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犬に梨を与えても大丈夫。
暑い夏、愛犬も水分補給が大切。
そんな時にぴったりなのが、みずみずしい梨!
犬に梨を与えると、どんなメリットがあるのでしょうか?
今回は、犬に梨を与える際の注意点や、安全な与え方について詳しく解説します。
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犬は梨を食べても大丈夫、ただし皮や芯、種はNG
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愛犬に梨を食べさせても大丈夫です。
梨には犬の健康に良い栄養成分も含まれており、ほとんどが水分のため愛犬に食べさせても問題ありません。
ただしカリウムを含んでおり、食べすぎるといつもよりおしっこの量が多くなったり、下痢を起こしたりすることがあります。
また皮や芯は消化しにくく、種にはアミグダリンという犬の体によくない成分が入っているので、絶対あげないようにしましょう。
梨は犬に与えても大丈夫ですが、愛犬に合わせて少しずつ与えるようにしましょう。
梨の栄養素と成分
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- 水分
- 食物繊維
- カリウム
- アスパラギン酸
- ソルビトール
水分(88g)
梨100gに対して88gが水分。
こまめに水分をとれないシニア犬や暑くてごはんを食べる気に慣れない子にフードのトッピングとして与えると、水分補給になります。
食物繊維(0.9g)
梨は水に溶ける食物繊維(水溶性食物繊維)があります。
この水溶性食物繊維は、腸内環境を改善させ、正常な腸の機能を保ちます。
カリウム(140g)
体内の水分バランスを調整し、筋肉の働きをサポート。
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利尿作用があるから食べすぎ注意!
アスパラギン酸
疲労回復効果や、肝機能の改善に役立つと言われています。
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アスパラギン酸も利尿作用があるといわれているよ。
ソルビトール
ソルビトールは、自然にもある甘くて体にやさしいお砂糖。
たくさん食べるとお腹がゆるくなったりすることもあるから、食べすぎには注意が必要。
梨を与える際の注意点
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- 皮や芯、種は食べさせない
- アレルギーに注意
- 与えすぎない
皮や芯、種は食べさせない
皮や芯は消化しにくく、種にはアミグダリンという犬の体によくない成分が入っているので、絶対あげないようにしましょう。
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もし誤って食べてしまったら、かかりつけの動物病院に行きましょう。
アレルギーに注意
梨でアレルギーを起こすことがある。
アレルギーを起こすと、かゆみ、嘔吐、下痢などの症状が多くみられます。
梨でアレルギーを起こす犬もいるので、初めて与える時は少量ずつ様子を見てあげましょう。
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アレルギー反応が出たらかかりつけの動物病院を受診してください。
与えすぎない
梨に限らず、与えすぎには気を付けてください。
梨は水分補給にもなり、栄養もありますが利尿作用があるので食べすぎると多量におしっこが出たり、下痢をする可能性があります。
では1度に、どの程度与えてもいいのか説明します。
犬に梨を与えるときの適量
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そもそも犬はドッグフード(総合栄養食)と水があれば、十分な栄養は足りています。
梨はおやつやフードのトッピング程度に与えるようにしてください。
小型犬 (体重5kg以下)
梨10~20g程度
中型犬(体重5~15kg)
梨20~30g程度
大型犬(15kg以上)
梨40~50g程度
注意: 上記はあくまで目安です。犬種、年齢、活動量、個体差によって適切な量は異なります。
まとめ
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梨は犬に与えても大丈夫な食材です。
暑い夏は犬も食欲が落ちますよね(うちの子は大丈夫そうですが・・・)
そんなとき水分が豊富に含まれている梨は、いい水分補給になります。
利尿作用があるので、食べすぎに注意してあげてください。
食べて愛犬の様子がおかしいと思ったら、かかりつけの動物病院を受診しましょう。