三権分立論を提唱したフランスの哲学者のモンテスキューは、次のように語っております。
『ただ幸福になりたいと望むだけなら簡単だ。
しかし他人よりも幸せになりたいというのならば、それは困難だ。
我々は、他人はみんな実際以上に幸福だと思っているからだ。』
これを読んで、お釈迦様が3千年ほど前に説かれた「自灯明(じとうみょう)法灯明(ほうとうみょう)」を思い出しました。
この教えは、お釈迦様が亡くなる際に弟子たちの行く末を心配し、遺言として残した言葉だとされております。
意味としては、『自分自身を信じて生きることです。自分を信じて自分の価値観や考えを基に、他人の意見には左右されずに、自分を拠り所として生きるということです。』になります。
この2つの言葉からは、他人と比較することなく、自分自身を確立し自分の内なる感覚を頼りに進む事が大切であると伝えられているのだと感じました。
生きて行くための、選択や決定は必ず自分自身が行います。外部からの影響があって仕方が無く、だとしても最終的に決めるのは自分自身です。
決定や選択に悔いを残さない様に、自分自身に嘘をつかずに自分が望む方向を向いて進んで行く事が必要なのだと思います。
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