分子標的薬の効き目が悪くなってきたかも?
見た目にはどんどん元気になるお義母さん。
(高齢者は進行も遅いっていうし…治っちゃうんじゃない?)
なんて、どんどん楽観的になる私。
三ヶ月に一度のCT(造影剤入り)の結果を聞きに行った。
内臓には問題なし。
血液検査の結果も問題なし。
腫瘍マーカーも110で前回より30も下がっている。
「ただ…左肺の腫瘍部分が白くもやっとしてて、白い点もあるんです」
(なぬっ!?)
「おまけに右肺にも白い点が一つ増えてるんですよね…」
先生によると、これが新たにできた腫瘍なのかどうかははっきりしない。腫瘍マーカーは下がっている(よくなっている)ので、CTの結果との整合性が取れない。
(うーん…どう考えればいいんでしょうね?先生)
もしかしたらただの軽い肺炎かもしれないので、年明けにまたCT(普通の)を撮って判断することになった。
もし、これが腫瘍だったとしたら?
「分子標的薬が効かなくなってきた可能性があるので、抗がん剤への切り替えも検討しましょう」
5月に肺がんって言われて、7月に薬を飲み始めた。
前の病院では確か1年半くらい効果があると言われ、
今の病院では1年くらいで効き目がなくなってくると言われた。
(まだ…半年ですけど?)
抗がん剤って、健康な細胞もやっつけちゃうやつだよね?
吐き気がしたり、毛が抜けたりするあれだよね?
あああああああああ…どうなの、それ?
とりあえず、夫には1月の検査結果が出るまで、このことは黙っておこう。
だって絶対、落ち込む!!!!!
(あー。CTの検査頻度とか全然気にしてない夫でよかった)
普通に「ただの肺炎だったみたいですね」で終わる可能性だってあるんだし。
肝心のお義母さん。
「さっきの内臓の写真。おでん鍋みたいだったね」
。。。。。確かにそんな感じだった。
読めない…。
ショックを隠そうとしているのか。
先生の話をよく理解できなかったのか。
めちゃめちゃ楽観的なのか…。
まあ、本人も元気そうだし、悩むだけ時間の無駄!
楽しくお正月を迎えましょう♪