四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(5月20日発表)

MonotaRO(3064)

同社は工事用の間接資材などを扱うネット通販企業だ。個人と小規模業者を主な顧客とし、「工具界のアマゾン」とも呼ばれる。扱う商品は1900万点を超え、ソフト開発なども自社で行う。効率的な経営で、営業利益率は11~12%と高い。例えば、オフィス用品配達のアスクル(2678)の営業利益率は1~3%程度だ。

デジタルハーツホールディングス(3676)

同社の主力はゲームソフトのデバッグ事業だ。プログラムのミスを発見し、顧客のソフトハウスに不具合を報告するサービス。20〜30歳代のゲーム好きの若者を中心に約8000人のデバッグスタッフ(テスター)を擁する。

極洋(1301)

水産品の貿易・加工などを行う極洋(1301)は「平均年収約2割、初任給約3割引き上げ」て、2期連続の過去最高益を目指す。ネット広告代理業のセプテーニHD(4293)は「4月からグループ会社9社の正社員対象に一律年間約80万円のベア」を実施。独立系SIベンダーのアイティフォー(4743)は「4月に10%賃上げ」して、7期連続の過去最高益更新を見込む。