#005 スポラジ(リアルe-Sportsラジコンカー)始動

 #005

スポラジ動き出しました

~ 開発奮闘記ご紹介 ~


|はじめに

このブログは、「ラジコンカーをFPV(一人称視点)で運転したら、すごい没入感と臨場感が味わえるのではないか?」という思いつきから始まり、市販品を探すも「コレジャナイ」祭りが始まり挫折。この世に無いなら作れば良いじゃないと一念発起し2020年より開発開始


試行錯誤を重ねながら、何とかカタチになってきたので情報公開を開始しました


このブログは#005となります


第4回までは

コチラ

からご覧ください


|このブログはこんな方におススメ!

1.新しく「趣味」を初めてみたい方

2.車が好き。乗り物が好き。運転が好きな方

3.ラジコンカーが好きな方

4.プラモデルを作ったり、機械いじりが好きな方

5.クラウドファンディング等に興味があり、いつか投資をしてみたい方


今回は、開発の進捗状況をお知らせします


|「遅延」よさらば!

前回までのブログをご覧の方はお分かりかと思います


スポラジ開発の重要部分は「遅延の解消」と「2.4GHz帯域電波の利用」の2つありました


「FPVラジコンカー」でgoogle検索をすると、一人称視点で運転ができるラジコンカーは販売されています。しかし、カメラからやってくる映像がモニターに投影されるまでに、1~3秒くらいの遅延が発生してしまい、運転なんてできる代物ではありませんでした。遅延が解決されないと「臨場感」と「没入感」は手に入らないのです


次に、二つ目の課題である「2.4GHz電波」の帯域でなければ、気軽に遊ぶことができません。FPVドローンの世界で主流となっている5.8GHz帯域を使うには、無線免許と基地開局の手続き申請が必要となります。敷居が高すぎて遊ぶ気になれないのです


今まで私が開発をしていた方向性に限界がきたので、見直しをかけました。見直しのきっかけになったのがドローンの世界。「FPVドローン」というものがあり、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を付けて運転をしています。これがまた格好良いのです


FPVドローンレースをユーチューブで見ると・・・


はて、ドローン100キロ以上の速度が出てるよね・・・遅延はどうやって解決しているのだろうか?


調べてみると「アナログカメラ」と「デジタルカメラ」の違いでした


私が2年という歳月をかけて「デジタルカメラ」を使ってスポラジ開発を進めていました。しかし、デジタルカメラで遅延を解決することができませんでした


「アナログカメラ」なら遅延解決できるのかな・・・・


というわけで、デジタルカメラを使っての開発をやめて、アナログカメラに切り替えて試作機を作ってみました


そうしてやってきましたラジコン会場(OHMツインサーキット:札幌市白石区川下)

ラジコン会場に来るとテンションが上がるから不思議


ラジコンに「アナログカメラ」を付けて、準備完了

ちょっと格好悪いけれどこんな感じ


ラジコンとプロポとHMD(ヘッドマウントディスプレイ)


電源ON!!

モニターにはこんな感じで映っています

運転している様子を動画に収めたのでご覧ください



|かなり良い感じだ

FPVラジコンカーとしては遅延も無く大満足な仕上がり。これはかなり面白い。ただ、即席で作った試作機だから耐久性に問題あり。ラジコンが横転した時はかなり焦った。壊れたかと思いました・・・


うん!・・・思った以上に面白い


「人馬一体」という言葉があるが、意のままに操る事ができるようになれば、もっと楽しくなるだろう


コースを覚えて、タイムアタックもできる

長時間運転をしていると「私」が「ラジコンカー」になったかのような錯覚も経験できた


製品としての精度を上げてあげれば、この玩具は売れるという思いは更に強くなりました


課題も見つかったし、成果は上々

商品化の目途はいつになるのか・・・

これからが楽しみで仕方がない


というわけで、今日はここまでです


みなさん、最後まで読んでくださりありがとうございます


また#006でお会いしましょう!



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