詩と音楽とセロシア分解 | バラやらナンやら2

バラやらナンやら2

バラやらバラでないのやら猫やらメダカやら音楽やら雑談やら
「薔薇fanブログ」と「バラやらナンやら」の続きのブログです

 

 

今朝はよから

工事の方々が来て下さっていて

幾日かに分けての作業

 

 

今日は一日中かな

 

 

アタシもレッスン入っているので

どっちみち庭には出れない

 

 

 

昨日の写真と

昨日やったことの記録用に

お付き合い下さいませ

 

 

 

 

 

 

ほら~キレイじゃない??

 

 

何日目よ?

「旋律」ですわ

 

 

いつまで我が家に居てくれるんだろう

 

 

今回のこの花が

ってより

この株自体のこと

 

 

ちょっとでも長くお付き合いしたいものだわ

 

 

 

 

 

 

こっちはフィネス

フィネスは12号に植えてある

 

 

こーゆーのんも安心はできない

気が付いたら枯れこむ時あるもんなぁ

 

 

 

 

 

 

 

地植えのオメールは

何度もテッポウムシに入られての

復活組

 

 

地植えで元々暴れるティーローズは

ちょっとぐらい虫が入って

その枝が枯れても

蛇女ゴーゴンの髪の毛が1本千切れたね~

ってなもんよ

 

 

 

 

 

 

工事に入るから

ずっと長く楽しませてもらった

ド根性のセロシア

(墓にお供えして下さっていた花から

種が飛んで芽が出た)を

抜くことにした

 

 

いきなり

音楽と共に以下

 

 

 

 

以下 ギリシャ神話の中の神様レート―について

Wikipediaより引用

 

 

 

ある時レートーはリュキアに立ち寄り、池の水を飲もうとすると、村人たちがそれを止めようとした。レートーは反論するが、村人たちは池に足を入れて泥を立たせ、水を飲ませまいとした。怒ったレートーは「この者たちがこの池から永遠に離れず、生涯をここで過ごすように」と願った。すると村人たちはになり、泥沼に変わった池に住むようになった。

 

 

 

 

 

アンリ・ド・レニエ

 

 

 

アンリ・ド・レニエ恋愛名言

 

 

 

うわっ胡散臭いオッサン

 

 

フランスの小説家にして詩人だそう

 

 

 

そのレニエの詩「水の祭典」より引用して

ラヴェルが書いた「水の戯れ」

 

 

 

水にくすぐられて笑う川の神

 

 

 

 

 

 

ラヴェルから直接教わっていたペルルミュテールの演奏

 

 

川の神っていうのは

調べたらどうやら男神で

ギリシャ神話の中の神様レート―ってのは

女神なんよな

 

 

つまりは

この水ってのは

女神が村人に怒ってカエルに変えたカエルちゃんや

他の水辺の動物が水辺で

水をいじる様子がくすぐったくて

笑う川の神様(男神)って感じやね

 

 

まぁ それだけじゃあなく

水そのものの様子なんかも

詩の中には書かれてあって

それ全体にくすぐられる神様

って表現なんやけど

 

 

 

なんか やっと納得いった気がする

 

 

 

 

(セロシア 株もとの花は

まだまだイケそうやねん)

 

 

 

ペルルミュテールの演奏は

かなり繊細だけどゆっくりめで

水の流れみたいなのはあまり感じないし

派手じゃあないんよなぁ

 

 

 

(抜いたっ!結構簡単に抜けたよ)

 

 

 

そもそも噴水の水をイメージしたって

ハナシもあるからねぇ

 

 

循環し姿を変える水

 

 

 

 

(根は完全に横張

横に横に伸びていくんやね、セロシアの根)

 

 

ラヴェルはかなり皮肉屋

 

 

この曲に関しては

テンポを変えてはいけないと指示している

 

 

現代の演奏家は

割とみんなキレイな音に集中しとって

テンポも速くて

水が流れるキレイなさまを表現してるんよなぁ

 

 

そもそもラヴェルって

ドビュッシーに比べると

クリアな世界観を持っていて

それを要求するタイプの作曲家やったし

 

 

 

 

 

 

 

 

もしかしたら クリアなのは音だけの事ではなく

例えばこの場合だと

物語がクリアなんじゃあなかろうか

 

 

 

水にくすぐられて笑う川の神

 

 

これはクスクス笑う女神ではない(男神)

だからと言ってダイナミックでもない

 

 

めっちゃ皮肉的な

ギリシャ神話を折り込んだ

フランスならではの「水の戯れ」なのかなぁと思った

 

 

 

 

(さて 種を採るよ)

 

 

 

とすると

同じフランス人のパスカルロジェの

少し暗めのクリアではない音質も

アタシはかなり好きだ

 

 

いや 違うなぁ

クリアなんだけど暗い音質

 

 

パスカルロジェってそうやねんよなぁ

 

 

 

(振っただけで結構落ちるなぁ)

 

 

 

音の並びが綺麗やから

ラヴェルの水の戯れって

なんかええなぁ~ぐらいな感じになりがち

 

 

 

うちの娘も やたらこの曲好きやし

アタシも好きっちゃー好きやった

 

 

ラヴェルの中では簡単な方なので

ラヴェル入門として習う

 

 

 

(セロシア 全部切って土になってもらうね

米ぬか&くん炭と一緒に

1年ぐらい寝かせましょ)

 

 

 

同じ水なら

ドビュッシーの「水の反映」の方が好きやった

 

 

いやあ~

今回色々調べて(何日か調べてた)

印象が変わったわ

 

 

この曲って水の色んな変化を

水として見ているだけじゃあないよ、きっと

 

 

水の気持ちになって弾いても

多分 シックリ弾けない

 

 

水の神様の気持ちになって

笑わないとね

 

 

 

 

 

 

 

最後はサンソンフランソワ

 

 

これをラヴェルが聴いたらどう思うかなぁ

 

 

ひょっとしたら喜ぶんじゃないかな

 

 

なんか 神様っぽいやん

 

 

テンポは揺れてるけど

それさえも許してくれるんじゃないかなぁ

 

 

新しい解釈としてラヴェルに

認めてもらえそうな気がする

 

 

ものすごく一人っぽい

一人の神さまが

笑ってるっぽい演奏

 

 

人には水に見えるけど

きっと その神さま

 

 

そんで ラヴェルは

それが見えるんでしょうなぁ

 

クリアに!

 

 

なんだか クリアの意味を

我々は今まで間違って

ラヴェルのこの曲を解釈している気がして

ならんねん

 

 

 

 

 

 

種 とれたよ

 

 

 

 

 

 

 

最後のセロシアは

同じく何度も季節を越えたシロタエギクと

センニンコウと共に

 

 

 

 

 

 

 

マチコ じゃま~~~

 

 

 

ではでは

レッスン&10時のおやつをお出しする

 

 

にほんブログ村 花・園芸ブログ バラ園芸へ
にほんブログ村

 


花・ガーデニングランキング

 

↑↑↑

2つのランキングに参加しています

ポチッと応援よろしく~~