子育て

単身赴任を選択!妻目線のメリットデメリット|発達障がいグレーゾーン子育て

全国転勤がある企業でお勤めで、帯同するのか単身赴任を選択するのか大きな決断を迫られる時期という転勤族の方も多いのではないでしょうか。

まだ転勤は決まってないけど、家族が全国転勤のある企業にお勤めでいつ転勤になるか分からなくて不安というご家族の方もおられると思います。

読者の方
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単身赴任を決めた理由はなに?
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夫が単身赴任になったら家族にどんなデメリットがでるんだろう?
読者の方
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単身赴任のメリットってある?

今回はこんなお悩みを解決できるよう、妻目線で解説していきます。

ちょこなす

私の夫は数年おきに全国転勤があり、単身赴任生活を始めて丸3年になります。

これまで2回の転勤を経験し、1回目は帯同2回目は単身赴任を選択してきました。

単身赴任を選択し経験したことを、妻側の立場として(発達っ子を育てる母目線からも)意見を発信することで、ご家族にとってよりよい選択をするひとつの参考になれればいいなと思っています。

単身赴任を選ぶ理由

単身赴任を選択する理由にはどんなものがあるのでしょうか。

『単身赴任を選択する一般的な理由』と『我が家の場合の理由』をご紹介します。

単身赴任を選択する一般的な理由

単身赴任の理由として多かったのは、やはり『子ども』でした。

小さいうちは転校させたくないという理由で、大きくなってからは『子育てが終わって手が空いた』という理由で、単身赴任を選ぶ人が多いようです。

そのほかの単身赴任を選ぶ理由として、

【男性】

  • 一人で気楽だから(20代)
  • 家族に迷惑をかけたくないから(20代)
  • 持ち家があるから家族を残して自分だけ行く(30・40代)
  • 子どもが小さいので連れて行けない(40代)
  • 子どもは手が離れてきたし自炊は苦にならないので、一人でのんびりしたい(50代)

【女性】

  • 子どもに転園・転校させたくない(各年代)
  • 家族での引っ越しはお金がかかるし面倒だから(各年代)
  • キャリアアップを目指したいから(30代)
  • 行きたい場所に行けるし、一人で気軽に過ごせるから(40代)

<アンケート調査:アットホーム調べ>

子どもの年齢が大きくなるほど転校はさせずらくなるので、小学校高学年以降は転校を控える人が多いようです。

他には、家族の病気や介護も単身赴任を選ぶ理由として多いようです。

単身赴任を選んだ理由~我が家の場合~

発達障がい、グレーゾーンの特性は一人ひとり異なります。家族のマンパワーもそれぞれです。

あくまでも一事例であることをご理解の上ご参考ください。

私たち家族が単身赴任を選んだ1番の理由も一般的な理由と同じく『子ども』です。

詳しく言うと、『子ども達の性格を考慮した』ためです。

結婚前から夫が全国転勤のある仕事であることは理解しており、自分が看護師資格をもっているので「どこへでもついていこう!」と思っていました。

旅行も好きなので、「全国転勤もなかなか経験できないことだし楽しみ!」と帯同する事を前向きに捉えていました。

けれども、現実はそうあまくはありませんでした。

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我が家の場合は特殊かもしれませんが、息子が発達障害の診断を受けており、そんな息子の特性の1つに『新しい環境への不安の強さ』があります。

特性のあるなしに関わらず、引越し・転校によりこれまでの環境が変わることは、子どもにとって負担の大きいことです。

お子さんの性格や特性を冷静に見極めて判断することが大切です。

単身赴任のデメリット

単身赴任を検討中という方へ、単身赴任歴丸3年の経験からデメリットと対処法を妻目線でご紹介します。

【単身赴任のデメリット4つ】

  1. 家族との時間が激減する
  2. 妻の育児・家事の負担が増える
  3. 妻の仕事への影響
  4. 支出と税金が増える

下記にそれぞれのデメリットの詳細を解説します。

デメリット①家族の時間が激減する

家族が離れて暮らすことで、夫婦関係・親子関係が希薄化が生じやすくなります。

夫が単身先へ帰らないといけない時に子どもが「寂しい」と涙する姿は見ていて辛いものがあります。

夫の体調不良時(コロナ禍ではワクチンの副反応も)も、離れて暮らしているとフォローできないので心配です。

【対処法】

ここは、家族みんなの努力でリカバリーする必要があります。

夫婦のコミュニケーションを大切に、お互いをねぎらい、家族で過ごす時間を有意義なひとときにするように歩み寄りが必要です。

また、平日や帰省できない週末にはテレビ電話をして、会えないなら会えないなりのコミュニケーションを図ろうとする姿勢も家族の安心感につながります。

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夫はいつも「ただいまー!」と元気に帰ってきてくれます。疲れた顔はほとんど見せず、おでかけの計画も積極的に提案してくれます。

ゆっくり休みたい気持ちもあるはずなのに、夫の努力に救われています。

ハーバード大学医学部 臨床小児科学純教授のマイケル・ヨグマン博士は、父親が育児に携わった子どもには以下のような特徴があると言っています。

  • 言語能力が優れている
  • 自尊心が高い
  • 学校の成績が良い
  • 鬱や不安症になりにくい
  • 学校をずる休みしたり、10代で親になったりする割合が低い

父親が積極的に育児に取り組むことは、母親の負担が減ることはもちろん、子どもの成長を左右する大きな要素となり、父親の積極的な教育参加は子どもを伸ばす上で重要なカギとなります。

デメリット②妻の育児・家事の負担が増える

必然的にワンオペとなるので、育児・家事全てを妻が担わなければならなくなります。

夜間や病気のときに心細いなど、精神的な負担も大きいです。

単身赴任は数年単位になることも多く、1人にかかる負荷が続くと多大なストレスで夫婦関係が悪化しやすくなる場合もあります。

【対処法】

休日は可能な限り自宅へ帰り、パートナーの休息時間を確保しましょう。

家事の負担を軽減するために家電に頼っていきましょう。

お子さんが小さい場合、生協などの宅配も活用しましょう。

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単身赴任後、私は乾燥機付き洗濯機、食洗機を導入しました。

共働き時代にオイシックスを利用していてとても便利だったので、単身赴任後に生協の利用を始め、今も継続利用中です。時間を有効活用できます!

夫はコーヒーや紅茶を私に淹れてくれるようになりました。人に淹れてもらうといつもより美味しく感じます!

家電の導入は「贅沢品だな~」と少々気が引けましたが、今では私を助けてくれる存在として、価値を実感しています。



オイシックスの有機野菜や特別栽培などを含む安心して食べられる食材で満足度が高かったです。

20分で主菜と副菜が作れる時短食材セット(Kit Oisix)は忙しくてもちゃんとした食事を家族に食べてもらいたいというニーズにピッタリ当てはまり、時短で簡単なのにおいしくて、仕事が終わって帰宅後も「よし。作ろう!」という気になれるのでおすすめです!

コロナ禍に子ども連れでスーパーに行く頻度も減らせる点も気に入っています!

デメリット③妻の仕事への影響

共働きの夫婦であれば、場合によって妻が退職・働き方を変えないといけないかもしれません。

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私は1回目の転勤をきっかけに常勤看護師を辞めざるを得なくなり、結果的に職場・同僚に迷惑をかけたこと、不本意にキャリアアップを諦めることは思っていたよりも辛く、深く傷つく出来事でした。

「夫は好きな仕事を続けているのに、変化に対応し負担を強いられるのは自分ばかり…」と、気付けば夫の昇進を素直に喜べなくなっていました。

【対処法】

延長保育、学童、発達障がいのある場合は放課後デイサービスを駆使する。

母親が仕事をもっていることで、より多くの人に関わりながらの子育てがことが可能になり、孤独や視野の狭まりを避けられるといったメリットがあります。

お子さんが小さかったり、私のように障がいのある子がいると、時間拘束の厳しい仕事を続けるのは現実問題として難しい場合もあるかもしれません。

仕事を辞めるかどうか、もしくは休むかどうかはその時々のお子さんの様子と、ご自身のお気持ちを考え合わせてから決めましょう。

デメリット④支出と税金が増える

単身赴任をすると、二重生活となり生活支出が増加します。

多くの企業で単身赴任手当や帰省手当が支給されるので、見かけ上の収入アップとなり、納税額も増える可能性もあります。

【対処法】

固定費(火災保険、自動車保険、電気代、通信費)、生活費を見直しましょう。

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実際に、私が家事育児に追われている間に夫は家計を徹底的に見直してくれました!

私もそれに応えるべく、生活費のやりくりを頑張っています。

単身赴任のメリット

パートナーが単身赴任になることで、育児や仕事の負担は全て妻にかかることになり、仕事との両立を強いられることになるのですが、デメリットばかりではありません。メリットになることもあります。

妻目線の単身赴任のメリット

  • 子ども・妻の住み慣れた土地での暮らしを続行できる。
  • 子どもは転園・転校しなくて済む
  • 夫は仕事・家計管理・副業・自己啓発などに集中できる
  • 妻も仕事を継続できる
  • 家事をする者が自分しかいないので家事分担の比重を考えるストレスから解放された
  • 家族と過ごす時間が濃くなる
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発達障がいで福祉を活用している場合、下記のこともメリットと感じました。

  • 福祉・医療・療育機関を仕切り直さなくて済む(自治体に窓口名も違うなどややこしく、支援の濃度の差が激しい)
  • 転勤先での就学先の情報収集をしなくて済む(転勤先によっては、福祉が充実し情報が整っていたり、療育やSTを受けやすい地域もあるし、またその逆もある。口コミでしか知り得ない情報もある。)
  • 今受けている支援を途切れさせずに済む
  • 働き方を変えた(筆者の場合は専業主婦になった)ことで、子どもに向き合える時間が大幅に増え、息子の発達の遅れにも対応しやすかった。

単身赴任を選択して良かったと改めて思えたエピソード

息子が地域の小学校の支援級に在籍しています。

小2⇒小3に進級したとき、環境の変化が苦手さへの配慮として、クラス担任は同じ、仲良しのお友達とは同じクラスにしてもらい、担任の先生は前日にですが前もって教えてもらっていました。

しかし、よほど不安が強かったのか、初めて脅迫障害を起こしました。

環境に慣れてきたのか約1ヵ月程で徐々に落ち着いていきましたが、ここまで強い反応を見たのは初めてだったのでそばで見ているのはとてもつらく、戸惑いました。

子ども達が眠りについてから、夫に電話し泣きながら状況を説明しました。

でも一番辛かったのは息子自身です。

しばらくの間、登校時は付き添うようにし、担任・支援担とも密に情報交換をしました。

心療内科にかかり相談したり、小学校のSCにも相談しました。

そんな息子の姿をみて、やはり転校という子どものこころに負荷を伴うかもしれない帯同という選択をしなくて良かったのかもしれないなと思いました。

家族の今現在の姿だけでなく、未来の姿まで想像して決断することが大切だと感じた出来事でした。

最後に

今回は、夫の単身赴任を経験した発達っ子子育て中の妻目線でのデメリット・メリットをご紹介しました。

帯同するかしないかの選択は家族の在り方によってベストな答えが変わってきますが、どちらを選択したとしても時間の使い方と行動次第で充実した人生の期間として過ごすことができます。

お子さんの発達に心配事のある場合、特性を正しく知り、家族の未来の姿まで想像した上で決断する必要があります。

最終的に決めるのは保護者ですが、場合によっては主治医や療育機関に相談してみてもいいかもしれません。

みなさんの決断の参考になれれば幸いです。

ちょこなす

最後まで読んでいただきありがとうございます!