内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

とんでもないホテル

 

98カ国を周遊してきたからだろう、世界のホテルの夢を延々と見ていた。
目が覚めてから、実際に泊まった、とんでもホテルを次々と思い出す。
客室に入ってみれば、そこは建設資材置き場をかねていた(インド)
客室の中央に、ベッドの横に、トイレが、便器が鎮座していた(モロッコ
朝目を覚ますと雪に埋もれて寝ていた。深夜のチェックインだったので、窓が割れていたことに気づかなかった(トルコ)

ベッドのすぐ上、中空に浮かんでいる透明性のバスタブ、アハハハハ(バンコク

客室がゴキブリの巣窟だった。隣が中華料理店だったからだろう(ベトナム

若き日、お金がなかったのと旅費の節約のためだろう、そんなホテルを多々泊まり歩いてきた。世界のホテル事情もまだよくなかったようだ。今となってはいい思い出のような……。

 

感染症

フィリピンの幼い奨学生、中部の離島暮らし、謎の感染症に罹患、長期入院。

退院後は体調によって寝たり起きたり、リハビリの日々とのこと。

感染防止の目的もあり、通学は一年間禁止とのこと。超優等生、ああ、無情。

母子で泣いています。自習をするというので、内山アジア教育基金としては奨学金支給を継続したく、支援者さんと協議中です。

基金からのお見舞い金はむずかしいので、ウチヤマが個人的に送るとしましょう。

快復祈願!!!!!(掲載許諾あり)

 

 

 

 

ミニマリズム

ミニマリズムなのでしょうか、物に囲まれない生活が身についたようです。

物書きなのに、蔵書はゼロ、自著すら所有していません。よって大きいほうの本棚は捨て、残りの本棚もスカスカ。

デビュー当初の手書き原稿、山のような原稿、未発表の作品群、フロッピーなどの記憶媒体、原稿執筆用の備忘録数百枚、資料の数々、古めのパソコン一台残らず、などなど、収集家の知人に献上しつつあります。

「ウチヤマがいなくなったら、自由に処分してください」と私から。

衣服も一年以上着ていない物は全て処分しつつ。

食器、什器、家電など最低限の物しかありません。

余分にあるのはパソコン長者、オタクですから、仕事場に五台あるPCくらいなものでしょう。これも間もなく内山アジア教育基金の用事でアジア周遊するおり、現地に寄付します。諸行無常

 

外国と日本

 

若き時代、一年に何度か、トータルで数ヶ月におよぶ海外渡航をくり返していた。

帰国して、住まいのある都心にバスで戻るたびに、「ああ、また早く日本を出たい」と思ったもの。

それが今、帰国して都心に入るたびに車窓をながめて、しみじみ、「ああ、やっぱり日本がいいなあ」と……。諸行無常



 

 

満点

全教科ほぼ満点の成績表が、新人奨学生のフィリピーナから届きました。

実に礼儀正しい娘さんです。現地で候補者面接をへて選抜した甲斐がありました。祝祝祝祝!

直近聞き取り調査したところ、めざすは弁護士とのこと。頑張れ!

 

年度替わり

我々の奨学金

内山アジア教育基金も年度替わりとなりますので、支援者の皆様に、個々に継続支援をお願いしているところです。

 

おかげさまで全て快諾、嬉しい、ありがたいかぎりです。

 




GeminiとchatGPT

生成AIのGeminiとchatGPTを比較してみると、文芸の分野で使ってみると、新興のGeminiは、まだ笑えるほどに未成熟、とても使えませんね。

でも、少しずつ性能アップしていくのでしょう、日本語版のchatGPTが公開当初そうだったように。期待しましょう。