【テニス上達したい】自分のサーブを録画して鈴木貴男プロの動画と比較してみよう!

このブログは、『暮らしを少しでも進歩させるネタ』をいろんな角度から探しては紹介しよう、というコンセプトで運営しています。

今回はスポーツライフを向上させるネタになります。過去にテニスのスライスサーブとスピンサーブについて、とてもためになる動画を紹介しました。理論はわかった!

じゃあ、理解した理論通りに果たして自分は動作できてるんだろうか!?

理解した通りの動きを意識してテニスやってるぜ!わかります、その気持ち。私もなんとなく、そんな意識だけでしばらく練習してたので。

でも、その意識だけで、動けてるのかい?動けてないのかい?どっちなんだい!

気になりますよね。どうします?

撮っちゃいましょうよ!自分の打球フォーム!

そしてプロのフォームと比べましょうよ!

私?

撮りましたよ。自分のサーブのフォーム!

結果?

いろいろ『思てんのと違うっ!』てことがわかりました。

やっぱ、頭で考えてる通りの動きをするのって難しいんですね。

ってことで、この記事では、スライスサーブとスピンサーブについて、私の場合で『どんなところが理論と違ったのか』をお伝えしたいと思います。

一例ではありますが、『そういうところに気をつけた方がいいな』という再認識の意味にもなるかと思いますので、あなたがサーブ強化中なのであれば、一読していただくことで、ちょっとでも強化のヒントがあるかもしれません。

自分のサーブフォームを撮影しよう!

フォーム撮影のために用意した機材

自分がサーブを打つときのフォームを確認するために、後ろから撮影しました。その際、私が用意した機材はコレだけ!

  • スマホ
  • スマホホルダー(スマホを三脚に取り付けるやつ)
  • 三脚

もちろん、ビデオカメラを持ってるのであれば、それで撮って問題ないです。

私はわざわざビデオカメラを持っていくのが面倒くさかったので、スマホを使っただけ。それであれば、追加で三脚とスマホホルダーを持っていけばいいだけですし。

この『手軽さ』を求めるために、スマホホルダーをネットでポチっちゃいましたよ。

スマホで撮影するなら、持っていく機材は少なくて済む!

私のスマホはAndroidの安いやつ(SHARP AQUOS sense4)なんで、撮った動画の質は粗いですよ。フレームレートを60fpsの撮影設定にしても、撮れた動画のコマは粗かったです。それでも、私レベルの素人のフォームチェックぐらいなら充分かと思います。

プロのフォームとは全然違ってましたし。。。Orz…

まぁ、スマホでも、自分のイケてないフォームはバッチリ記録できてたっちゅう話ですよ。

サーブを撮影するときのポイント

自分がどんなフォームで打ったボールが、どんな軌跡で相手コートに飛んでいくかを記録したいですよね。

そうした場合の撮影ポイントとして、私はコレをオススメします。

[ サーブを撮影するポイント ]

  1. 少なくとも、打ったサーブが入ったかフォルトだったかは記録する
  2. 打球が自分の体で隠れてしまわないようにする
  3. 複数種類のサーブを撮るときは動画を分ける
  4. 可能なら後ろからと横からの2台で同時に撮影する

自分が打ったサーブがセンターかワイドか、は後ろから撮れば余裕で把握できますが、サービスエリアに入ったかどうかになると難しいんですよね。

『大きくロング』『大きく外に外れる』ぐらいだったら分かるんですが、それ以外のフォルトは、正直、動画では判断できないです。

打ったサーブがサービスエリアに入ったのかフォルトしたのかは、撮った動画で判るように工夫しましょう。

私は、打ったサーブが入ったか入らなかったかを、サーブ打った後に首で示しました。入ったら首を縦に振る、フォールトだったら首を横に振る、という感じ。もし動画編集するんであれば、首を振るシーンはカットして、その代わりに文字で『IN』『FAULT』を入れてやればいいわけです。

そして、私がやっちゃった失敗はコレ。

センターへのサーブの打球が自分の体で隠れてしまった!!

カメラの位置決めのために、センター方向のサーブとワイド方向のサーブを試し撮りしましょう。

あと、私はスライスサーブとスピンサーブを練習しているので、その2種類を撮影したんですけど、1つの動画には1種類のサーブに限定しました。これはスライスサーブの動画、これはスピンサーブの動画、という感じ。

なんでか?? 正直、コレどっちのサーブのつもりやねん、ってなっちゃう時があったからです。

これは『スピンサーブの動画』って決めてたら、例え「これスライスっぽくなってるじゃね」って時でも、スピンサーブの意気込みって安心してわかるわけです。スライスっぽい日でも安心ってやつです(←いやわからん)。

1つの動画には1種類のサーブに決めて撮影すると、後で動画を観る時に分かり易い。

1種類のサーブを1つの動画に閉じてると、フォームが安定しているか、再現性はどうか、っていう観点でも分析しやすいですしね。

で、贅沢いうならば、後ろからと横からの2台構成で撮影したいですね。

私は後ろからだけしか撮りませんでしたが、カメラが後ろだけだとトスを上げたときのボールの前後の位置が分かりにくいんですよ。横からのカメラがあると、一目瞭然!

また、スピンサーブの場合だと、横からのカメラがあるとラケットを振る方向がベースラインに沿っているかどうかをチェックしやすいんです。

後ろからと横からの2台で同時撮影することで、より多くのチェックができる。

プロのお手本フォームと見比べよう!

さぁ、お手本のプロのフォームと見比べてみましょう。

サーブの打ち方について、私のバイブルはコレ!

[ サーブフォームのお手本 ]

  • スライスサーブ…鈴木貴男プロ
  • スピンサーブ…松尾友貴プロ

スライスサーブのフォームチェック

これですよね。鈴木貴男プロの高速スライスサーブ!

これをバイブルに私は練習に励んでます。

まぁ、そりゃ鈴木プロと違う点はワンサカありますよ。今回はボールを打つ瞬間、インパクトの瞬間に絞って、『できた点』と『改善が必要な点』をひとつずつ紹介します。あなたのフォームも、このポイントを一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

実践できた点

スライスサーブのインパクト時のボールの位置を鈴木貴男プロと比較

『インパクト時にラケット面のどこでボールを捉えるか』の比較です。

良い感じでラケットの中心から2~3本ガットの内側(自分寄り)で捉えてるでしょ。もちろん、毎回これができてるわけじゃないです。できるようになりたい!

この時はセンターに、(自分の中では)速いスライスサーブが良い感じで入りました。

ラケットの中心よりも自分寄りでボールを捉えるという鈴木貴男プロの理論は、高速のスライスサーブを打つのに合ってると思いました。

改善が必要な点

スライスサーブのインパクト時のラケットの角度を鈴木貴男プロと比較

先ほどと同じ写真での比較ですが、今度はラケットと腕がつくる角度での比較です。

鈴木貴男プロよりも私の方がラケットと腕の角度が大きくなっちゃってるの、わかります?これ、ダメな例なんです。

鈴木貴男プロのYouTubeでも、『ラケットと腕の角度が大きいと力が入らない』と言われています。

良い角度の目安についてですが、サーブを打つ前に手に持ったボールとラケットを前方に出して構えますよね。このときの腕とラケットの角度と同じ角度でもって、インパクト時にボールを捉えるのが良いそうです。

私の場合は、この点を修正することで『より力を伝えられる』。すなわち、『もっと速いスライスサーブが打てる』ようになることを期待しています。

スピンサーブのフォームチェック

スピンサーブはこの松尾友貴プロの動画で学んでます。

スピンサーブもね。そりゃ松尾プロと違う点はワンサカあります。

松尾プロの動画から学んで、意識して取り組んだ点の中から、『実践できた点』と『改善が必要な点』をひとつずつ紹介します。あなたのスピンサーブのチェックポイントとしても、活用してみてください。

実践できた点

インパクト後の左肩に対する右肩の位置を松尾友貴プロと比較

まずは意識して取り組んだ中で、イメージに近い形になっていたポイントです。パッと見はだいぶんフォームが違って見えますが、ココを見てください。

サーブを打った後、上半身が前方を向かずに、右肩が左肩に対して後方に残っている

インパクト後に上半身が前方を向いちゃうと、ボールに横回転がかかってしまうのでスライスサーブになっちゃうんですよ。それを避けるために、意図的に右肩を後方に残すんです。

また、右肩を後方に残すことで、ラケットをベースラインと並行にスイングしやすくなります。結果として、ボールを下から上に擦り上げやすくなるんです。

ちなみに、右足が松尾プロと全然違うじゃないですか。これは私の勝手な推測なんですが、松尾プロは右足を後方に蹴りだすことで、ボールの前方への威力を強めていると思うんです。

一方、私はというとナゾに右足がベースライン方向に伸びちゃってます。クセスゴもいいところです。これだと、上半身だけの力でサーブを打ってるように思うんです。なので、今後は右足が後方に伸びるように意識しようと思います。地面を蹴って前方に進むことをイメージしてます。

改善が必要な点

インパクト時のボールの位置を松尾友貴プロと比較

そして、こちらが私が改善したいと思っている点です。ボールをラケットで捉える位置です。

上げたボールを頭上よりも背中側で捉えることで、下から上に擦りあげることができる

画像の左側、松尾プロは完璧なポイントでボールを捉えてますよね。

一方、画像の右側、私は頭上で打ってます。トスを頭上に上げた場合でも、自分が前方に出ながら打てれば良いんです。『前方に出ながら』なので、結果的に頭上よりも背中側でインパクトできるから。

私のサーブでも、相手側コートで跳ね上がりはしてるんですけど、『下から上への擦りあげ』の量が足らないんですよね。松尾プロのようにインパクトできれば、もっと跳ね上がるはずなんですよ。これを相手のバックサイドに打てたら、ゲームの主導権を握れる確率が上がるんだろうなぁ。

スピンサーブは他にも直さなければいけない点がいっぱいありますが、まずはボールを捉えるインパクトの位置に意識を集中して練習していこうと思ってます。

まとめ

今回は、イメージトレーニングだけではなく、実際に自分がボールを打っている姿を記録して、プロ選手のフォームと比較して改善点を見つけよう、という提案をさせていただきました。

[ 今回のポイント ]

  • 自分のサーブを打つ姿を録画してみよう
  • スマホでの撮影でもフォームチェックはできる
  • スライスサーブは鈴木貴男プロのフォームと比較してみよう
  • スピンサーブは松尾友貴プロのフォームと比較してみよう

YouTube でプロ選手のサーブの打ち方講義を観るのって、めちゃくちゃタメになりますよね。それで知識を吸収するのはいいんですけど、知識をインプットするだけではやっぱりダメなんですよ。

自分のサーブフォームを録画したんですけど、まぁヒドイもんでした。自分がイメージしている通りになっていない!!

『できているつもり』っていうやつです。

録画した自分のフォームとプロ選手のフォームを比較することで、どこを直さないといけないのかってのが見えてくるんですよ。やはり、このフィードバックが大事だと改めて感じました。

私はスライスサーブとスピンサーブの強化に取り組んでます。スライスサーブについては、鈴木貴男プロの高速スライスサーブ、スピンサーブについては松尾友貴プロをお手本にしています。

二人ともとても説明が上手いので、あなたもサーブを強化したいのであれば一見の価値アリ、ですよ。

 

自分の打球フォームを確認するのって大事よね
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