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アニメの徒然小道のカテゴリも今日から日本の昭和時代のアニメの中で特にダークヒーローが登場する作品にスポットをあて、過去から時系列で紹介、感想・考察を投稿していきたいと思います。
🔶今日のアニメの徒然小道では、1967年にTV放送されていたされたテレビアニメ『黄金バット』(おうごんバット)の当時のTV放送、および配信先動画視聴(DMM TV)からの感想・考察のリニューアル投稿です。
【黄金バット:作品の概要】
『黄金バット』(おうごんバット)は、昭和の初期の紙芝居のタイトルロールの主人公をさしています。金色の不気味な骸骨の姿をし、漆黒のマントを身にまとっています。昭和40年代に漫画・映画・テレビアニメ化されました。
スーパーヒーローとアンチヒーローの両面をもつ孤高の主人公であり、当時の常識的な視点から一般的には死の象徴として忌避される髑髏をモチーフにしたヒーローという点では、その強すぎる存在感は当時圧倒的なOPにのって大人気でした。
特有の「高笑い」と共に現れる、金色のコウモリに大きな特徴があります。
しばしば「日本初のスーパーヒーロー」として紹介される。また、「スーパーマン」よりも8年先立ち誕生した世界最古のスーパーヒーローともされています。注1)
デイリースポーツ. (2023年2月5日) 2023年11月27日閲覧。
〖注目WEBページ〗
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【黄金バット:ストーリー】
謎のアトランティス大陸の調査に向けて、古代象形文字が刻まれた古代書を携えた考古学者であるミレ博士は、娘マリーを船に乗せ、南極大陸付近を航行中、謎のナゾ―一味に撃沈されてしまいます。
新発明のスーパーカーの飛行テストを行っていた科学者ヤマトネ博士と、息子のタケル、どこか間の抜けた助手のダレオは、南極沖で乗っていた船が、漂流していた少女マリーを救出します。
その後、一行はアトランティス大陸を発見し上陸します。遺跡の王宮神殿の地下で古い棺を発見します。その棺に書かれた碑文をヤマトネ博士が解読し、博士の指示に従ってマリーが中に水を注ぐと、超人黄金バットが数万年の眠りから蘇ります。 復活した黄金バットはヤマトネ博士らとともにナゾーとの戦いに身を投じていくのです・・・フハハハハハ
【黄金バット:主なキャスト】
- ヤマトネ博士:千葉真一
- 風早アキラ:山川ワタル
- 秋山ナオミ:筑波久子
- マリー・ペアード:高見エミリー
👆マリーと黄金のコウモリ。
第1話では、黄金のコウモリがヤマトネ博士やマリーたちをアトランティス大陸の王宮の間の『黄金バット』が眠る棺へ招き入れます。黄金バットは、アトランティス大陸を支配した民族と高度な文明が関連しているのでしょうか?そんなイメージを膨らませる謎のヒーローです。
黄金のコウモリは、ボリビアに実在すると言われているクロアカコウモリ(絶滅危惧第1級種)、このコウモリがモデルなのでしょうか?なんて考えると楽しいですね。
- パール博士:アンドレ・ヒューズ(声:佐藤汎彦)
- 清水隊員:中田博久
- 中村隊員:岡野耕作
- 宇宙怪人ナゾー:関山耕司
- ケロイド:沼田曜一
- ピラニア:国景子
- ジャッカル:北川恵一
- 天文台の博士:片山滉
- 警官:青島幸男
- 黄金バット:ミスター黄金バット(佐藤汎彦)(声:小林修)
★『黄金バット』 懐想・考察記
56年前、昭和42年誕生のTVアニメ作品ということで、私たちの世代でも超懐かしいとしか表現できない作品です。
黄金バットとしては、この1967年TV放送が一番人気で、この原作に関しては昭和初期に紙芝居で黒バットというのが存在し、大分県出身の紙芝居作家永松健夫さん(1912年〈明治45年〉3月1日 - 1961年〈昭和36年〉11月17日)という方が主人公を黄金色にした絵19枚に書いていたことが始まりとされています。
そう考えてみると、この『黄金バット』というヒーローは、日本が戦争時代に突入していった暗黒の時代に生まれたヒーローだと申し上げてもよいと思います。
亡くなった私の父も子供の頃に、この黒バットの紙芝居をよく見たという話を聞いています。黒バットは悪役で最後にこの黄金バットが正義の味方として現れてくるそうである。
私が5歳のころ、この黄金バットを主人公にしている紙芝居を観たことがあります。ですが、紙芝居の『黄金バット』のスタイルは、首部分がフリルのついた漆黒のマントが印象に残っています。そして、昭和40年代になって、この黄金バットをテレビアニメ作品として企画制作され、人気が広がったわけです。よって、黄金バットが、紙芝居時代の登場から考察すると日本最古のスーパーヒーローということになると思います。その髑髏のフェースに独特のスタイル、まさにダークヒーローの祖といえます。しかも作中独特の高笑いで『フハハハハハ~』と登場したり去っていく姿はあまりにダークで超個性的なヒーローといえます。しかもあのスーパーマンよりも早く誕生していたのです。
2000年に黄金バットのリメイクの企画が持ち上がったが、なぜかその案はなくなってしまったのですかね??。
👆幻の新・黄金バット2000「The Golden Bat~millennium version~」
この1967年の作品の内容は観ていただければ、まず第一印象が、しっかりレトロでノスタルジーさえ感じます。ドクロのフェイスに黄金の体。漆黒のマントに身をつつみ、片手にはあらゆるものを切り裂くことのできるシルバーバトンを手にしています。ドクロフェイスの漆黒の眼は、何でも透視できる能力も備え、空を、海中でも、宇宙空間でも活動できる謎の能力を持っている。当時、子供の頃、この黄金バットの身をまとうマントに絶大な人気がありました。
今みると超古典的ともいえる古さはありますが、逆に古すぎてかなりの新鮮ささえ感じます。
ストーリーとしては、太古の一万年前のアトランティス大陸から蘇った黄金バットが、謎のナゾ―組織と戦っていくというストーリーで、エピソードの途中から、黄金バットと敵対する『暗闇バット』(紙芝居時代の黒バットをモチーフしたものと思われます)が登場し、何度も対決する展開をとっています。
OPの歌詞にもあるように黄金バットがどこから現れるかはわからませんが、すべては黄金のコウモリさんだけが知っています。
マリーが「コウモリさん、コウモリさん・・」と、その流す涙とともに黄金バットが現れるのを祈るシーンが印象的です。
黄金バットは空も飛べるし、海中でも戦え、また宇宙空間でも戦える。また灰と化しても必ず蘇るというスーパーヒーローですが、ただ一つ欠点があります。四次元世界の戦いで敗れれば復活できないということがラストエピソードでは描写されています。
個人的な希望ですけど、こんな時代だからこそ日本が世界に誇るダークヒーロー『黄金バット』を蘇らせてほしいと思うのはワガママでしょうか?
今の若きアニメファンに是非、一度みていただきたい作品です。
👍👍👍👍👍�
👆謎の生命体。ナゾ― 。口癖は「オーンボロゾー」
当時、一番不明だったのが、敵首領のナゾ―の合言葉「ローンボロゾー」いったい何なのでしょう(笑)(゚∀゚)
犯罪人類学の創始者チェーザレ・ロンブローゾから来ている、というのが有力視されているようなのですが。
【黄金バット:配信先(DMM TV)視聴】
(1967年、全52話、見放題)
配信サイトへリンクしています。DMM TV会員登録後、視聴できます。
初回登録30日間無料サービス付きです。
他配信サイト
【黄金バット:製作スタッフ、公開データ】
- 原作:永松健夫
- 連載:「少年画報」「週刊少年キング」
- 監修:加太こうじ、申相玉
- 脚本:島内三秀 他
- 動画監督:森川信英
- 美術監督:木村和夫
- 音楽:田中正史
- 演出:石黒昇・若林忠雄・庵原和夫・柳田灸次郎・佐々木治次 他
- 制作協力:東洋放送
- 制作:第一動画
- 放送期間: 1967年4月1日~1968年3月23日 全52話
- 放送局:日本テレビ系列
【黄金バット:主題歌】
オープニングテーマ「黄金バットの歌」
👆黄金バット主題歌「黄金バットの歌」(ユピテル盤)
👆黄金バット オープニングタイトル
作詞 - 第一動画 / 作曲 - 田中正史 / 歌 - ボーカル・ショップ
まずは、このOPの黄金バットの歌が、一番印象に残っています。個人的には非常に中毒性の強いメロディーラインだと思います。私が歳とっても歌詞も見ないで空で歌えるくらいなので、一番覚えやすく、歌いやすいアニソンだと申し上げてよいと思います。
カバーバージョンは、非常によくできています。(高笑いはいただけません!!)これに女性のコーラスが入ると最高点でしょうか?
まずは、黄金バットの高笑いと歌を2番目の動画から聞いていただきたいです。この黄金バットの高笑いを演じているのは、小林修さんという声優さんです。比較的なじみのある役としては『宇宙戦艦ヤマト』第一作のドメル将軍役を演じ、宇宙戦艦ヤマトシリーズでは常連さんの声優さんでした。
エンディングテーマ「黄金バット数え歌」
作詞 - 第一動画 / 作曲 - 田中正史 / 歌 - 鈴木やすし、コロムビアゆりかご会
オリジナル版は10番まであります。
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