エシカルな暮らしを心がけるにあたり、重曹は身近で欠かせないアイテムだと感じます。
重曹について
炭酸水素ナトリウムやベーキングソーダとも呼ばれている重曹は、自然界や人間の体内にも存在していて
手肌にも刺激が少なく、重曹自体が海などを汚す事がない、環境にやさしいエシカルな物質。
弱アルカリ性で、油や皮脂、血液、食べ物、ほこりなどの酸性の汚れを落とすのに向いています。
重曹は
- そのままふりかける
- ペースト状にする
- 重曹水を作る
など、用途別に作り分けるのが、使い勝手がよいです。
重曹活用①そのままふりかける
重曹の粉をそのままふりかけて使う方法。
粉のざらざらした状態での研磨効果で、こびりついた油汚れや皮脂汚れを落とします。
そのままふりかける場所は
- シンクやコンロ
- お風呂の床や湯船
- ゴミ箱の匂い取り
など。
自身は、キッチン周り(シンクやコンロ)と、お風呂(床・湯船)に、週3回程使用しています。
そのままふりかけて、多少水分を含んだスポンジで軽く擦り、水で流すだけ。
※傷がついてしまう素材には使用しない様に注意。
空き瓶に入れてエシカルに。
重曹活用②ペースト状にする(作り方)
重曹と水を合わせたペースト状は、重曹の研磨力と油の分解力が高まるので、粉のままでは落ちにくい場合に使用するとよいです。
作り方
混ぜやすい容器に、使い切れる量の重曹2水1の割合を入れて、ペースト状になるまで混ぜるだけ。
コンロやシンクをはじめ、五徳や換気扇の油汚れなどに力を発揮します。
また服についた油汚れやエリの黄ばみにも、ペーストを塗り込んで30分程置き、いつもの様に洗濯するだけ。
汚れに密着し、頑固な汚れやこびりつきを落としてくれます。
重曹活用③重曹水を作る(作り方)
常に常備している重曹水。
- キッチン下の床
- 電子レンジの中
- 冷蔵庫の中や外
- ゴミ箱
- テーブル
- キッチン全般の拭きあげ
などに毎日使っています。
重曹水の材料
- 重曹(食用だとよい)
- 沸騰させて冷ました水
- スプレー容器
- 計量カップ
- 計量スプーン
重曹水の作り方
沸騰させて冷ました100mlの水に対し、重曹小さじ1をよく混ぜ合わせ、スプレー容器に入れる。
(この時使用する水は、沸騰後冷ました人肌位のぬるま湯だと重曹が溶けやすいです。)
重曹水は、防腐剤などが入っていない為、7日位しか持ちません。
私自身は 100mlの重曹水では量が多く、必ず余るので
少量版
水30ml に重曹小さじ半分弱で作っています。
一週間使えて、少量で使い切りの為、エシカルでエコです。
重曹は食用がいい
食用の重曹と、そうでない重曹(掃除用)の重曹がありますが、食用ではない重曹は、粒があらく、重曹水など水に混ぜて使用する場合溶けにくく
また不純物も混ざっている事もあり、口に入れる目的や食品用として作られていないので、品質な面で少し不安が残ります。
食用重曹ひとつだけ購入すると、重曹を用途別に分けずに、ひとつで全部に使える為、ラクでかさばらずエシカルです。
重曹が使えない所
キッチン周りを始め、色々なものに使用できる重曹ですが
- 漆器
- 銅製品
- 畳やジュート
- 木や竹
- 電気器具
- 未加工のフローリング床
などは相性がよくないです。
万能な重曹でエシカルな毎日
今まで場所や用途別に様々な洗剤を使っていましたが、沢山の掃除用品を毎回購入するだけで
プラスチックゴミが増えたり、ストックを買い、モノが溢れるし
掃除洗剤の排水への環境が気になっていました。
現在は重曹ひとつだけで、家じゅうの掃除をしていて、とても快適です♪
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