前話は・・・

 

 

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第2話 元の世界と、この異世界との違い・・・

 

 

私のこの異世界での名は、駿河義弘・・・・異世界の日本の内閣総理大臣だ
 
前の世界では、政治オタクの一般サラリーマンをしていた、交通事故に遭い、転移して、いきなり国家のトップになった訳だ
 
秘書の佐々木法子と、”この世界”と”私の元いた世界”の相違を、擦り合わせたてみた・・・・
 
同じ処と言えば・・・
世界情勢や国内事情は、体制・名称などは少々違ってたが、ほぼ、私の元いた世界と同じ状況である
国家の政策も、元の世界とほぼ同じ(緊縮財政・増税など)だったために驚愕していた
それらを、私たちは、国家国民の安全保障と幸福の追求の為に、世直しをして行くのだけどね・・・
 
そして、違う処とは・・・
 
さっき言った、人種が、地精型、森精型、龍精型、魔精型、獣精型の5種類存在している事


“魍魎”と言う名の社会環境を破壊する存在がいて、それを討伐する人々がいる事


そして、滅多にいないが、ここの世界の人類には“特異体質”という普通の人とは違う体質をもっている人がいる事
の3つ違いがある事が判明した・・・
 
それらを判明した私の感想と言えば・・・“ほぼ、ロールプレイングゲームの世界やん”と感じてしまった・・・・
 
何なんだ、私のいた元の世界にゲームの世界が混合した、この異世界は・・・・と、私が、げんなりしている処
 
佐々木は、驚く事を言ってくれた・・・それは、私もどうやら“特異体質”の持ち主だそうだ、さらにその詳細も教えてくれた
 
私の場合“特異体質”が2つ持っていて、佐々木も非常に驚いていた・・今まで見たことが無いらしい
 
1つは“危機を免れる特異体質”・・・自身の命の危機や、身体などの危害を免れる特異体質らしい
もう一つは、“人々の能力を無限に発揮させる特異体質”・・・私と関わった人々が、あらゆる能力が無限に向上し、異常なほど発揮してしまうようだ
 
”危機を免れる特異体質”は、まさに政治家にとって必要な“特異体質”だと感じた、何故なら、暗殺の危機や、拷問を受ける危害に怯える必要が無く、思い切った国の運営が出来るし


”人々の能力を無限に発揮させる特異体質”なら、私と共に”国家の立て直し”をしてくれる者たちの”能力”の爆上げ、場合によっては、国民全体の能力を”底上げ”し、日本国が迅速に繁栄出来るかも知れない
 
これほどの“特異体質”謂わば、“チート能力”があれば、充分に、私がやろうとする世直しが出来るではないかと感じ、ワクワクしてきた
 
そして、佐々木に
「佐々木君、君は何故、私の“特異体質”を詳細の事まで分かるんだ?」
と、質問をすると
 
彼女自身も、“特異体質”で、“相手のプロフィールと、今までの実績や所業、能力の有無と詳細が観れる特異体質”の持ち主と告白してくれた
 
それでか・・・佐々木が、“私が異世界の人間だと分かったのは”と納得し
 
しかも、凄い特異体質ではないか、私の政策の邪魔をする人物の情報を得て、場合によっては相手の動きの牽制も出来る・・・是非とも、私の側にいて欲しい人材だ
 
彼女は、私以外に、“特異体質”だと言う事を知らないそうだ、何故なら、悪い事に利用されるのを防ぐために、誰にも教えていないのである


私が転移する前の駿河義弘さえ、教えていないのである
 
私が怪訝そうに
「何故、私にだけ、君の“特異体質”を教えたんだ?」
と、問い質すと
 
佐々木は、にこっと笑い
「総理の、元の世界で今までやってきた所業を見ると、常に自分の事より、相手を優先に行動してる、相手との約束もちゃんと実行してる、もの凄くお人好し過ぎる所もあるけど・・・・」
と、一旦言葉が途切れ
 
「例え自分の立場が悪くなっても、相手の事を思いやって行動する場面が幾つもあるので、この人ならっと思い、私は自分の“特異体質”を告白しました」
と、涙を浮かべ答えてくれた
 
私は、佐々木から、自身の今までの所業の内容を聞いていたが、それはただ単に、私の中にある“良心”ってやつかな・・・それに従って行動したまでだ・・・
 
正直、自分の地位とかには余り興味がない・・・だが、この世界で内閣総理大臣と言う地位になったのだから、存分に私の“良心”に合った、日本の世直しをさせてもらおうと思う
 
それで、志半ばでその地位を失っても構わないし、命を失っても気にはしない
(てか・・・”危機を免れる特異体質”があるから、寿命が尽きるまでは失う事は無いが・・・)


私は、佐々木を真っすぐ見つめ、真剣な表情で
 
「佐々木君・・・私は、別世界からこの世界の日本国内閣総理大臣・駿河義弘に転移した者だが、前の世界では”政治家”になって、前の世界の日本国の為に、貢献したいと思っていた・・・この世界の日本国の首相として転移した以上、この世界の日本国の為、日本国民の幸福追求の為に、無私の精神で働き抜きたい」


そして、私は、手を差し出し

「佐々木君、これからの駿河義弘と共に、日本国の発展と国民の幸福の為に、共に働いて欲しい」
と、懇願すると
 
佐々木、気恥ずかしそうしながらも、満面の笑みを浮かべ

「こんな私ですが、総理と共に、日本国の為、国民生活の向上の為に、微力ながらも精いっぱい頑張って参ります」
と、宣誓し、私の手を握り、握手を交わしたのであった

 

 

 

第3話へと続く・・・・・

 

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