こんにちは。

 

 

自信が持てない!

私らしさがわからない!

から脱却!!

 

 

着物で自分が大好きになる ラブラブ

和装のセラピスト きょうこです。

 

 

着物をもっと身近に感じていただけるように

普段から着物を着て活動しています。

 

 

初めましての方は、こちらへどうぞ。

↓↓↓

自己紹介

 

 

 

  着付教室の生徒さんのお悩み

 

 

先日、

着付教室の生徒さんが

 

 

「これってどんな帯を合わせれば

 いいでしょう??」

 

 

と持ってこられた着物は、

 

 

(つむぎ)の訪問着

 

 

見る人が見ればすぐにわかりますが

これは明らかに

玄人(くろうと)向け 真顔・・・

 

 

着物をこれから着ようという

着物初めてさん
(つまり素人)が

買うものとしては

難易度が高い着物です。

 

 

普段は

リサイクルショップなどで

気に入ったものを

サイズなど気にせず買っている

という生徒さん。

 

 

この紬の訪問着に関しては、

珍しく新品を仕立てていただいたそうです。

 

 

気に入っているけれど

どこに着て行けばよいかわからない。

どんなコーディネートをすればいいか

まったくわからない。

 

 

というお悩みは、

着物初めてさんには

よくあることです。

 

 

ここで「訪問着」と「紬」について

簡単に説明します。

(不要であれば読み飛ばしてください。)

 

 

訪問着とは

 

式典には訪問着で

 

 

訪問着(ほうもんぎ)は

フォーマル度の高い着物

 

 

「格が高い」とも言います。

 

 

フォーマル度の高い順に

①.黒留袖(くろとめそで)・振袖

②.色留袖(いろとめそで)

③.訪問着

となります。

 

 

着物全体に絵のように柄があり

とても華やか キラキラ

 

 

着て行く場所としては

 結婚式

 お祝いの席

 式典

などの、改まった席に向きます。

 

 

紬とは

 

街歩きは気軽に紬の着物で

 

 

一般的な訪問着は

つるつるとした生地で、

生地を織った後に

色や柄を染めたり

刺しゅうなどの加工をしたりします。

 

 

これに対して紬は

精錬された糸ではなく

節(ふし)のある糸で織られた織物

 

 

糸を染めてから織るので、

織りで柄を出していきます。

 

 

糸に節があるので

生地の光沢は少なめ

肌ざわりは

ざらっとしています。

 

 

このため

紬地の着物はフォーマルな場には向かず

普段着お仕事着という

扱いになります。

 

 

  フォーマルなのにカジュアル?

 

 

つまり、

紬の訪問着

 

 

フォーマルなデザインで

華やかな印象もあるけれど

あくまでもカジュアル

 

 

という

なんともわかりにくい位置づけに もやもや

 

 

洋装で例えるなら

華やかなブラウス

きれいめのデニムを合わせて

ヒールの高い靴を履く ダイヤモンド

 

 

というイメージ ハイヒール

 

 

パーティーには行けるけれど

結婚式には行けない。

 

 

そんな位置づけです。

 

 

  すべては、さじ加減

 

 

紬の訪問着

着物をひととおり持っていて

より個性的に装いたいという

玄人さん向けの着物

 

 

そんな

「わかっている人が着る」

おしゃれな着物に

どんな帯を合わせればよいか。

 

 

生徒さんが持ってこられた着物には

袋帯だけど

金・銀の糸を使っていない

洒落袋帯(しゃれぶくろおび)

を合わせると良さそう OK

 

 

という結論になりました。

 

 

趣味性の高い着物には

同じく

趣味性の高い帯を合わせる 指輪

 

 

ということです。

 

 

金・銀の糸が使われた

古典柄の袋帯を合わせると

「やりすぎ」感 アセアセ

 

 

名古屋帯だと

ボリューム感がたりなくて

やや物足りない印象 ショボーン

 

 

帯や帯まわりの小物は

着姿全体の印象を決める

とても大切な部分。

 

 

実際に合わせてみたときの

印象によって

たし算・引き算をしていくので

さじ加減が重要です。

 

 

  その着物、どこに着て行きますか?

 

 

着て行く場所としては、

 歌舞伎など伝統芸能の観劇

 クラシックのコンサート

 高級ホテル・レストランでのお食事会

 内輪のパーティー

 (↑そんなものがあれば、ですがあせる

 

 

というところで落ち着きました。

 

 

生徒さんがこの着物を買われたときに

そこまで考えていたかどうか・・・真顔

 

 

着物が好きな人にありがちなのですが

まだ着物のことをよく知らないうちに

 

 

色や柄が好き

お店の人にすすめられた

 

 

という理由だけで

買ったけれど

 

 

どこに着て行けばいいの?

帯は何を合わせたらいいの?

 

 

という悩みを抱えたまま

その着物を一度も着ていない

という話をよく聞きます。

 

 

売る側にも問題があると思います。

 

 

買う側のわたしたちにとって

大事なのは、

 

 

どこに着て行きたいのか

誰(何)のために着たいのか

 

 

そして

 

 

あなた

着物とどう付き合っていくのか

 

 

です。

 

 

洋服だと

着て行く場所がわからないものを

買うことはありませんよね?

 

 

着物だって同じ

 

 

着ない物を買って

『タンスの肥やし』にして

ただ眠らせてしまうのであれば

着物がかわいそうです 悲しい

 

 

もしそのような着物をお持ちなら

着物に詳しい方に

コーディネートの相談をしてみてください。

 

 

コーディネートができれば

おしゃれをして出かける目標

きっと見つかります ひらめき

 

 

眠ったままの着物は

いつか、いつかと

出番を待っていますよ ラブラブ

 

 

読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

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今からでも、間に合います!

 

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