サース・フェーとサース谷
Saas-Fee / Saastal
4000m級の山々に囲まれた美しい村
【基本情報】
州 名 Kanton Wallis ドイツ語圏
最寄駅 Visp
スイス各地からVisp駅まで行く。
Visp駅から511番のバスで約50分。
見 所 アルプスの山々、氷河、山上レストラン(展望台)、ダム湖など
ハイキング、各種アクティビティ
もくじ
1 サースフェーってどんなところ?
2 観光案内 主な見どころ
3 道の歩き方
1 サースフェーってどんなところ?
標高1798mに位置するサースフェー。
村を囲むように4000m級のミシャベル山脈が連なり、アルプスの真珠とも呼ばれる山岳リゾートです。
ツェルマットや他のスイス国内リゾートに比べ、山が近い!
スイスアルプスの絶景がこの谷にぎゅっと集まっている感じです。
展望台も多くあり、大地の圧倒的な存在感を、肌で感じることができます。
村があるサース谷には、他にサース・グルント、サース・アルマゲル、サース・バーレンがあり、各所をバスが結んでいます。
鉄道の乗り入れがないため、移動はバスになります。
お得情報
夏・秋シーズンには SaastalCard というゲスト向けカードがあり、
地域一帯のバスやケーブルカーを無料で利用できます。※一部有料
しかも、カードは無料! 宿泊先で貰えます。
有効期間は、到着日から出発日まで。
滞在中、どこへでも足を伸ばせます。
このカードでかなりお得に遊べるので、サース谷観光は長期滞在がおすすめです。
★SaastalCardについて 英語サイト
2 観光案内 主な見どころ
ハイキング、登山、崖上り、マウンテンバイク、様々なアクティビティがありますが、「普段そんなことしてないよ」という方には、展望台めぐりとダム湖がおすすめ。
到着したら、まずはインフォメーションで、地図や案内を手に入れましょう。
■ミッテルアラリン Mittelallalin 標高3500m。
広がるパノラマ、世界最大級の氷の洞窟「アイスパビリオン」、
世界一高い場所にある回転レストランがあり、夏スキーも。
サース・フェーから山岳交通を乗り継いで約40分。
村からAlpin Expressでフェルスキン(Felskinn)へ、
Metro Alpinに乗り換えてミッテルアラリンへ到着です。
フェルスキンまではSaastalCardで無料。
Metro Alpinは、Metro Plus Ticketを45CHFで購入することで、
滞在中乗り放題に。
このチケットには、アイスパビリオンの入場料も含まれています。
★観光局の英語サイト
■クロイツボーデン Kreuzboden 標高2420m。
観光局のサイトでは、家族向けの山と紹介されています。
様々なアクティビティがあります。
サース・グルントからゴンドラで約8分。
ゴンドラは SaastalCardで無料。
確かこの辺でもマーモットに餌やりが出来た気がします。
ピーナッツを持っていくと吉。
★観光局の日本語サイト
■ホーホサース Hohsaas 標高3200m。
モダンな建物のレストランとモンテローザなどの眺望。
クロイツボーデンからケーブルカーでさらに登ります。
ケーブルカーは SaastalCardで無料。
★観光局の英語サイト レストラン
■シュピールボーデン Spielboden 標高2448m。
マーモットがいる所。
サース・フェーからケーブルカーで約8分。
ケーブルカーは SaastalCardで無料。
ピーナッツとにんじんをお忘れなく。会えないこともあるかも。。。
★観光局の英語サイト マーモットのページ
■レングフリュー Längfluh 標高2869m。
目の前にフェー氷河が広がります。
サース・フェーからケーブルカーで約20分。
ケーブルカーは SaastalCardで無料。
レストランのテラスで眺めを堪能できます。
★観光局の英語サイト レストラン
■マットマルク湖 サース・アルマゲルにあるダム湖。
離れた場所にありますが、バスはSaastalCardで無料。
湖を歩いて一周できます。山道より楽に歩けます。
バス停側にはレストラン(夏季のみ営業)が、
湖の反対側にはイタリアへ続く山道があります。
★観光局の英語サイト
他にも見どころいっぱい。ハイキングコースもたくさんあります。
滞在中、ほぼ全ての交通費、ゴンドラやリフト代が無料という、破格のサービス。
宿泊費が高くなっても、こんなに安く滞在できるのはスイス国内でココだけではないでしょうか?
少なくとも1週間の滞在がおすすめ!
3 道の歩き方
スイスのハイキングコースは良く整備され、標識も多くあります。
簡単なものだと方向のみ、詳しい標識には現在地と標高、行き先と所要時間が表記されています。
ルートの種類は主に2つあり、黄色=Wanderweg=ハイキングコース、白地に赤線=Bergwanderweg=登山道となっています。
ルート表記は、標識がない道では、石や木にペンキで記されていることがあります。
ちなみに白地に青線=Alpinwanderwegは、展望台付近で見かけることができます。
これは道ですか?と問いたくなるルートです。
自分の体力と調子に合わせて、余裕を持ったルート選択を。
★ツェルマットのハイキングコース、登山道の案内 ドイツ語サイト
★標識の説明 ドイツ語サイト
▼ ▼▼ リンク集 ▼ ▼ ▼
・サース・フェー観光局 英語サイト
・スイス政府観光局 日本語サイト