイメージしてみてください。

太陽とは…
・明るい。
・暖かい。
・太陽があるだけで嬉しい気分になる。

≪特徴≫
・太陽があるだけで、その場が明るくなる。
季節がとても大切である。
時間も大切である。

晴れた日が苦手って思う人は少ないですよねぇ(´艸`*)

多くの人が、晴れた日は気分がスカッと気持ちよくなり「外に出かけてみようかな?」という気持ちにもなりますね。

丙は、多くの人に共感を持ってもらえて好かれます。
明るくて楽しいのですから、当然ですねぇ

…ただし、条件があります。
丙は、特に季節と時間が大切になります。

季節

【冬生まれ(亥・子・丑月)の丙】
寒い時の太陽って暖かくて有難いですよねぇ
多くの人に好かれます。

暖かいのですから人が集まりますね。

【春生まれ(寅・卯・辰月)の丙】
冬の間は、寒くて土の中で縮こまっていた虫・種・動物などが、ようやく太陽の暖かさで目を覚まします。
待ちに待った春の太陽です。

人々に明るさや夢・希望を与えます。

【夏生まれ(巳・午・未月)の丙】
太陽の強さに大地は乾き、植物は枯れます。
あまりの暑さに太陽を逃れ、涼を求めます。

夏の丙は、個性の強い人と捉えます。
夏が好きな人と嫌いな人がいるように、個性が強い人を好む人と嫌う人に分かれます。

【秋生まれ(申・酉・戌月)の丙】
木枯らしが吹いて、寒さに向かいます。
ちょっと寒くなった風に太陽の暖かさが心地いいですねぇ

活躍の場が多そうですね。

時間

それぞれの十二支には時間帯があります。

日の出の前進力のある太陽なのか?
夕日の日差しが弱まる、弱い太陽なのか?

…ということも考えると、丙をより理解できますよ~

子…23:00~1:00、丑…1:00~3:00、寅…3:00~5:00
卯…5:00~7:00、辰…7:00~9:00、巳…9:00~11:00
午…11:00~13:00、未…13:00~15:00、申…15:00~17:00
酉…17:00~19:00、戌…19:00~21:00、亥…21:00~23:00

 

例えば、日干:丙/月支:午
丙:太陽
午:季節は真夏、時間は11:00~13:00

真夏の真昼間の太陽って、どうなんだろう?とイメージします。
太陽が空の真上に位置して、ギラギラとしています。

良いイメージ、「明るい・暖かい・太陽があるだけで嬉しい気分」にはなれませんね(^_^;)
太陽が強すぎるのです。

そんな時には、命式に太陽を隠してくれる、癸(雲)があると強すぎる太陽を隠してくれて良いですね♪

例えば、日干:丙/月支:辰
丙:太陽
辰:季節は晩春、時間は朝の7:00~9:00

春の朝の太陽です。
日の出を過ぎて、真上の位置に向かっていく太陽の姿です。
ポカポカと心地良い気温になっていきます。

春の花に柔らかな太陽の日差しが注ぐ、そんな風景に見えませんか(´∀`*)ウフフ

丁(火性-)の性質と特徴

丁(火性-)は、灯火を現わしています。
灯火とは、「ともしてあかりとする火」という意味です。

ロクソクの火をイメージしてみましょう。

ロクソクの火は、小さな火なので遠くからは分かりづらいですね。
近くに寄ってロウソクの火を見つめますと、優しくて暖かくてホッとします。

夜の真っ暗な山道で、ランプ(ロウソク)の火を見つけると安心しますよねぇ

≪心の性質は【孤明】
丁の性質は、側に寄ると暖かいですが、近寄りすぎると火傷します。

≪特徴≫
・人がコントロールできる火である。
・燃料が必要
・風や雨で消えてしまう恐れあり。
・夜に明るく目立つ

ロウソクの火は、弱めたり強めたり、人がコントロールできますね。
それには燃料が必要となります。

燃料は木性(甲)
その燃料を切る道具(刃物)は、金性(庚)

この二つが命式にあると、丁がいつまでも消えずに活躍できますね(^^♪

ロウソクの火は、風や雨で消えてしまうという心配=繊細さがあります。

そして、太陽(丙)のようにみんなを照らす存在ではなく。
一人で灯しているような孤独を好む性質があります。

太陽(丙)のように、みんなを明るくする存在ではなく。
ロウソクの火が、そこだけ明るいように…
決まった範囲の人にだけ愛情を注ぎます。

それは、じんわりと人の心に浸透するように、優しい優しい愛情です。

昼間は、ロウソクの火は目立ちませんが。
夜になると俄然、ロウソクの火が目立ってきます。

丁の人は、夜になると元気になる人が多いかもしれませんね(´艸`*)

例えば、日干:丁/月支:酉
丁:ロウソクの火、松明
酉:秋真っ盛り、時間は17:00~19:00

日が落ちて、暗くなってきました。
いよいよ「丁」が輝く時間です。

メラメラと燃える松明かもしれません。
燃料(甲)があれば、キャンプファイヤーの火かもしれませんね。

存在感がありますねぇ

風でゆらゆらと揺らぎ、ロウソクの火を見つめると安堵する。
儚く人を魅了する、「丁」には不思議な魅力があります。

まとめ

今回は、日干に季節と時間も加えてイメージしてみました。
そうすると、算命学の世界が広がりますね(*^^*)

さらに、日干支・月干支・年干支のそれぞれ六つを分解して絵を描いてみると…

自分の命式の絵が浮かび上がります。
これを『干支絵』と言います。

干支絵のお話しは、またいつかできたらな~と思います。

自分の持っている十干・十二支を深く深くイメージしてみると…
「自分って何が好きなんだっけ?」
「自分って何をしたいんだっけ?」

本当の自分を取り戻す、ヒントが見つかるかもしれないよ(*´σー`)エヘヘ

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