歯石除去

矯正治療
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歯周病の原因とも言われる「歯石」ですが
歯石とはどうやってできるのか、と思う方も多いのではないでしょうか。

歯石と歯垢の違いや歯石ができた場合の対処方法
歯石を放っておくと起こる可能性のある症状
予防方法などを解説していきます✾

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歯石ってなに?

歯石とは?

歯石は歯垢が石灰化したもの!

歯石とは一言でいうと、歯石は歯垢が石灰化したものです。
歯石とは歯の表面についてしまう石のような硬い物質で
だ液に含まれるカルシウムと歯についている歯垢と呼ばれる汚れ(プラーク)
結びつくことで出来ます。

歯の汚れは2種類あり「歯垢」「歯石」に分けることができます。

うえにもありましたが、歯垢とは口のなかの細菌が集まったものです。
別名「プラーク」ともよばれ
ネバッとしたやわらかい汚れであり
歯垢の段階であれば普段の歯磨きで歯ブラシを使用することで除去ができます。

それとは違い歯石とは
歯垢が石のようにかたまってしまい
歯の表面にこびりついている汚れ
のことを指します。

ザラザラとした質感で
歯垢が歯石に変化するのはだ液のなかの成分であるカルシウムが
歯垢に付着して石灰化すると言われています。
歯石の状態となるととても硬さがあるので歯ブラシでは除去できません
歯医者さんで歯石除去をおこなわないと、基本的には取れません。

歯石とは?

歯石には種類がある!

じつは大きく歯石といっても種類があります。
できる場所によって名前が変わるのですが
「歯肉縁上歯石」「歯肉縁下歯石」のふたつに分けられます。

歯肉縁上歯石とは歯茎のうえに付着している歯石のことで
色は黄色みがかった白色です。
目に見てる場所にできるものなので
歯医者さん専用の器具を使えば比較的簡単に除去できる歯石です。

しかし、歯肉縁下歯石歯茎の奥深くにこびりついている歯石
歯周病の進行と深くかかわっていると言われています。

色は黒ずんだ褐色で、歯に強くこびりついていて除去しづらいのが特徴です。
除去するには歯茎の中の施術が必要なので
麻酔をして歯茎の中に器具をいれて治療するか
歯茎を切開して歯石を除去する施術方法もあります。

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歯石を放っておくとどうなるの?

歯石自体が酸や毒素を出すということはありませんが
表面がざらざらしているので、細菌が非常にくっつきやすいです。

そのため、歯石を長期に渡ってそのままにしておくと
虫歯や歯周病の原因になるのはもちろん
口臭が悪化する原因にもなります。

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歯石は自分でとれる?

歯垢はやわらかい汚れのため歯ブラシでも落とせますが
歯石に関してはセルフケアで落とすことは難しいです。

また、無理に自身で歯石を取ろうとしても歯茎を傷つけたり
中途半端に取ってしまうとザラつきが増し
口腔内の環境が今以上に歯垢や歯石がつきやすい環境になる恐れもあります。

歯石除去の方法

実は歯医者で歯石を除去する方法は
保険治療自由診療があります!

基本的に歯石除去は保険治療で行われることがほとんどです
保険診療では、歯石除去を実施する前の段階として、
歯周病の検査をしなければならないという取り決めがあります。

そのため、虫歯や歯周病の診断をして
はじめて歯石除去といった流れになるのです。
また、保険診療の歯石除去は1回で終わる場合もあれば
歯周病の進行具合によっては4~6回に渡って通院するケースもあります。

一方、自由診療の歯石除去では健康保険上の縛りがないので
治療方法や器具・通院回数に制限はありません。
患者さんの希望によっては
歯科医師と相談のうえで1回で歯石除去を終わらせることができる場合もあります。

歯石がつかないようにするためには?

歯石の予防

口の中を清潔に保つ

歯石ができてしまう要因のひとつに
「口のなかに歯垢がたまりやすい環境」にあります

歯垢をできる限り軽減させるためにも
日頃の歯磨きは歯ブラシのみならず
フロスや歯間ブラシも併用してていねいにおこなうと
口のなかを清潔に保ちやすいです

また、口のなかが乾きやすい(ドライマウス)人は
自浄作用の役割もある唾液の分泌が少ないことがあるので
歯垢が付着するリスクが高く注意が必要です。
ドライマウスの改善はこちらの記事をどうぞ

ドライマウスの人だけでなく
妊婦さんも口腔内に変化がおきると言われています
妊婦さんの定期検診には歯科検診も行うようにと項目があるほどです。
妊婦さんは普段以上に口腔内の環境に気をつけて
歯石除去を含めて歯医者さんに定期検診に行くことをおすすめします。

歯石の予防

歯医者さんに定期的に通う

個人差はありますが
歯垢から歯石へと変化するのにかかる日数は2日程度だといわれています。
ですのでどれだけていねいに磨いても
日々のわずかな磨き残しの積み重ねで歯石はできてしまいます。

また、歯石が長期間に渡って歯茎や歯にあると
硬くて取れにくい歯石になるケースもあるので
少なくとも半年に1度は歯医者さんに行くことをおすすめします。

まとめ

歯石とは歯垢が石灰化してかたまった状態を指し
セルフケアではほぼ取れません。
長期に渡ってそのままにしておくと、
固く付着してしまい、非常に取れにくい歯石となる恐れもあります。

さらに、歯石の表面は粗造で細菌の温床となり
歯周病が進行してしまうケースがあるので
歯石になるまえのケアを心がけ
定期的に歯医者で検診してもらうなどを続けることが大切ですね。

他美容施術についてはこちらの一覧からどうぞ✾

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