最近は休みに、意識してブラインドタッチの練習をしている。
え?今頃?という感じだと思うのだけれど、実は私がブラインドタッチを練習したのは、英文タイプライター。DelateとかEnterとか、なかったのよ。
なので、私のブラインドタッチは普通のアルファベット限定だった。
ご覧の通りドイツ語のキーボードは配列が少し違う、それは覚えたものの、ウムラウトや日本語の記号など当時なかったものは、見て打ったり違う指で打ったりする癖がついてしまった。
ショートカットキーは指を置く位置をずらしたり、矢印キー、Fキーなど遠いものは一本指でしたりするので、そこから崩れたのもあるかも。
でも、指を置く位置をずらすと、その後にタイプミスをしてしまったり、設定の変なキーを触ってしまったり。タイプミスをするとまたDelateが必要になって堂々巡りだし、その分の時間のロスが大きいなあと。
時間がある時に、慌てずゆっくり練習。
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さて、ずっと前にも書いたけれど、コンピューターをよく使う人には、左マウスは絶対にお薦め。
キーボードも、画面を見る首の動きも、兎に角コンピューターというものは体によくなくて、昔の整形外科のボスがいつも「人間の体というのは、そんな微小な動きを何千回何万回も繰り返すように作られていないんだ」と言っていた。中でもいけないのはマウスだと思う。特にドラッグ&ドロップとか、スクロールとか。
私もそれで手首から肘と肩をやられる事がちょくちょくあり、最初は「掃除を左手でしよう」とか、色々やってみたけれど、不器用過ぎてとても無理。
それ位なら、左マウスを覚えた方が早いかも?そもそも、右マウスだって生まれて初めての時は難しかったけれど、すぐに慣れたよね?と、発想を転換したという訳。
最初のうちは「ムキーッ」となるけれど、すぐに慣れるよ。一週末だけではちょっと厳しいかも知れないけれど、連休があれば充分。私も今は左でお絵かきできる位になっている。
(注:左に置くだけでなく、必ず左マウスの設定に変える事こと。)
仕事の時は右マウスで家では左マウスにして負担を分散したり、痛みが出て来たら仕事でも左マウスにして徹底的に休めたり。
本格的な腱鞘炎になると、サポーターどころか、最悪手首から肘までギプスなみに固定して何箇月も安静にしないといけない場合もあるので、そうなる前に休めて回復させるのが大事なのだ。
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余談になるけれど、コンピューター仕事をする人の肩凝りは、肩甲骨の真ん中とか、肩甲骨と背骨の間とかに出るのが特徴的。
マッサージして貰うのは気持ちがいいけれど、残念ながら持続効果はない。大事なのは、軽いダンベル体操とか、肩甲骨を回す運動とか、ストレッチとか、やり易いのを少しでもいいので、毎日する事。
私はこんな感じでやっています。スッピンだし色々恥ずかしいので逆光で。
「普段の生活で使わない動き」というのがポイント。
やり始めの頃は、自分で「ブリキの木こりかよ」と突っ込んでしまう位ゴキゴキだったよー。