「風になりたい」60代は第2思春期

人生カウントアップ!さていくつまで数えられるか!?

「サザエさん」が描いた幸せの形…

いつの放送だったのか忘れてしまったんだけど、何日か前の”ラジオ深夜便”の中で、”「サザエさん」は、幸せで、うらやましっくって、こうあってほしい憧れの家族像だった”…なんていう話がされていた…

終戦の翌年、昭和21年、新聞に連載が始まった「サザエさん」…

サザエさん一家を見た読者は、なんてうらやましい家族なんだと思ったであろう…ってところから、当時の家族の状況が、掘り下げられていく…

”お父さん、いるんだぁ””旦那さんもいるんだぁ”…

戦争のせいで、多くの家庭から男の姿が消えていった…

父、夫、兄、弟…中には、そのすべてを失った家庭もあったろう…

だけど、そのすべてが、「サザエさん」の中には、生きている…

その幸せ…

 

戦後の”幸せ”の原点は、ここにあったんだねぇ…

振り返ってみると、”平和の国ニッポン”は、そこからずいぶん遠いところまで来たような気がする…