全てが良くなる 筋膜ケア

2022年10月8日 0 Comments

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筋膜って何?

運動やリハビリの分野で改めて注目されているものがあります。それが筋膜です。

身体を作る全てのパーツは、膜状の薄い組織で覆われています。これは、「ファシア」と呼ばれています。

なかでも筋肉や内臓などの主要パーツを包むのが、筋膜です。

筋膜を意識することなどほぼないと言えますが、無視するのは大問題です。

トレーニング効果が落ちたり、スポーツパフォーマンスが下がったり、肩こりや腰痛などトラブルが一向に解決できなかったりする恐れもあります。

何が身体を支えるのか。そう聞かれたら「骨と筋肉」と答えるだろうか。確かに、骨と筋肉、つまり骨格は身体を支えていますが、筋膜も身体の支持に寄与しています。このことから、筋膜は、”第二の骨格”とも呼ばれています。

皮膚の下には、筋膜が2層にわたって走ります。浅いところを走る「浅筋膜」と、より深いところを走る「深筋膜」です。

浅筋膜にも深筋膜にも境目はなく、頭のてっぺんからつま先までシームレスにすっぽり覆います。

人体は立体整形されたボディスーツを2枚、重ね着しているようなものです。筋膜というボディスーツが身体の一体性を保つことから、”第二の骨格”と称されています。

それだけではなく、ファシアを含めた筋膜は、骨格を作る骨も筋肉も、さらに血管、神経、心臓などの内臓、脳だって覆っています。もっと言うとおよそ37兆個の細胞一つ一つをラッピングするのも筋膜です。臓器や細胞がバラバラにならず、決まったポジションで動けるのも、ミクロからマクロまで3次元でリンクさせる筋膜のおかげです。実は筋膜こそが「第一の骨格」かもしれません。

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