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ネット無料の賃貸物件は速度が遅い?Wifi付きアパート・マンションってどうなの?

ネット無料の賃貸物件は速度が遅い?Wifi付きアパート・マンションってどうなの?

皆さんは賃貸の物件を借りる時に何を重視しますか?
家賃や最寄り駅など重視するポイントは人によって違いますが、やはり今の時代に欠かせないのはWifiでないでしょうか。
普通、Wifiは各個人で料金を払わなければなりませんが、契約するマンションやアパートによっては完全無料でWifiを使うことが可能です。
しかし、SNSでは速度が遅いなどの不満の声も多く見られます。
ここでは料金的に嬉しいWifi無料のアパートやマンションについて調査し、もし遅ければ対処法を示したいと思います。

アパートやマンションの無料Wifiが遅くなる原因

最近の賃貸物件では無料で大多数が使うように想定された性能の高いWifiをいつでも使うことができる物件が増えています。
アパートやマンションで無料Wifiを快適に使えている人がいる一方、SNSなどでは賃貸のWifiに関して不満を持っている人も多く見られます。
ここではその原因を解明していきたいと思います。

時間帯による接続

1つの固定回線を各部屋に配っているので各部屋から通信が集中する時間帯は特に通信がしにくい可能性があります。
特に夜は各家庭の通信量が大きく通信がうまくできない可能性があります。
場合によっては、夜にマンションの人々がWifiをよく使う時間帯というだけで通信速度は約30Mbpsも落ちてしまうこともあります。
このことから通信速度は使っている人数に非常に影響を受けやすいことが分かります。
しかしメリットとしては使う人が少ない朝方の通信速度は、賃貸でない一軒家の月々有料のWifiの通信速度をはるかに上回ります。
時間帯や平日か休日かによっても通信速度が大きく変化することは、使う時間を工夫すれば非常に快適に使うことも可能です。

Wifi規格が古い場合

Wifi回線が古い場合に最新の通信速度の恩恵を受けられない可能性があります。
大家さんによってはWifiについて情報が不足している人もいて、規模や時期に合わせてWifiの使い方を自由に変えることができないこともあり、長年同じ回線を使っていてWifi回線が古くなってしまう可能性もあります。
Wifiは年々規格というものが変化していて最新のものに変化すれば当然通信スピードも上がります。
例として、IEEE 802.11acという規格は2014年に策定されましたが最大通信速度は6.9Gbpsです。
さらにIEEE 802.11axは2021年に策定されましたが最大通信速度は9.6Gbpsです。
これらを比較すると、明らかに後者の通信速度が早いことが分かります。
個人ができることとしては大家さんに直接そのことを相談して改善してもらうということもできます。

各配線の性質による速度の低下

アパートやマンションの固定回線の性能は良いですが、それを部屋に送る時に配線方法によって速度が減少してしまう場合があります。
配線方法は光配線、LAN配線、VDSL配線のそれぞれがあります。
光配線であれば影響はほとんど受けないですが、LAN配線や VDSL配線であれば最大通信速度は約10分の1になってしまいます。
各配線によって速度は大きく変わってくるので大さん家に確認して変えてもらうのも改善の一つでしょう。

場所や構造によっての速度の低下

各部屋に置いてあるLANがない場合マンションの回線の場所から離れている部屋ほどインターネットが接続しにくいという問題もあります。
マンションであれば階層や各階の場所によって速度が大きく異なる場合があります。
またマンション自体が鉄筋コンクリートで出来ている場合に電波が通りづらいなどの影響もあります。
ある記事によれば鉄筋コンクリートかそうでないかで通信速度は約10Mbpsの大きい変化もあるという結果もあります。
それらはアパートとマンションの場所構造なども考慮して変わってくるので注意が必要です。

もし賃貸の無料Wifiが遅かった時の対処法

無料Wifiは大家さんが負担しているので回線が遅いからといって、新しい物に工事をしてもらうことは難しいかもしれません。
そこで賃貸の無料Wifiが遅い時の対処方法を説明します。

モバイルWifiルーターの活用

モバイルWifiルーターは工事を行って固定回線を引く必要はありません。
外で大容量のデータ通信を行う場合に使うことが多いイメージですが、もちろん外でも家でも使うことができます。
例えば有名なモバイルWifiルーターとしてWiMAXが知られています。
これらは契約初月最低金額約1400円から2ヶ月目以降約4000円でプランによって変わってきますがデータは無制限で使うことが可能です。
最大通信速度は下りで2.7Gbpsとなり、固定のWifiよりも通信速度は遜色ないどころかそれを上回っている程度です。
平均速度は明示されていませんが最大速度が2.7Gbpsである以上相当速いものになっています。
よってモバイルWifiルーターでWifiの代替をするのも有効です。
デメリットとしては、プランによっては月々定額で無制限と謳っているにもかかわらず、データ通信量によって料金が変わってくることですね。

ホームルーターの活用

ホームルーターは工事不要な固定回線ですが回線工事済みのWifiによく似ています。
回線契約してから電源を付ければすぐに使えることが出来ることが魅力の一つです。
その中でSoftbank Airは非常に有用です。
ホームルーターを広めるためにキャンペーンも豊富で今ソフトバンクは1年間実質無料のキャンペーンを行っています。
また最高通信速度は下り612Mbpsであり、最大128台の電子機器の接続が可能です。
もちろんデータは条件がありますが無制限で使うことが可能です。
このことから固定回線のWifiと遜色なくより手軽にWifiを利用することが可能であるので非常に有効です。

通信会社の大容量プランによるインターネット共有

今のデータ通信を大量に消費する時代では通信を提供する有名会社の料金プランをWifiの代わりに組み込むことも可能です。
例えばdocomoが提供するahamoは2022年6月から「ahamo大盛り」を始めました。
平均通信速度は30-40Mbpsと他のWifiと遜色ない通信速度です。
月税込4950円で100GBまでは平均通信速度で使えます。
100GBの通信を超過後は1Mbpsのスピードで使えます。
100GB程度では動画のダウンロードもかなり余裕があるのでこの通信回線を基盤として他のインターネット機器に繋げることでWifiとほぼ同じ状況を再現できます。
他にも多くの有名通信会社があるので状況によって使い分けることも可能です。多くの人が契約し始めている理由である契約の手軽さも魅力です。

ネット無料の賃貸物件は速度が遅い?Wifi付きアパート・マンションってどうなの?|まとめ

有料で持ち家の1回線より大多数が使う全体で回線スピードが速く無料である賃貸の無料Wifiは有用ですが問題点もあることが分かりました。
ここではアパートとマンションの利便性や速度を調査し遅いと感じた時の対処法まで記載しました。
時間帯をずらして快適に無料Wifiを使うというのも工夫の一つですが、もし遅くても各個人で回線を契約することは可能ですので、いろいろな選択肢を取ることができます。
先述の通り各個人の状況によって選択肢は変わってきますが、柔軟に対応することがWifi問題で不満を抱えないコツの一つですのでぜひ参考にしてみてください。

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