こんばんは聖心美容クリニックの美容外科医・形成外科専門医の川端です!
今日は鼻の施術についての基本をおさらいしようと思います。
鼻の施術は前職時代から数多く行っておりましたが、
そのなかで、もっとも要望の多い団子鼻修正の手術について
簡単にまとめてみました
その前にまずは解剖から。。
手術は常に解剖を理解するところからはじまります
鼻は鼻骨という骨の組織と軟骨という柔らかい骨の組織からできています。
絵の上部の白色が骨(鼻骨)で、水色の部分が軟骨です。
軟骨はさらに1対の外側鼻軟骨と大鼻翼軟骨、
真ん中の鼻中隔軟骨に分けられます
軟骨は鳥の軟骨を想像していただければわかる通り、
やや弾力のあるぐにゃぐにゃっとした組織です(水色ではございません笑)
骸骨の模式図で鼻の中央が抜けているのは軟骨部分だからですね
触ってみるとわかりますが、鼻の大部分は軟骨なわけです。
鼻尖は大鼻翼軟骨と鼻中隔軟骨で主に作られているため、
それらを形成することで、鼻尖の形態を変化させることができます。
(鼻中隔軟骨に継ぎ足しをする方法はいわゆる鼻中隔延長という術式になるため、
ここでは割愛いたします。。)
団子鼻の修正でもっとも多く行われている術式に鼻尖縮小術というものがあります。
具体的には
鼻尖縮小術は鼻先にある軟骨である大鼻翼軟骨をいろいろな方法で形成する方法ですが、
変化が出やすい方・出にくい方がいらっしゃいます
よくアジア人の鼻と欧米人の鼻は夏みかんとみかんの関係に例えられます。
アジア人は皮が厚くて中身の状態が外見に見えにくい『夏みかん』、
欧米人は皮が薄くて中身の状態が外に現れやすい『みかん』
の形状ににているという意味です
鼻尖縮小では皮膚の薄くて軟骨が強い人(つまり欧米人のような鼻)
の方が変化が出やすいので、
アジア人はマイルドな変化になりやすいと言われています。
そういった方では鼻尖縮小に加えて、プロテーゼや耳介軟骨移植を併用、
もしくは鼻中隔延長術をおすすめしております
鼻尖縮小単体でも変化を出しやすい方もいらっしゃいますので、
診察時にお話しさせていただきますね
是非とも当院の無料カウンセリングをご利用くださいね!
最後までブログをご覧いただきましてありがとうございます
↓是非、クリックを2つお願いします
にほんブログ村
インスタグラムも是非フォローをお願いいたします