ケニアのナイロビからエチオピアのアディスアベバまでバス(陸路)で行く方法と両替

今回はケニアの首都であるナイロビからエチオピアのアディスアベバまでモヤレという場所を経由して、バス(陸路)で行く方法について。

ケニアのナイロビからエチオピアのアディスアベバまでバス(陸路)で行く方法と両替

ケニアのナイロビからエチオピアのアディスアベバまで陸路で行く方法としては、バス一択。

そしてバス会社にもいくつかあるみたいで、

  • Moyale Liner(モヤレライナー)
  • Moyale Star(モヤレスター)
  • Moyale Raha(モヤレラハ)
  • などなど。

    これらのオフィスとバス乗り場が、ケニア、ナイロビのEastleighの10thストリートと呼ばれる場所にあるので、まずはそこまで行く必要があります。

    ナイロビのCBD(ダウンタウン)からは大体バイタクで170円くらいで行けます。

    例えばモヤレライナーであれば、わざわざオフィスまで行かなくてもモヤレライナーのサイトからM-PESAを使って、

    そのままオンラインでバスのチケットを買って予約する事が可能です。

    http://moyaleliner.co.ke/

    実際にモヤレライナーのサイトでナイロビからモヤレで検索をかけると、バスの時間と値段を確認する事が出来ます。

    席がどれくらい空いてるかというのも、日付などを入れて確認する事が可能です。

    僕は今回は、実際に現地のオフィスが集まっているエリアに出向いて、モヤレスターでバスチケットを購入しました。

    チケットを買う際に持っていくものは、パスポートとビザ。

    出発当日は出発時間の1時間前には着いていた方がいいかもしれないですね。

    旅程としては、ナイロビ ⇒ モヤレ ⇒ アディスアベバという感じで、モヤレでバスを乗り換えてアディスアベバまで向かう感じになります。

    ケニアのナイロビからエチオピアのアディスアベバまでの大体の距離としては、1500km~1600kmあるみたい。

    モヤレで1泊するかどうかは、その時の気分で決めてもらえればという感じで、

    モヤレに着いたらホテルは現地で探せばOKで、ホテルが集まっているエリアまではトゥクトゥクみたいなやつで10ブル。

    一番近いホテルだと歩いて10~15分くらいの距離にありますが、バスのオフィスがあるような場所だと、

    歩くと30分かそれ以上はかかると思うので、さっさと10ブル払ってそこら辺まで連れてってもらった方がお得です。

    ケニアのナイロビからエチオピアのアディスアベバまでバス(陸路)で行く際にかかる費用

    実際にケニアのナイロビからエチオピアのアディスアベバまでバス(陸路)で行く際にかかる費用に関しては、

    2023年9月現在だと、モヤレライナーで3000シリング。

    僕は今回モヤレスターでバスチケットを購入したので、2000シリングでした。

    そしてモヤレからアディスアベバまでの直行バスが1900ブル(2023年9月のレートで言うと5000円くらい)

    なのでケニアのナイロビからエチオピアのアディスアベバまではトータル7000円くらいで行けます。

    モヤレのエチオピア側にはバス会社が2つしかないと言われて、そのどれもが同じ値段みたいです。

    僕がお願いしたのは、泊まってたホテルからすぐ近くのODAA INTEGRATED TRANSPORT SCという会社で、

    僕が泊まったKoket Borena Hotelというホテルに頼んでも同じ値段で同じ会社に頼めます。

    出発時間は午前3時半で、バス乗り場はKoket Borena Hotelの前なのでかなり便利で、しかも1泊450ブルから泊まれます。

    部屋にはエアコンはないですが、蚊帳付きで水シャワーとトイレが一緒になったのが室内についてます。

    ベッドも大きいので2人でも余裕で寝れるくらいのスペースがありますが、セキュリティボックスなどはなし。

    そしてアディスアベバ現地に到着する時間は通常であれば、夜の7時くらいには着くとは言われていたのですが、

    僕の場合は、出発が午前3時半だったのにも関わらず、何やらチンタラとやっていて結局出発が4時半。

    そしてそこから途中でバスに不具合が出て、1時間以上のロスがあり結局到着が夜の9時過ぎくらいになりました。

    そして問題なのが、到着して降ろされる場所についてで、僕の場合は元々はMeskel Squareの近くで降ろされるのかな?と勝手に考えていて、

    現地についたら近くのカフェやレストランでWi-Fiを借りて、そこからタクシーでも呼ぼうかなという予定ではあったのですが、

    実際には本当に周りに何もない真っ暗な変な場所に降ろされてしまい、どうしようかなーとなってしまいました。

    なのでもし僕と同じような状況になってしまった場合、一番いいのは到着後、自分でRIDEのアプリを使ってタクシーを呼ぶ事。

    もしくはそこからバスに乗っていた人達と一緒にタクシーに乗せてもらうか、

    あとは到着地で待ち構えているタクシーに乗るかという方法にはなると思いますが、

    そいつらにお願いするとかなりぼったくられて高いので、出来れば避けた方がいいですね。

    僕の場合は同じバスに乗っていたエチオピア在住のケニア人の人達が助けてくれて、一緒にタクシーに乗せてもらいました。

    実際に降ろされる場所は、Africa CDC Headquartersというビルの近くの、本当に周りに何もない田舎の真っ暗な場所。

    そこからホテルが集まるエリアまでは、大体17km近くはあるのでかなり遠く、配車アプリを使っても大体300~500ブルはお金がかかると思います。

    なので複数人で旅行する場合はいいですが、そうでない場合はやっぱり同じ乗客と複数人で割り勘にするといいかもですね。

    今回の記事に関しては、詳しい地図や画像などはまた時間がある時にでも随時載せておきます。

    重要!ケニアのシリングとエチオピアのブルのお金の両替方法、場所について

    ケニアからエチオピアに向かう際には、ケニアのシリングをエチオピアのブルに変える場合は、

    ケニアの国境側で両替をするとかなり損をします。

    ですので両替をする際には一旦エチオピア側に入って、そこでケニアのシリングなりアメリカのUSドルなりを両替するようにするとお得です。

    例えば、ケニア側にも何人も両替してやろうか?と聞いてくる奴らがたくさんいるのですが、例えばケニア側だと、

    1000シリングが良くて500ブル~750ブルくらいなのに対し、エチオピアに入ってから両替すれば、1000シリングが1000ブルになります。

    これって実はすごい事で、公式のレートだと、1000シリング(1000円)が380ブル(1000円)前後なのに対し、

    ケニア側では1000シリング(1000円)が、750ブル(2000円前後)で両替が可能。

    これだけでも相当お得なのですが、エチオピア側だとこれよりも更にお得で、

    1000シリング(1000円)が1000ブル(2600円前後)の元々持ってたお金のおよそ2.5倍になります。

    なので両替する額が大きければ大きいほどにお得で、元々持っていたお金が余裕で数倍にもなるくらいにお得です。

    そしてUSドルを両替する際にも同じで、エチオピア側に入って両替をすれば、

    100ドル(14500円)が10000シリング(26000円)くらいにはなります。

    他にも注意点としては、ケニアのシリングを両替出来る場所は、アディスアベバの街中にはもうなくて、国境でしか両替が出来ないとの事。

    あとはアメリカのUSドルであれば、エチオピアブルに両替する事は可能だけど、銀行だと通常レートなのでかなり損。

    もしくは街中でブラックマーケットといって、闇両替を探せばそこでも100ドル10000シリングでいけるかもねとの事。

    ただ闇両替がどこにあるのかをいちいち探すのも面倒だし時間の無駄なので、エチオピア側の国境で一気に両替をしてしまった方がお得です。

    ケニアのナイロビからエチオピアのアディスアベバまでバス(陸路)で行く方法|最後に

    今回はケニアのナイロビからエチオピアのアディスアベバまで陸路で北上していく方法についての記事でしたが、

    もしお金に余裕があるならナイロビ、もしくはモンバサ辺りから飛行機で行くのもありですね。

    そうすれば2時間くらいでエチオピアまで到着します。

    アフリカを北上していくパターンの人達の多くが、陸路でエチオピアまで行ける事を知らずに、

    みんな高いお金を払って飛行機に乗って行く事が多いみたいですね。

    それもこれも全部、Googleで検索したら常に上位に出てくるような、平気で堂々と嘘ばかり書いているウェブサイトのせいですね。

    あとはそもそもアフリカを北上するパターンの情報が日本語だと少なすぎるのも問題。

    ナイロビからだと航空券の値段が4~7万円くらいで、モンバサからの方が安い飛行機の本数が多め。

    陸路だと2、3日はかかる事になると思うので、時間とか金額とかそこら辺を踏まえて実際にどうするかは考えてもらえればと。

    あとはお金を両替をする際にも、今回の記事は非常に参考になる内容になっていると思います。

    今回の記事が参考になれば幸いです。