SIer 独自サービス運営 SE比較 社内SE

明けましておめでとうございます!!
今年もCloudSEをよろしくお願いいたします。

今回のテーマは「SEの年末年始」です。

年末年始は長いお休みの方もいると思います。
もちろんSEにとっても長いお休みなのですが、SIer、社内SE、Webサービス運営では年末年始の捉え方が違います。


SIerにとっての年末年始

ケース①年末年始の長期休暇こそ本番稼働

SIerはユーザ企業の都合に合わせて、新システムの稼働や、新機能などのリリースを行います。
特に新システムの稼働は移行やハードウェアの入れ替えも含めて、数日間の期間を要するケースも少なくありません。
そのため、ユーザ企業の休業期間や閑散期を選択して本番稼働日が選択されます。

業種にもよりますが、年末年始、ゴールデンウィーク、シルバーウィークなどの連休を選ぶことは多いです。

また、統計などの観点からも新年稼働というのは理にかなっており、年末年始は忙しいプロジェクトに当たる確率は高いです。

私もSIer時代には1月4日本番稼働のため12月30日から休みなしで現地張り付きのプロジェクトを何度か経験しました。

ケース② 「今年の年末年始はPJ中盤なのでお休み」

とはいえ、全てのプロジェクトが年末年始稼働では無いですし、2年以上に跨るプロジェクトでは年末年始はしっかり休みます。
日頃が激務である分、休める時はしっかり休みたいので、年末年始は強引にでも休むようにしていました。

社内SEにとっての年末年始

ケース①年末年始も会社は稼働しているので自宅待機

社内SEは基本的に社内のシステム運用上の問題に対応するので、会社がお休みの日は、社内SEもお休みです。
逆を言えば、年末年始も会社が稼働している場合は、社内SEも対応が必要になリます。
しかし、非生産部門の社内SEは年末年始に休日出勤させるケースよりは、何かあった時に対応出来るよう、全員が遠出しているひは作らないようにして、休日は休日とする傾向が強いように思います。

ケース②年末年始は休み

会社自体が年末年始休業であるケースも多いので、その場合はもちろんお休みになります。

独自サービス運営の年末年始

ケース①年末年始でも障害が起きれば関係ない

独自サービス運営の場合、基本的には365日お休みであり、休んでいる暇などありません。
このサイトやブログのようなサービスでは、障害などが発生しても機会損失だけの問題ですが、他にやっているサービスでは有料会員制のものもあり、万が一の場合は年末年始だろうが、夜中だろうが対応する覚悟です。
もちろん、サーバの多重化などで万全を期しています。

ケース②年末年始の問い合わせは1月4日以降

しかし最近では、働き方改革や人材確保の観点から、「年末年始のサポート問い合わせは、休み明けに順次回答いたします」と明記されているサービスも多くなってきました。
とても良いことだと思いますが、これまで以上にSIerや社内SEの人気が下がるんでは無いかと懸念しています。

今回は、それぞれのSEの年末年始をご紹介しました。
結婚や子育て世代になる前は、SIerとして年末年始も働いている自分を「頑張ってるなー」と感じることも多く、また、手当などでかなりプラスになる年末年始が楽しく感じていましたが、結婚や子育てを経験して、今では休めることの重要さを実感しています。

2023/01/01


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