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IoTとWeb3を繋ぐIoTeX(IOTX)とは?価格動向や購入できる取引所などを解説!

IoTeX(IOTX)とは?

こんにちは!ちゅんりーです。

今回はIoTの未来を変えるかもしれないIoTeXについて解説します!



IoTeX(IOTX)とは?

IoTexとは、現実世界のものがインターネットにつながるIoTをサポートするプロジェクトになります。

IDC Japanの「国内IoT市場 産業分野別予測、2021年~2025年」の調査結果によると2020年は6兆3125億円の見込みのものが2025年には10兆1902億円に達するという予測を出しており、今後注目される分野となります。

特にIoTとフォーカスが当たる分野として第1産業の農業や第2次産業の工業や建設業などのこれまでITと接点がなくDXのようなものが行われてこなかった分野がIoTによって改革が行われると言われています。

そういったIoTが注目される反面、IoT自身にもセキュリティや設計、運用コストなどに関する問題があります。

そのような問題を解決するのが今回紹介するIoTexとなっています。

具体的にIoTeXが解決する問題とは?

IoTeXが解決する問題1:耐久性が高いシステムの構築(分散化)

現在のIoTの問題の1つとして、耐久性の高いシステムを構築することです。

IoTの特徴として、人と密接にあるモノがインターネットにつながることです。インターネットにつながることがさまざまな可能性が広がる一方でインターネットへの接続やシステムに不具合があると人の生活に影響が出てしまう可能性があります。

実際に2021年12月にスマートロックの「Qrio」がネットワーク障害により鍵の施錠や解錠ができない障害が発生し、多くの人が巻き込まれる事態になりました。

この障害はネットワーク障害によるものでしたが、このようなシステムによる障害をブロックチェーンの特徴である分散性や透明性、不変性などを利用して障害の発生リスクを下げようというものです。

IoTeXが解決する問題2:IoT機器の不正操作の防止(不正の防止)

2つ目はIoTをセキュリティリスクから守ることです。


人とモノとインターネットがつながったものがIoTですのでインターネットを通じてモノを操作することになります。
そのため、モノが不正な命令により意図しない操作が行われると最悪人命まで失ってしまう事態になります。

そういったインターネットを介したモノの不正操作を防ぐため、ブロックチェーンの特徴である透明性などを利用して不正操作を減らそうというものです。

IoTeXが解決する問題3:ID管理や認証管理

3つ目は、ID管理と認証の安定です。IoTでも、ID管理や認証に関するリスクは避けられません。

認証情報や認可情報が不正に取得されれば、モノの不正な操作などが行われる可能性があります。

IoTeXでは、ブロックチェーンの特性である透明性と不変性を利用して、認可情報の不正な書き換えやID管理などを安全に管理することを目的としています。

IoTeXが解決する問題4:プログラマビリティで書き換え可能なIoTに

IoTeXが解決する4つ目の問題はプログラマビリティです。


IoTの開発を行う際に0から作成するのは非常に労力や時間がかかります。IoTeXは、それらのベースとなるプログラムから作りたいシステムを構築することができます。

IoTeXはイーサリアムのスマートコントラクトのような自動で処理を完了する機能を用意しているため、それらをIoTに活用することで受けた命令を自動的に処理するようなことを簡単に実現することができます。

IoTeXに将来性はある?

IoTeXの今後についてロードマップの情報をもとに解説していきます。

IoTeXは2017年にプロジェクトがスタートして、現在に至ります。

【2018年】
・プライベートセールによる資金調達(ETHで2500万ドルを調達)
・BinanceとKucoinに初の取引所上場
・テストネットのローンチ(StoneVan、Strive、Epik、Photon)
・Trusted IoT Allianceに加盟
・中国モバイルIoTアライアンスに加盟

【2019年】
・Bittrexに上場
・デリゲート プログラムの開始
・ioPayウォレットのローンチ
・メインネット(α版)のローンチ
・iotexscanのローンチ
・Vitalityトークンのローンチ
・Chainlinkとパートナーシップ連携
・HashKey Capitalからの投資
・メインネット(β版)のローンチ
・Tenvisとのパートナーシップ連携

【2020年】
・UcamのCESイノベーションアワード
・Nordic Semiconductorとのパートナーシップ連携
・Industrial Internet Consortiumの共同議長
・Halo Grantsプログラムの開始
・メインネット「マキナ」の正式リリース
・IOTXのステーキングの開始
・Upbitへの上場
・UcamのIPFSパートナーシップ
・ioTubeクロスチェーンブリッジのローンチ
・Coinbaseロゼッタへの統合
・mimo DEXのローンチ
・Burn-Dropトークンノミクスのローンチ
・Ucam on Amazonのローンチ
・WISeKeyとのパートナーシップ連携
・TruStreamプロトコルのローンチ
・Binance Charityとのパートナーシップ連携
・Google Cloud BigQueryへの統合

【2021年】
・GDAC-Dubaiとのパートナーシップ連携
・Pebbleトラッカーのローンチ
・Cyclone zkSNARKsのローンチ
・Huobiへの上場
・ヒューストン大学とのパートナーシップ連携
・Touch of Modernとのパートナーシップ連携
・China Mobile IoT Allianceによる執行委員に任命
・ioTube(ver.3)のリリース
・Unifiプロトコルとのパートナーシップ連携

【2022年以降】
・M2M(Machine to machine)の相互通信
・人工知能の導入

2017年からプロジェクトが始まっていることもあり、多くの目的を達成しています。
プロジェクト発足当初から約20億円にもなる出資を受けたりと世間からの注目も多く集まっています。


2021年以降は、自動的にそれぞれのトークンを管理する分散型自律マシンを確立させるための開発を行います。
これにより、機械同士が自動的に通信を行いお互いを監視することが可能になります。


技術的にはすでに確立されたものがあるので、今後は大企業とのパートナーシップ連携やアプリの登場などが期待されます

IoTeXの価格は?

記事執筆時点(2022年8月27日現在)のIOTXの価格は約4.4円となっています。
IOTXの時価総額は約420億円となっています。


上記でも述べていますが、今後は大企業との連携やアプリの開発によって価格が上がる可能性があります。


IoTeX(IOTX)を扱っている取引所は?

IOTXを扱っている取引所は以下の通りです。
取り扱い取引所が多いため上位5つの取引所までご紹介します。


一覧から見てもわかるように有名取引所への上場を果たしているのがわかります。
このことから今後、上場による価格の上昇などはあまり発生しないのではないかと考えております

  • Binance
  • KuCoion
  • Huobi Global
  • Coinbase Exchange
  • Gate.io



IOTXは今後値上がりするのか?

やはり投資をしている以上気になるのが値上がりするのか?という部分だと思います。


値上がりする要素について考察してみました。

値上がりする要素1:大手企業との連携や開発に期待

IoTeXはプロジェクトとしてはすでに完成形に近づいており、アプリやウォレットがリリースされている状態です。


今後は、大手企業との連携やアプリの開発などが活発的に行われ、IoT界隈にインパクトを与えるイベントが発生するとIOTXの値上がりが期待できます。


IoTeXのTwitterアカウントを確認すると日々、多くのパートナーシップ企業を獲得しているので今後の伸びに期待です。

値上がりする要素2:IoT市場の活性化による注目に期待

IoT市場は最近になってようやく一般の人たちに浸透してきましたが、実際にはまだまだ生活の中に溶け込むといったものではありません。


特にビジネスでの活用についてはまだまだ成長の余地があり、農業や工業、製造業などの業種でIoTの活用の可能性が秘めています。


そのため、今後のIoT製品や研究などの動向をチェックしつつIoTeXに投資をしていきたいところです。

まとめ

今回はIoTの未来を変えるかもしれない「IoTeX(IOTX)」について紹介しました。


日本ではまだまだ浸透していないIoTですが、より安全にかつ簡単にIoTデバイスが使えるような世界がIoTeXによって実現されるかもしれません。


ここまでは個人的な見解を含めて解説してきました。投資判断は自己責任でお願いいたします。

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