最近、めっきり肌寒くなりましたね🥶
(👆この絵文字は少々大袈裟か?笑)
芸術の秋に相応しい、
しみじみとした季節というのは
“やはり今くらいだよなぁ”
と毎年11月初旬頃に実感するのが恒例のサイクルなのですが‥
毎年のことながら、このすっかり秋らしく落ち着くまでの時期は暑くなったり寒くなったり、
はたまた台風騒ぎもあったりと‥
何となく落ち着かない感じがありますね🌠
(秋の胸騒ぎ?が、芸術の混沌とした魅力をより一層ほだすのか?笑)
さて。。
いつもいつも、毎度大噺(オオバナシ)?になっているので笑、
今回は本邦初❗️(?)の音楽コバナシ📖です😎
(....普段読んで下さっている方や音楽関連の友人達からも、
「全記事が毎回長すぎ」
とか
「読むのに気合いと覚悟がいる」
等々の感想をいただいてるので、少しずつ読み易くしていきますね)
今回はやっと、小噺(コバナシ)に相応しいコンパクトな内容でお届けします笑
先日11/5、
大人気スペイン人ピアニストのM.ガルシア ガルシアリサイタル@サントリーホールへ行ってきました🎹
前回のショパンコンクール(2021)3位入賞を機に、爆発的な人気が出たピアニストで、
僕も念願叶って今回やっとホールで聴くことができました。
(...ちなみに彼はポッと出の新星とかではなく、いわゆる英才教育で育った逸材という印象で、
ショパコンの前には既にクリーブランド国際コンクール等で優勝してます笑)
一見非常に自由に見え(聞こえ)ますが、
一切逸脱しないというか、音楽的にも極めて正統的で育ちの良い感じですよね
ホールの様子👇
(サントリーホールは、日本が世界に誇るクラシック音楽の殿堂です)
音響的にも視覚的にも、とても良い席で聴けました
👆当日のプログラム
いやー、それにしても😭
前半の前半二曲:ずはり、マズルカと舟歌が
本当ーーーーーーーーーに素晴らしく、
思考も言語化も、文字通り脳ミソがブッ飛んじゃいました 笑
🧠Blowout‼️ Wow‼️
みてーな
(イミフ)
星⭐️🤩と宇宙🌍🌤🌗が見えたゼ‥🥸😎
‥いやマジで大袈裟でなく、
降ってきていましたね。
例えるなら、漫画の世界が具象化されたような描写というと分かりやすいかなぁ
後光が刺すとか、響きが全身を貫くとか🏹💡
音楽が喚起した凄まじい幻想が見えるとか
‥
(水を打ったようにシーーーーんと静まりかえった会場の集中力も素晴らしいかった。
....ガルシア本人は演奏しながら盛大に歌っていましたが※1)
😱😎😱
まあショパンコンクールの時も、
その音楽性&個性的なプログラミングのみならず、そもそもめっちゃ楽器の扱いが上手いというか(指が回るという意味ではなくて)、
【弾ける】人だなぁとは思っていましたが...
今回、予想を遥かに超えてきた❗️
まず、突き抜けた魅力の一つである、
あの圧倒的な音の美しさの秘密は、
とにかく体の使い方が非常に柔らかいこと
にあるでしょう。
常に腕を長く使ってゆったりと重さをかけている‥
(その分、細かい動きは少し不自由そうですが)
そして、
●あれだけの空間を掌握してコンマ数秒までタッチに反映出来る【耳の良さ】、
●使用楽器であるイタリアの名器ファツィオリとも相性抜群というか、自らの資質やタッチを客観的に認識してる【クレバーさ】にも秘密がありそう。
もうこのレベルになると、
何というか‥
楽器の選定自体が音楽家としての主張であり、ピアニストとしての本質的な解釈の1つという次元だと言えるでしょう。
加えて、ガルシアガルシアの凄さはずばり、
①バランス感覚(自然さ)
&
②意味付けの能力
でしょうか
色々な事柄が《自然にそうなってる》という風に聴こえるが、実はスーパークレバー。
(2回目‥笑)
例えばですが💡
あと数ミリでも何か(ルバートやアゴーギクを)やってしまうと、
『ドヤ!』
となるギリギリの際でコントロールしている。。。
というか、
何をどうやって弾いても下品にならず自然で、
『やってます!』感や、
『歌ってますー!』とか『ドヤ!キメた!』
が一切ありません。
実際、録音よりもずっとずっと自然な音楽に聴こえました。
(録音だともう少しデフォルメ型というか、変態チックに聴こえてしまってるかも)
もう、あとは説明のつかない魅力だ‥
本人が意図せず普通に弾いてるような箇所ですら、ハッとさせられるというか、
超自然発生的なチャームに溢れちゃってるワケです笑
.... 人を魅了する何か、、、
こういうのを才能というんだよなぁ。
とはいえ、とても勤勉な面もありそうで
音楽的魅力と磨き抜かれた音楽のクオリティや生真面目さの共存。。。
音楽自体をすごく簡略化して(シンプルに)聴かせるのに、本人は音楽の全てを掌握した上で自由自在に振る舞っている(という風に聞こえる)という方向性で、スッと誰の心にも馴染む稀有な音楽性‥
まさしく【ポップで深淵な音楽哲学】
という感じで、
“こりゃあファンがつくなぁ”
という印象👍
....といってもメカニック的には結構隙はあって、
(前述の通り、音楽的には猛烈に細部まで行き届いている上、ホールも良いので細かい点まで極めてクリアに聴こえるんだけど)
例えば、ショパンソナタの2楽章の4度重音やラフマニノフの楽興No.2の細かいパッセージ・エチュードなど、いわゆる難所では技巧的には盤石とは言い難い面も‥
(全然気にならないが笑)
ちなみに、
前日11/4夜(大体21:30前後とか?)に大阪でのリサイタルを終え、
翌日14:00には東京、しかもサントリーホール公演というのはマジで本当ーーーーにハードだったことでしょう
....
リサイタル後、夜に大阪〜東京移動するだけでもシンドイだろうに‥
本当すげーわ
とにかく、
マズルカと舟歌、この2曲が聴けただけでもリサイタルに行った甲斐がありました✌️
会場では多くの方が立ち上がり、
スタンディングオベーションで演奏を讃えていました👏
しかし‥
改めてだけど、
やっぱり生演奏と録音は全く別物ですね。。
うーむ🤔
こういう瞬間との出会いが時々あるから、コンサート通いはやめられないヨ。
と同時に、やはり1人でも多くの方にこういったクラシック音楽の醍醐味と凄さを体感して欲しいと思います。
神秘を具現化してくれたガルシアガルシアに感謝
僕も演奏会へ向けて頑張らねば‥と思わされました🔥💪
(↓↓↓↓↓↓↓↓事後?談↓↓↓↓↓↓↓)
......
コンサート後は、
素晴らしい音楽に感謝・乾杯🍾するため(?)、終演後間も無く16:00過ぎ頃 〜 飲み始め‥
気付けば朝4時...
🍶🍷🍻☀️🍀🍹
....積み上がってゆくグラスとショットタワーの先に、
これまたさっきホールで見えたのとは違う、
星⭐️🤩と宇宙🌍🌤🌗
が顕れ(アラワレ)ては消え、現れ(アラワレ)ては流れ、
僕の頭は洗われ(アラワレ)ていきました
(‥意味不明 & 以下自粛👅)
笑
👋😎
↓人気ブログランキング参加中♪
本日もクリックお願いします。
※1
特にリリカルなパートで、
さながら名ピアニスト:グレン.グールドのように盛大に大声で(叫ぶようなニュアンスではない)歌を口ずさんでピアノを弾き進めるのですが、それが全然音楽の邪魔をしないんですよね笑
(その点、ニヤニヤしながら聴いてました)