竜峰山逍遥(2)

竜峰山、竜ヶ峰の山塊を八代平野の氷川町から遠望した写真が下だ。
ちょうど写真の中央付近の一番高く見えるあたりが竜ヶ峰だ。
竜ヶ峰を中心とする、左右対称に近い形の山塊ということがわかる。

竜ヶ峰と熊本県の北部の山鹿市にある不動岩を結ぶ直線は、私が定義したサークルセンターと私が日本のウルルと命名した雁回山を見事に通過する。
このことは、下の投稿で示した。

山鹿の不動岩

BC24800年頃、天の川銀河の中心が日岳-矢山岳ラインと重なるとき、地平線と銀河赤道が一致するのだが、そのときの竜ヶ峰のほぼ真上に南十字座のɤ星が輝き、姿は見えぬが真下の地平線付近にα星がある。
竜ヶ峰の稜線に沿うがごとく、β星とδ星が顔を出している。

一方、竜ヶ峰と竜峰山を結ぶ尾根とそこから両側に延びる尾根は、地上に十字架を描く。

そして、南十字座のα星とɤ星を結ぶ線が天頂を通過し、指し示すに先には、天球のカシオペア座と地上の雁回山、そして不動岩があるのだ。

南北の地平線上に表れる南十字座とカシオペア座をつなぐ直線が、あたかも八代平野の南北に位置する竜ヶ峰と雁回山をつなぐ直線に対応しているかのようであり、更に直線を北方に延ばした先には、不動岩という巨大な岩峰が配置されているという何とも壮大な偶然?。

<つづく>