中高生がなりたい職業ランキングでもついに1位にまで入り込んできている声のスペシャリストの声優。(ソニー生命株式会社が実施する「中高生が思い描く将来についての意識調査」より)
憧れの声優さんも多く、一緒に仕事できたら最高ですよね!
今回は「どうすれば声優になって、憧れの声優と一緒に仕事ができるのか?」についてご紹介したいと思います!
声優になれる人の特徴3つ
事務所のマネージャーや養成所の講師から、よく出る生徒の中でも声優になりやすい人の特徴を3つにまとめてみました。
①:考え続けることが出来る
演技は学校の問題や仕事などと違い答えがない、芸術です。
そのため、講師の方に教えられた演じ方や活舌、発声方法なども「自分に100%合ってる」というのはなく、
「習ったことを自分なりに考えて、オリジナルのものにしていく作業(努力)が一番大切」です。
②:好きが多いのがとっても大切
声優になるにはオーディションが必須なのですが、声優の仕事はどこからやって来るか分からないです。
事務所のマネージャーと同郷だったり、趣味が同じダーツで、バレル(持つところ)の話だけで3時間盛り上がっただけでアニメのオーディションやドラマCDの仕事がもらえたりもします。
なので、アニメが好きで声優を目指すのも大切ですが、それ以外にもたくさんのことに興味がを持っている人の方がチャンスが多く、声優としてデビューもしやすいです。
③:適度なガツガツが大切
声優はガツガツするのが大切と言われますが、あまりガツガツしすぎると相手の人から引かれてしまい、逆に仕事が来なくなるので注意しましょう。
しかし演技の練習や自分の好きなことにはとんでもなくガツガツしてください。
声優になるための流れ【おおまかに】
声優デビューするためにはまず事務所に所属しなくてはいけません。
事務所に所属するためには公開オーディションか、声優養成所か専門学校で学ばないとオーディションを受けることが出来ません。
声優になるために今すぐできる5つのステップ
声優になりたい人がやるべきこと
- アニメを見る
- 本を読む
- 面白いものを学ぶ
- 部活か地域・ネットの声優コミュニティに入って上手い人に弟子入りする
- 声優オーディションを受ける
声優未経験で声優養成所に通ってもいない、今のあなたができることを5つご紹介します。
①アニメを見る
「習うよりなり慣れろ」という諺の通り、現在放映されているアニメは最高の教科書であり、プロの先輩たちが血の滲むような思いで練習をして手に入れた能力の塊になります。
「キャラがこの表情の時はこんな声の出し方があるのか」
「橋の上のキャラに声をかけるときはこんな声なのか」
など学べることはとても多いです。
それを頭の中で覚えておくか、覚えてられない場合はメモしておくというのもありです。
②本を読む
声優の仕事は簡単に言えば、「本や漫画のセリフを読んで伝える仕事」です。
そのため読解力がとても大切になってくるのですが、スマホが発達しすぎて読解力と視力が極度に低下した言われています。
なのでアニメでキャラが喋っていることなどがわかったら同時に原作の漫画やラノベを読みましょう。
読書のレベル別おすすめ
レベル①:漫画→レベル②:ラノベ→レベル③:小説→レベル④:脚本や台本
ラノベは意味なくない?という人もいますが、ラノベの作家は実は小説家以上に勉強しているといわれていて、専門用語やわけのわからない漢字なども結構あるので、「漢字や用語を調べるクセ」が身に付きます。
それになんといって絵もアニメ原作はラノベが多いので読みやすいですからね。
そのあとの小説は、実写映画化されているものだと読みやすいし、話していて話題にもなりやすいのでお勧めです。
③面白いものを学ぶ(体験を増やす)
上でも書きましたが興味を増やすことで声優デビューのチャンスは広がります。
知識をつけるのも大切ですが、一番重要なのは体験することです。
体験することで、自分の中の気持ちや、体を動かしたときに出る声の音などの変化にも気づけます。
④部活か地域・ネットの声優コミュニティに入って上手い人に弟子入りする
実は声優の勉強ができるのは養成所や専門学校だけではありません。
元プロや、声優の勉強をしていたという人は結構いて地域教室を開いていたり、ネットでサークルを作って同人活動などをしている人も多いです。
人気声優ではないのですが、演技自体は上手くて実力的にはアニメに出れる人もいるので、ネットで探してみるといいですよ。
サークルはあくまでサークルなので、卒業や上手くなれば声優オーディションが受けられるというわけではありません。
⑤声優オーディションを受ける
最終的にこれになるのですが、声優オーディションを受けないと声優にはなれませんので受けましょう。
【必須ではない?】声優養成所には通うべきか
どのサイトを見ても、おすすめの声優養成所や声優専門学校を紹介していますが、
声優になるためには絶対必要というものではありません。
上でもしっかり通ってなくても受けられる声優オーディションがあることは書いてます。
しかしオーディション回数が少ないことや、自分でやってても上手くなってるか分からないことも多いです。
当ブログ著者は48時間寝ないでアニメ見続けるのを3ヵ月間ひたすら繰り返しまくったら何となくつかめてそれ以降はずっと演技で高評価もらい続けられました。笑
当ブログ著者が実際やってたこと
- 移動中→アニメの音声を聞く、口の中は活舌練習
- お風呂→印象的だったアニメのシーン全キャラセリフ暗唱
- 自転車→キャラのセリフしりとり
- バイト中→活舌練習
- 学校の授業中→自分で手書きしたアニメの台本に演技やセリフ回しの記入
良い師匠に出会えて養成所通う前からこれだけやっていましたが、オーディション1年間落ち続けて最終的には専門学校に1年通ってオーディション受けて合格しました。笑
実力自体は自分でつけることは全然できます。
しかし実力があってもとオーディションに受かるのは別の話になることが多いです。
1年くらいはフリーで目指してもいいかもしれませんが、それでダメなら養成所や専門学校に通うのがおすすめです。
当ブログがおすすめする評判の良い声優学校についてまとめた記事はこちら
【年齢別】声優になるために今すぐできること
では年齢別で声優になるためにやったほうが良いことをまとめてみました。
小学生
- 死ぬほどアニメ見て!
- あれば声優のレッスンをけて!
- 子役の事務所オーディションを受けてみる
中学生
- 放送部あったら入る
- 養成所あれば通う
- カラオケ行って発声とセリフ練習する
- 声優オーディションあったら全部受ける
高校生
- 部活かサークル入りましょう
- 養成所あれば通いましょう
- 観劇やイベント行って実際の声優を見ましょう
- 声優オーディションは全部受けましょう
大学生
- オーディション受けましょう
- アニメ見ましょう
- 声優養成所通いましょう
- バイトもめちゃくちゃやりましょう
社会人
- 仕事頑張りましょう(独立推奨)
- 声優養成所通いましょう
声優の基礎知識①「仕事の種類」
声優の仕事一覧
- アニメ・・・アニメのキャラクターを演じる
- ゲーム・・・ゲームやスマホアプリのキャラクターを演じる(新人声優の登竜門)
- 吹き替え・・・海外ドラマや韓国ドラマなど
- ドラマCD・・・原作があってまだアニメ化されていない作品に声だけ充てる(アニメ化の実験に使われやすい)
- ナレーション・・・テレビCMや番組、企業が作成するPR映像の文章を読む
- 歌・・・演じたキャラクターのキャラソンを歌う。アニメ主題歌を歌うこともある。
- 雑誌・グラビア撮影・・・アニメ出演や人気が出ると雑誌の表紙や撮影がある
- メディア出演・・・ラジオやテレビ番組に呼ばれて出演する。有名作品に出演や、企業とコラボしてバズると来る
声優の基礎知識②:収入(ギャラ)の仕組み
声優のお給料(ギャラ)は日本俳優連盟が、声優の活動を続けるためにしっかりと報酬を保証するという意味で作られたランク制が採用されています。
これにより、新人でも、ベテランでもアニメの収録でたった一言でも出演さえすれば最低1万5000円が保証されているからこそ声優として活動できる人がいるわけです。
最大45ランク(1本4万5000円)まであり、それ以上のランクは直接交渉というフリーランクというのもあります。
もちろん最終目標はフリーランクではありますが、ここまで到達した声優はそれこそ伝説級の声優で、今アニメによく出ている99%の声優はフリーランクではありません。
声優になるために超えるべき3つの壁
声優になるときに立ちはだかる壁を3つご紹介します。
①:親の説得
声優だけではなく、なんでも両親の反対というのはありますね。
特に声優は人気職業でありながらいまだに受け入れられないという人も多いです。
親の説得方法はこちら
【声優になりたいけど親に反対される】今すぐ使える3つの説得術
②:才能
声優にも才能というものがあります。
声優になるためにあるとお得な才能
- 声質
- 外見
- 血縁に声優がいるかどうか
どれか一つでもあればすごい有利、中には全部持っているという人もいますし、
アイドルは難しいから声優でいこうという、踏み台にする人もいます。そういった人たちを超えて声優になるにはあなただけの武器。
「個性」が必要になります。
③:運
声優になるには才能もありますが、その中でも人気声優になるためには運が必要です。
運気を上げるためにお祓いや開運グッズを買うとかではないですが、
人気作品に出るためには90社以上ある声優事務所の中のトップ20、あわよくばトップ5に入れなければオーディションチャンスがつかみにくいです。(スマホアプリとかだとトップ20でも行ける)
なのでできるだけ大手の声優事務所に入れるように最善を尽くさなければいけません。
まとめ
声優になりたい人がやるべきこと5つ
- アニメを見る
- 本を読む
- 面白いものを学ぶ
- 部活か地域・ネットの声優コミュニティに入って上手い人に弟子入りする
- 声優オーディションを受ける
千里の道も一歩からです。まずは死ぬほどアニメ見て、死ぬほどラノベ見るところから始めてみましょう!
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