腐ったトマト

ドルオタ腐女子の脳内垂れ流し

読み専がhtr字書きになった話

ずっと読み専だった腐女子が突然字書きになったきっかけとか語る。

人生そう上手くはいかないって話。

 

二次創作してる人って大きく分けて

①創作or推しカプが好きでとにかく書きたい

②承認欲求満たしたい

③読みたい話がないので自分で書くしかない

の3パターンだと思ってる。

 

自分は③のパターンで書き始めた。

史上最高やばいくらい性癖に刺さる受け(Aとする)見つけたのに全然作品がないから。

 

作品が終了済、新規燃料望み無しの時点で覚悟してたけど某投稿サイトの検索結果一桁、最後の投稿も数年前で泣いた。しかも投稿してくれていた人達ですらA受けが一番好きってわけじゃなさそうでもっと泣いた。

投稿されてる作品は全部読んだ。萌えた。くっっそ萌えた。でもだからこそ何故こんなにA受けが少ないのか不可解な難事件かと思った。

もしかしたら検索方法が間違っているのかもしれない…検索避けしているのかもしれない…そう思って毎日ありとあらゆるサイトやSNSで考え得る検索ワードを打ち込み続けたが、新たな作品を発見することはできずただただ睡眠時間だけが削られた。

もし1件もA受けがなければ逆に諦めがついたかもしれない。でも既にA受けの素晴らしさを知ったあとに、もう新たな供給は公式はおろか二次創作からも得られないという絶望。

 

誰もA受けを与えてくれないので毎日脳内で物語を作り始めた。自分で考えた話はくっっそ萌えた。

そしてこのくっっそ萌える話を小説として読みたすぎる願望が爆発して一人の字書きが爆誕した。自分の欲望を満たすために字書きになったのである。

 

しかし満を持して字書きになったものの、小説を書くことは想像以上に時間がかかるし面倒くさかった。いやそもそも簡単に書けるならとっくの昔から書いてたけど。

脳内ではするする溢れてた映像も文字に起こそうとした瞬間カクカクしだす。なぜかキャラのセリフが棒読みになる。話を無理矢理進めようとすると軽くキャラ崩壊して自分と解釈違い起こる。つら…

 

でも存在するか分からないA受けを探すことに時間を費やし睡眠時間が削られる毎日に嫌気がさした私は、自分好みのA受けをこの世に生み出すために全集中で書き上げた。

そして記念すべき1作目が完成した。

 

くっっっそ萌えた!!!

キャラ解釈完全一致!シチュエーションど性癖!!だって自分で自分好みに書いたから!!!とにかく素晴らしいものを完成させてしまったとテンション上がって更に追加で3作書いた。

もしかしたらこれがきっかけでA受けが増えるかもとか思ったりして、意気揚々と某投稿サイトに投稿した。

 

…………全然評価されなかった。まずマイナーなので検索されないし読まれない。あと改めて自分の小説読んでみたら出来が酷い。キャラ解釈とシチュエーションは神でもそれ以外が糞。特に地の文が酷い。心理描写はポエムで情景描写はほぼない。そして唐突な場面変換。薄々気付いてたけど私はhtrだった。

 

それでも私は推しカプの小説を書き続けている。だって誰も書いてくれないから。自分で書いた二次創作の上位互換が読みてぇぇぇぇぇ!!!!!