アナログ漫画制作の手順を徹底解説!【初心者向け】

沢月高校生徒会長の仁造なのだ!!
今回は「漫画の制作手順」について解説していくぞ〜!
初心者の方は是非参考にしてほしいのだ!
そして!今回は松田くんの兄である怜悧くんが一緒に解説してくれるぞ~!!

怜悧くんについてはこちら!!

今日は怜悧くんが働いている喫茶店からお届けするぞ~!
いつも漫画制作の場所を提供してくれるからとっても助かるのだ!

こちらこそいつもありがとう
仁造くんはたくさん注文してくれるからお店としても助かってるよ

それは何よりなのだ!
怜悧くんの淹れてくれたコーヒーは今日も激ウマだぞ!

ふふっ…そう言ってもらえると嬉しいよ
それじゃあ解説に移ろうか

…おっと、本来の目的を忘れるところであった…!
解説スタートなのだ!!


アナログ漫画制作の手順


漫画の制作手順のまとめはこちら!!

制作手順①設定を固める「プロット」

プロットでやることリスト
  1. テーマを決める
  2. キャラクターを決める
  3. 世界観を決める
  4. 起承転結を考える
プロットで使用するもの
  • ノートなどの用紙
  • 鉛筆またはシャープペンシル

まずは「プロット」から始めるのだ!
プロットとは、ストーリーの流れを構成する段階である!テーマや世界観なども決めるぞ!

この段階で物語の大筋を決めておかないとね
順番に解説していこうか

・テーマを決める

我輩はテーマを決めるのが苦手だから、いつも怜悧くんにネタを頂戴してるのだ!

テーマは自由に決めていいからこそ、決め方がわからなくなってしまうよね
そんな時は以下の点を意識してみよう

  • 好きなことや興味のあること
  • 自分が今までに体験したこと
  • 憧れや妄想など
  • 世の中に伝えたいこと

漫画を描くにはある程度の知識が必要だから、興味のあることをテーマにしたほうがモチベーションも上がると思うよ

なるほどなのだ…我輩も怜悧くんに頼ってばかりいないで自分でネタ探ししてみるのだ!

・キャラクターを決める

キャラクター作りは我輩の得意分野なのだ!

じゃあここは仁造くんに簡単に解説してもらおうかな

了解なのだ!
キャラクターは以下の項目を意識して作ってほしいのだ!

  • 読者が共感できる部分がある
  • 読者が憧れる部分がある
  • どんな人生を歩み、どんな価値観を持っているのかを深掘りする

キャラクターへの共感や憧れがあってこそ、物語に深みが出るんだね

そうなのだ!
詳しくは別記事で紹介してるからそちらも見てほしいのだ!

世界観を決める

世界観は先に決めておいたほうがリアルな物語が作れるぞ!

壮大なスケールで考える必要はないから、以下の点を意識してみて

  • キャラクターの身の回りから少しずつ膨らませて考える
  • その世界でキャラクター達がどんな暮らしをしているのか考える
  • その世界観でキャラクター達にどんな影響があるのか考える

壮大な世界観よりも「キャラクターがどんな暮らしをしているのか」を意識してみると考えやすいと思うよ

怜悧くん漫画描いたことないのに我輩より的確なこと言ってるのだ…

映画とか観るの好きだからさ
物語を考えたりするのは好きなんだ

さすが怜悧くんなのだ!
我輩も見習わねば!

・起承転結を考える

物語は「起承転結」が基本だぞ!!

ストーリーの流れを考えるには以下の点を意識してみてね

起(き) 物語の発端(キャラクターや世界観の紹介)
承(しょう) 物語の発展(エピソードを重ねてキャラクターへの理解を深める)
転(てん) 物語の急転(事件が起きたり、事件を解決するために奮闘する)
結(けつ) 物語の結末(事件が終結する)

 

ストーリー内容が思い浮かばない場合は、先に「転(てん)」や「結(けつ)」から考えると良いぞ!

「起(き)」や「承(しょう)」は後から考えるんだね
確かに、先にクライマックスを考えていれば「どんな物語が描きたいのか」が明確になるかもね

そうなのだ!
オチを決めた後、「承(しょう)」でそのオチを盛り上げるためのエピソードを書けば良いぞ!

プロットのまとめ!!

プロットはネームを書く上でかなり重要だから、しっかりと考えておくのだぞ!

仁造くん、少し前まではプロットを飛ばしてネームから書いてなかったっけ?

そうなのだ…
我輩はプロットをサボってネームから書いてたら、途中で何を描きたいかわからなくなってしまったのである…

そういえば何度もネームのやり直ししてたね…

そうならないためにも、別記事でプロットの失敗談と解決策を紹介してるからそちらも見てほしいのだ!


制作手順②物語の構成を決める「ネーム」

ネームでやることリスト
  1. セリフを決める
  2. コマ割りを決める
  3. 簡単に絵を描く
ネームで使用するもの
  • 無地の用紙(ルーズリーフやコピー用紙)
  • 鉛筆またはシャープペンシル

次は「ネーム」の解説をするぞ!
ネームとは!物語の構成を考えていく段階である!

漫画で言う「構成」は『エピソードやシーンを組み合わせて全体を作り上げること』っていう意味だと思ってね

ネームで考えた内容がそのまま原稿になるから、ここで構成をしっかり決めておくことが大事なのだ!

セリフを決める

セリフはかなり大事なのだ!
どんなセリフを言わせるかでキャラの魅力が変わってくるのである!

セリフを考えるときは以下の点を注意してみてね

  • キャラクターの性格や価値観に沿ったセリフを言わせる
  • 言葉で説明しすぎない
  • 1つのセリフに情報を詰め込みすぎない

言葉が説明的になってしまうと、読者は飽きてしまうのである!
それではせっかく考えたキャラが台無しなのだ!

少ないセリフで情報を伝えるためには「絵で伝える」ことを意識しようね

コマ割りを決める

コマ割りは結構悩むのだ〜!

割り方によって見え方が全然違うもんね
コマ割りが苦手な人は以下の点を意識してみよう

  • 重要なシーンは大きなコマを使うなど、画面にメリハリをつける
  • 隣のページと並べたときにコマの大きさや割り方が同じにならないようにする
  • 斜めにコマを割って画面に動きをつける

コマを斜めに割るとスピード感とか緊張感が出るから、見せ場に使うといいかもね

コマ数はなるべく6コマ以内に収めるようにすると読みやすくなるぞ!

簡単に絵を描く

ネームは本番ではないから、簡単な絵で大丈夫なのだ!

ただ、ネームを担当さんにチェックしてもらう場合は、相手に状況が伝わらないと困るから以下の点に注意しよう

  • キャラクターの表情がわかるように描く
  • どの場所にいるのかわかるように描く
  • 絵で伝わらない可能性がある場所はメモを書いておく

担当さんによっては「きちんと絵を描いてほしい」と言われる場合もあるらしいよ
「絵の練習になるから」って

そうなのであるか!?
我輩もちゃんと描いたほうが良さげであるな…

ネームのまとめ!!

ネームを書く時は、読者を意識してしっかりと構成を練るのだ!

そういえば仁造くんのネームは透悧がチェックしてるんだよね

怜悧くんの弟くんにはいつもネームチェックしてくれて感謝してるのだが…
生徒会の仕事をサボるためにやってるからなんだか複雑なのである~!!

あはは…透悧らしいね
いつも弟が迷惑かけてごめんよ

もう慣れっこなのだ!!
そんな怜悧くんの弟くんと一緒にネームの失敗談と解決策を紹介してるからそちらも見てほしいのだ!


制作手順③原稿への「下描き」

下描きでやることリスト
  1. ノドの部分や枠線に線を引く
  2. 吹き出しを描く
  3. キャラクターや背景を描く
下描きで使用するもの
  • 原稿用紙
  • 鉛筆またはシャープペンシル
  • 直線定規
  • 雲形定規

ここからは原稿に入っていくぞ!
下描きだからといって侮るなかれなのだ!

この段階で間違えると後が大変だから気を付けてね

ノドの部分や枠線に線を引く

最初は原稿用紙に枠線を描いていくのだ!

枠線を引く時は以下の点を注意しよう

  • 奇数ページは右、偶数ページは左にノドの線を引く
  • 通常のコマは「内枠」の中に収め、重要なコマは「外枠」まで線を引く
  • コマ同士の隙間は縦のコマを広く、横のコマを狭くする

原稿用紙には「内枠」「タチキリ線」「外枠」があるのだ!
ノドの線は「内枠」に沿って引くのだぞ!

「ノド」というのは、本を見開きにしたときに閉じてる部分のことだね

そうなのだ!
原稿用紙の使い方に関しては注意点が多いから別記事で紹介するぞ!

吹き出しを描く

読みやすい漫画にするためには、吹き出しの位置にも注意が必要だぞ!

読者に読んでもらうためにも、以下の点を意識してみて

  • セリフはなるべく内枠の中に収める
  • 吹き出しの先(しっぽ)を描いて、誰のセリフかわかるようにする
  • キャラクターの感情によって吹き出しの形状を変える

吹き出しはなるべく内枠からはみ出さないように描くのだ!
重要なセリフは特に!

吹き出しの位置や形状に関しては、「原稿用紙の内枠」を意識してネームの段階でしっかりと考えておかないとね

キャラクターや背景を描く

キャラや背景の下描きに関しては、人によってやり方が違うのだ!

仁造くんはキャラクターの下描きが終わったらペン入れしてるよね

そうなのだ!
やり方については人それぞれだから、次の項目を参考にしてほしいのだ!

  • やり方①枠線や吹き出しのペン入れ後、キャラクターや背景を下描きする
  • やり方②キャラクターの下描き後にペン入れをし、終わったら背景を下描きする
  • やり方③すべての下描きが終わってからペン入れする

他にも違うやり方があるだろうから、やりやすい順番で下描きすると良いぞ!

先にペン入れすると修正が難しくなるから、それを踏まえた上で自分のやりやすい方法を見つけてみてね

下描きのまとめ!!

下描きは簡単そうに見えて重要なポイントがたくさんあるのだ~!

特に枠線や吹き出しの位置については注意が必要だね

他にも下描きについての失敗談と解決策があるから併せて読んでほしいのだ!


制作手順④集中力が必要な「ペン入れ」

ペン入れでやることリスト
  1. 描き文字や枠線などのペン入れをする
  2. 人物のペン入れをする
  3. 背景のペン入れをする
  4. 効果線を引く
ペン入れで使用するもの
  • Gペン
  • 丸ペン
  • ペン軸
  • インク
  • ミリペン
  • 烏口(からすぐち)
  • 直線定規
  • 雲形定規

次はペン入れに入っていくぞ~!
ここからが本番だから一番集中力が必要なのだ!

ペン入れに関しては人によって順序が違うだろうから、やりやすい方法を探してみてね

描き文字や枠線などのペン入れをする

我輩は最初に「描き文字」からスタートするのだ!

「描き文字」は擬音語や擬態語を手描きで描いたものだね
最初のペン入れは以下の点を意識してやってみよう

  • 枠線からはみ出してしまう描き文字や吹き出しからペン入れする
  • 枠線からはみ出た描き文字の境界線は「フチ取り」をする
  • 枠線は線が均等になるように勢いよく引く

枠線からはみ出した描き文字は、目立たせないといけないからスキマを開けてフチ取りしてほしいのだ!

この段階でフチ取りをしておけば、修正の手間が省けるわけだね

後でホワイトでフチ取りする人もいるから、やりやすいほうを選んでほしいのだ!

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烏口(からすぐち):枠線を引く時に使用するもの。初心者には扱いが難しい。

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ミリペン:ペン入れの時は何にでも使える。
烏口を使用したくない場合は「0.8㎜以上のペン」で枠線を引くのがオススメ。

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直線定規(45㎝):枠線を引くなら長い定規を使おう!

人物のペン入れをする

次は人物のペン入れなのだ!

キャラクターを魅力的に描きたいところだね
人物のペン入れをするときは以下の点に気を付けよう

  • 原稿用紙を回しながら描く
  • 太い線はGペン、細い線は丸ペンを使うなどして線に強弱をつける
  • 影を描いて立体感を出す

我輩は人物のペン入れの段階で影を描きこむようにしてるのだ!

絵柄によって描き方が違うだろうから、好きな漫画家さんの描き方を参考にすると良いよ

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Gペン:主に人物のペン入れに使用する。太い線を描きやすい。

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丸ペン(ゼブラ):ゼブラの丸ペンは人物や効果線のペン入れにオススメ。

背景のペン入れをする

背景は描きこみ方によって読みごたえが違ってくるぞ!

確かに描きこみ量が多いほうがリアルさが増すかもね
背景のペン入れは次の点を意識してみよう

  • タチカワの丸ペンでペン入れする
  • 人物よりも目立たないように線を細くする
  • 建物の影を描きこむ

「タチカワ」っていうメーカーの丸ペンは、ペン先が硬いから背景向きなんだよね?

そうなのだ!
ペン先が硬いと細い線が描きやすいのだ!

メーカーによっても向き不向きがあるみたいだから気を付けないとね

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丸ペン(タチカワ):背景のペン入れはタチカワの丸ペンがオススメ。

効果線を引く

我輩は効果線を多用してるぞ!
効果線があるだけで画面が映えるからな!

「効果線」はキャラの感情やスピード感を表現する時に描く線のことだね
次のことを意識してみよう

  • ゼブラの丸ペンで勢いよく線を引く
  • スピード線や集中線は線の長さをバラつかせる
  • カケアミのグラデーションは薄くなるにつれて描きこみの量を減らす

「ゼブラ」っていうメーカーの丸ペンはペン先が柔らかいから、人物のペン入れや効果線を引く時に使うみたいだね

線の強弱が大事な線はゼブラの丸ペンが良いぞ!

効果線の種類に関しては別記事で紹介してるみたいだからそちらも参考にしてみてね

ペン入れのまとめ!!

ペン入れによって完成度の高さが変わってくるから、好きな漫画家さんの描き方を参考にしてほしいのだ!

描き方や描きこみ量は人によって変わるだろうから、自分の絵柄に合った方法を探してみてね

我輩のペン入れの失敗談と解決策もあるからそっちも併せて読んでほしいのだ!


制作手順⑤やり方次第で印象が変わる「ベタ塗り」

ベタ塗りでやることリスト
  1. ミリペンで塗る場所の線の内側を囲う
  2. 筆ペンで全体を塗る
  3. 「ツヤベタ」をする
ベタ塗りで使用するもの
  • ミリペン
  • 筆ペン

次はベタ塗りの解説を進めるのだ!

「ベタ塗り」は黒く塗りつぶす作業のことだね

ベタをするだけで進んだ感があって楽しいぞ!

ミリペンで塗る場所の線の内側を囲う

我輩はこの作業をサボってよく秋山くんに怒られるのだ!

この作業がないと、筆ペンでベタ塗りしたときにはみ出しちゃうもんね
まずは「サボらないこと」だね

ぐぬぬ…ごもっともなのである…

筆ペンで全体を塗る

筆ペンで全体を塗るときは「ベタムラ」ができないように注意してほしいのだ!

多少のベタムラは気にしなくていいみたいだけど、なるべく綺麗な状態で仕上げたいところだね

筆ペンでベタムラがどうしても気になる場合は、十分なインクの量で重ね塗りするのだ!

「ツヤベタ」をする

「ツヤベタ」は髪の毛のベタに使うことが多いぞ!

絵柄によってはツヤベタをしない人もいるみたいだね
やる人は以下の点を意識してみよう

  • 光源を意識して影を描く
  • 必ず影になるところから塗っていく
  • 光源がある方はツヤベタを控えめにしておく

我輩はツヤベタ楽しいから結構得意なのだ!

ツヤベタについては仁造くんと霧くんが別記事で紹介してるよ

べた塗りのまとめ!!

ベタは塗り方によって印象が変わってくるぞ!

どんな塗り方が自分の絵柄に合っているのか模索してみるのが良いかもね

我輩のベタ塗り失敗談と解決策も併せて読んでほしいのだ!


制作手順⑥見栄えが良くなる「トーン貼り」

トーン貼りでやることリスト
  1. 人物のトーンを貼る
  2. 背景にトーンを貼る
トーン貼りで使用するもの
  • トーン
  • カッター
  • トーンヘラ

ここからは「トーン貼り」に入っていくぞ~!
トーンの貼り方で見栄えが全然違ってくるのだ!

「トーン」は柄の入ったフィルムのことだね
一気に豪華さが増すイメージがあるよ

そうなのだ!
完成が近づいていくのがわかるから楽しいぞ!

人物のトーンを貼る

まずは洋服や髪の毛のトーンを貼っていくのだ!

トーンを貼るときは以下の点に気を付けよう

  • 必ず貼らなければならない部分を優先して貼っていく
  • カッターで原稿用紙を傷つけないように切る
  • 「モアレ」が出ないようにする

「モアレ」っていうのは、トーンを重ね貼りしたときにできる模様のことなのだ!
見栄えが悪くなるから要注意だぞ!

同じ線数のトーンで角度を合わせて貼ればモアレはできないみたいだけど、慣れないうちは重ね貼りしないほうがいいかもしれないね

背景にトーンを貼る

次は背景にトーンを貼っていくぞ!

背景にトーンを貼るときは以下の点に注意しよう

  • 薄いトーンを使って背景が目立ちすぎないようにする
  • トーンを削って雲や太陽の光などを自然に表現する
  • スピード線があるシーンは線に沿ってトーンを削る

漫画の仕上がりが白くなりがちな人はきちんと背景にトーンを貼ってほしいのだ!

画面が淡白にならないように、トーンを削ることも大事だね

トーンのまとめ!!

トーンは少年漫画と少女漫画で貼り方が全然違うのだ~!

少年漫画はトーンが少なくて、少女漫画はトーンが多いイメージがあるね

どんなトーンを貼れば良いのか、好きな漫画家さんの貼り方を参考にしてほしいのだ!

上達するには資料を見るべきってことだね

そういうことなのだ!
別記事で我輩のトーン失敗談と解決策も紹介してるから見てほしいのだ!


制作手順⑦原稿をきれいにする「仕上げ」

仕上げでやることリスト
  1. ホワイトで修正する
  2. 全体の仕上がりを確認する
仕上げで使用するもの
  • ホワイト
  • 漫画用の筆
  • トレーシングペーパー
  • マスキングテープ
  • 鉛筆またはシャープペンシル

ついに原稿も終わりが見えてきたのだ!

最後まで気を抜かずに丁寧にやっていこう!

ホワイトで修正する

トーンが終わったらホワイトで原稿をキレイに仕上げていくのだ!!

ホワイトをするときは次のことに注意しよう

  • 先の尖った筆を使う
  • 修正すべきでない場所にホワイトを塗らないように気をつける
  • ホワイトをかけた場所は上から線を引かないようにする

ホワイトの上から線を引くのはおすすめしないのだ!
Gペンや丸ペンでやるとホワイトが崩れるし、ミリペンでやるとペン先がダメになってしまうぞ!

ホワイトの上から線を引かないようにするためには、ホワイトがはみ出さないように注意しながらやらないとね

全体の仕上がりを確認する

最後に全体の仕上がりを確認するぞ!!

仕上がりを確認するときは次のことを意識しよう

  • 全体のバランスを確認する
  • バランスが悪いところがあればトーンを追加で貼っていく
  • 仕上げの確認と同時にセリフを書いていく

全体のバランスがとれたら、セリフを入れていこう

セリフはシャーペンで吹き出しに直接書くぞ!
表紙や直接書けない場所はトレーシングペーパーをマスキングテープで固定して上から書くのだ!

セリフを書き終わったら、書き漏れがないか最終チェックを忘れずにね

仕上げのまとめ!!

ホワイトは意外と難しいから最後まで気を抜かないでほしいのだ~!

原稿はなるべく「全体をバランスよくすること」と「キレイに仕上げること」を意識してやっていこうね

我輩の仕上げ失敗談と解決策も参考にしてほしいのだ!

漫画の制作手順まとめ!!!

漫画の制作は以下のことを意識するのだ!!

ものすごく手間がかかってるんだね

細かいこと言うともっと注意点がいっぱいあるのだ!
今回は全体の流れだけでも抑えてほしいのだ!

仁造くんたちはすごいよ
ここまでの作業を毎回やってるんだから本当に尊敬する

えへへ…照れちゃうのだ~!
今はデジタルも勉強中だぞ!

デジタルに関しては仁造くんのお兄ちゃんが教えてくれるもんね
僕も万造からデジタル習おうかな

兄上は基礎から教えてくれるから、怜悧くんも兄上から習ってみるのだ!

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