こんにちは、聖心美容クリニックの美容外科医・形成外科専門医の川端です
今日は先日行われた『第6回クリラボ』について!
毎度色々なクリニックの先生が集まり、
クリニックごとの施術のやり方を議論していくので、大変ためになります
今回は
R.O.clinicの呂先生と
NEWFACE aesthetic clinicの吉澤先生のご発表
お二人は同じ大学の同級生ということでしたが、
ヴェリテクリニックの松本先生と呂先生は小中高大の同級生とのこと
そんなことあるんかいなというほど、狭い世界です笑
僕の同級生で美容の仕事している男性はいないですね
小中高が同じ人も誰もいない・・(泣)
呂先生のご講演内容は二重切開法について
二重切開は美容手術のなかでも最も多い切開手術かと思います。
二重切開の記事についてはこちらをご参照下さい↓
ディスカッションではこの内容を深めていきます
手術の内容だけ説明するのは簡単ですが、切開の位置、皮膚・眼輪筋の切除量、
眼窩脂肪の切除量、翻転隔膜の縫い付ける強度、閉層の際にひろう組織、
合併症のリカバリー. etc...
個々人で異なる考え方を徐々にすり合わせ、共有することで、よりよい手術が提供できる
ものと思っておりますこれがクリラボのいいところですね。
吉澤先生は涙袋形成について
涙袋形成は一般的にはヒアルロン酸や脂肪注入がほとんどで、
切開法では切開ハムラに併用した涙袋形成という方法はよくあるのですが、
結膜側からのアプローチというおもしろい内容でした
涙袋は医学用語ではなく、眼輪筋が膨らんでできていると言われておりますが、
笑った時に収縮することで強調されたり、加齢性の変化で小さくなったりもします。
眼輪筋トレーニングという理論上は鍛えられそうな方法もありますが、
眉間や目尻などの周囲のシワが悪化する可能性があり、
特別お勧めできる方法ではないかと思います
そもそも涙袋という名前の割に、涙器も涙小管くらいしか通っていないし、
謎が多い不思議な臓器です
明日からの診療に活かしていきたいと思います
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