こんにちは。
自信が持てない！
私らしさがわからない！
から脱却！！
着物で自分が大好きになる 
和装のセラピスト きょうこです。
着物をもっと身近に感じていただけるように
普段から着物を着て活動しています。
初めましての方は、こちらへどうぞ。
↓↓↓
祖母のタンスは宝箱！
先日、祖母の着物タンスの
整理をしました。
着物のまま活用できそうなものは
なるべくそのままで。
着物として着たいけれど
年数が経って裏地が変色しているものは
洗い張りに出すことにしました。
洗い張りについては
こちらの記事に書いています。
汚れがひどいもの
着用機会がないもの（黒喪服など）は
縫い糸をほどいて
リメイクの材料に。
すぐにはできませんが
着物や羽織 ⇒ 洋服、帯、バッグ
帯 ⇒ バッグなど
いろんなものに作り替えることができます。
そんな中
なにこれ
超かわいい～～～ 
という掘り出し物を発見 
夏用の絽（ろ）の着物と長じゅばん
実際の色は、もう少しピンク寄りの色です。
この着物は、夏の訪問着。
フォーマル度の高い着物です。
袖丈※が長くて
とってもエレガント 
※袖丈
一般的には一尺三寸（約４９cm）
この着物は一尺五寸（約５７cm）
同じサイズで仕立ててある
長じゅばんも
うっとりするような肌ざわり 
しかも
サイズが奇跡的にぴったり 
ただ
残念なことに
汚れがあちこちにあります。
夏の着物は
どうしても汗で汚れて
生地が傷みます。
写真のように
背伏せ布（せぶせぬの）という
背中心の縫い代（ぬいしろ）を包む布が
変色しやすいのです 
背伏せ布の変色が
表の生地にも移ってしまっています 
リサイクルショップでも
夏の着物があまり出回らないのは
この変色があるためです。
洗ってどの程度きれいになるか・・・
プロの方に相談することにします。
さらなるお宝発見！
タンスにあるのは
古い着物だけではありません。
８０歳を過ぎても
元気だった祖母は
詩吟を習っていて
ときどき発表会にも出ていました。
そんなときには
着物を着て
背筋をピンと伸ばして
人前に出ていました。
その頃に着ていた着物は
私が着るにはまだ早すぎる
（地味すぎる）ので、
おそらく母のものになります。
（そしていずれは
私のものに・・・
ﾌﾌｯ ）
古いもの
比較的新しいもの
いろいろある中で
いちばん目を引かれたのが
こちらの２枚
色鮮やか！
こちらはシックな印象
祖母の字で
『初着』と書かれた
古い ”たとう紙（たとうし）” に
包まれていました。
祖母が二人の娘
（私の母と叔母）
のために用意したのであろう
小さな産着 
着た本人も
覚えていないでしょうが
こうして大切に保管してあったことが
何よりの宝物だなと感激しました 
ものを大切にすること
祖母の着物を
私が着ることができる。
着物として着用できなくても
他のものに形を変えて
使っていくことができる。
思い出の品として
永く大切に保管できる。
着物は
三代に渡って受け継いでいける
というのは、よく言われることです。
使い捨て
ワンシーズンだけのファッション
ではなく、
永く大切に受け継いでいける
着物の魅力を
改めて感じることができました。
ものを大切にするということは、
元の持ち主の想いを受け継ぐことであり、
自分自身を大切にすることでもあると
私は考えています。
タンスに眠る着物・帯には
まだまだ出番があります。
着物は
『置物（おきもの）』ではありませんし、
『タンスの肥やし』でもありません。
あなたの手で
着物や帯に
新しい役目を
与えていただけると嬉しいです
読んでいただき、ありがとうございます。
今からでも、間に合います！
浴衣の着方レッスンをおこなっています。
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