お久しぶりとなりました✌️
いやー、、いよいよ冬本番⛄️
寒い夜にこそ、ショパンのノクターン(夜想曲)などいかがでしょう🥶🎹🌙(イミフ)
(...最近、ジョン・フィールドにハマっています。
フィールドはショパンに影響を与えた作曲家で、
元祖ノクターンとでも言おうか
次の記事でいくつか作品をシェアしますね)
このブログでは僕自身の音楽観はじめ、
ピアノ学習者&保護者の方へ向けた様々な情報を発信していますが、
僕自身も当然、音楽家としても教師としても学びの過程におり、それは一生続くと思っています🎹
(というより寧ろ:マジな話、そうでなければならないですよね)
...さて、(僕にとっての)最近の目から鱗な発見と反省をシェアします💡
それはいわゆる趣味でピアノに取り組む生徒さんを対象としたコンクールへの準備を進める中でのこと。
僕自身にとっては極めて当たり前過ぎて、
レッスンでは言及すらしていなかったものの、
改めてその説明の必要性を非常に強く感じた、いくつかの事柄についてシェアします👆
(今回は、ピアノ・音楽(の場合はという話)を通して、頭を使うということに言及した内容です)
●今回の内容を要約すると....
⭐️(大前提)【練習】とは成果を上げること‼️⭐️
そのためには、
1. 集中して(緊張感をもって)練習しよう‼️
2. 頭を使って練習しよう‼️
そして最後に、、、
3. 沢山練習しよう‼️
(4.本番について)
という、
改めて文字にすると、
非ッ常ーーーーーーーに当たり前&何の珍しいこともないのですが‥
....これが実に、、、
いやーー、、、
実にですね....
極めて奥深いのであります‼️
(理想を言えば、
良い練習+最短で成果を上げる、
を叶えてピアノ以外の他のことも大事にしたいけど、実際はムズいよなぁ...とシミジミ笑)
というわけで、
今回は練習や集中力の概要について、
1つずつ説明しまーす🙋♂️
※簡単&短い&読み易い文章の真逆なので悪しからず笑
....そもそもですが、一つ白状するとですね‥😎
レッスン中、生徒さん達に
「練習というものは...☆だから:°%>をやって、=○¥々€です」
なんてのを、
いちいち懇切丁寧に説明するような教師ではなかった自分をまずは反省‥
(いや、、オレとしては散々言ってたつもりだったんだが‥
足りてなかったかなぁ....)
※以下、各項目を分けていますが、
結局全てはリンクしており相互関係にあるので、
あくまでも本記事での分類は便宜上だと思ってください。
では早速👆
まずは最初に大前提となる、
⭐️【練習】とは成果を上げること‼️⭐️
について。
そもそも練習とは、という話ですが笑
ものすごーく簡単にいうと、
よりよくなること(現段階の不可能を可能にすること)
となりますです。
(当たり前だ)
どんなに小さくても良いので、
1秒1分・1時間...1日のよくなることの積み重ね、
これらこそ、ゆくゆくは《成果》となっていきます。(当たり前 2nd 笑)
これらを伴わない場合は、いわゆる“お遊び”ですね‥
(ここでは多くを語りませんが、、、
勿論ピアノで遊ぶことも素晴らしいですヨ😎🎹)
※“遊ぶ”にも色々ありますしね
以下、説明します🖋
この、
【成果を上げる】
ということに関して、、
誰でも時間をかければ出来るようになる事柄:
例えば【譜読み ※1】などは、
(音程操作や楽器調整の必要のない、ピアノのような楽器の場合に限る)
譜面という絶対的な正解がある+音やその他の情報を拾う
という、現状との明確な比較対象が非常に分かりやすいため、
やりさえすれば成果が上がらない(譜読みが終わらない)ということは、
基本的には起こり得ません。
ところがその先の段階、これが、
《上手くなる》
というような、
ある種抽象的な事柄の場合は途端に難しくなります。
(《上手くなる》ということは、
現在の脳には存在しないシステムを構築すること
または、
現在の脳に最も強く刻まれているプログラムを変えること
と言えるでしょう👆
...これらを基本的には自分1人で行っていくわけです)
出来ない(今の)自分自身と向き合い、
自分の意思によって自らを鼓舞し
+
己の創意工夫によって
出来るを実現していく‥
しかも、
それをどんな時も(その場その時で)再現しなければならない。。。
やはり簡単なことでは無いですね
以上のような面から、
成果という点に絞って考えると、
例えば、頭を使わない単なる反復はピアノで遊んでいるだけ(特にレベルが上がると)に分類され、
残念ながらなかなか成果は上がりません。
また、たとえ譜読みのような成果が分かりやすい事柄に関しても、
やはり効率というものを大切にしたいですし、
譜読みのクオリティというのは結局は最終的な音楽の仕上がりにも影響しますからね。
(‥あとやっぱさ、時間は貴重だよ
本も読みたい & 旅もしたい & 遊びたいし & 勉強もしたい等々)
以前の記事で、
回数だけカウントする練習方法(教育)の話をしましたが、つまりはこういうことです。
考えれば当然ですが、
反復というのは、頭を使い(工夫を伴った)良い状態に整えた上で(またはその状態を目指した試行錯誤によって様々な事柄を整えつつ)行うべきもの
で、それでこそが成果の上がる練習となります。
そして、この音楽演奏上達の難しさの一因である
“掴みにくさ”
を解く鍵は、教育(の質)による導きにもあります。
(蛇足ですが‥
ちなみに僕個人の話をすると、特に最近はもう長いこと、
《ピアノを弾いて遊ぶ》
ということは意図的(というか無意識に避けてる?)にやらなくなってしまったような‥
というのも、
例えば1時間ピアノを弾くからには必ず何かしらの成果を上げたいと思ってしまう=つまり自らの理想とする音楽(演奏)に、下手クソな現在の自分を近付けていかねばならないわけで。。
(あともう1つには、
もう成果というものがマクロともミクロとも境界線がボヤけているというか‥
実際的な音楽演奏の表面を磨く作業(作業なんて言いたくないが)とともに、
メンタルのありようもさらう=メタファーというか観念的な部分での成果も練習の多くを占めるというか‥
...長くなりそうなので、また別の記事で)
‥それにですよ?
もし、1時間働いたらそれなりの💰ですし、
1時間の座学学習で得られる知識は多いし....
そのような中で、
何の成果も上げずにピアノの前にただ座っているなんてマジで耐えられない‥
もし仮にそれをやった日にゃあ、
「‥あの貴重な1時間で俺は何を...」
という自責と自己嫌悪が始まること間違いナッシング笑
。。。あー、なんかもう考えただけで気分悪くなってきた..笑
(この話、伝わるかなぁ?笑)
と、こういう面で考えるともはや不幸にすら聞こえるかも知れませんが、きっと多くの演奏家は皆それぞれに、
「あのフレーズは絶対にこう!」
とか
「あの1音に理想の響がある!」
とかそういう世界なので、
なんつーか、これはこれで幸せではあります笑笑
職業病だね
...遊ぶとしたらピアノ以外で遊びたいというのも現在の正直なところ‥
まずは
1.集中して(緊張感をもって)練習しよう‼️
について👆
これは当たり前過ぎるくらいに当然のことで、
練習の大前提となる部分でしょう。
(含:自戒)
いかに練習するか、
と同じ
or
まずは、それよりも大切な部分かも知れません。
集中力を持って練習に取り組む、
つまり、
【緊張感のある練習】
といっても良い
そのためには、まずはきちんと頭が起きている・冴えた状態に自ら持っていかなければなりません。
(自らの【集中している状態】を知ることから始めると良い)
やる気・テンション・スイッチ‥
何でもよいでしょう。
自分で自分のスイッチを入れられるか、
ギアを上げられるか....
それらを発見すること👆
(これは、分野を問わず必要な才能と呼べると思います。
‥才能というか、本能的なハングリーさか?)
結局これらこそ、
本番での集中力(成功)
に繋がりますからね。。
(...ちなみに、
僕は物事において気合いや根性型では全然なく、論理や具体性を大切にしているし、
またこれは自惚れでも何でもなく、
プロフェッショナルなレベルとアカデミズムとは何ぞやを知っていますし、
それらを伝える術も多少は心得ていることも自負しています。
(少なくとも、そうあろうと学び・努力しています)
その上で、はっきり言いましょう。
本項目で述べている集中力や精神論も、
ピアノに取り組む上で最も大切な事柄の1つであることには間違いない‼️
です)
とにかく、
ピアノは頭と体と耳、それから心も総動員で演奏(練習)するわけですから、
燃えるエネルギーがなく、
ダラ〜ッ、テレ〜ッと緩んでいる状態ではダメなのです🙅♂️
‥ちなみに何故このような状態になるのか、
僕も謎のままなのですが‥
ピアノがほぼ(6割位は頭)ヘッドワークだから?
(頭のキャパを超えると眠気というか、脳が本能的に休もうとする感覚も充分に分かる(・_・;)
練習時、側にコーチや指導者(監督者)がいないからか?
練習時、1人だからか?(スポーツと違いライバルや友人はいない。
基本的には、全て自ら行わねばならんからね)
‥分からん笑
で、普段そういった状態を積み重ねた上で、
レッスンや本番でだけスイッチを入れようとしたって、
それは無理です
レッスンにおいても、
この“低い”状態で来られた場合、
それはそもそも歩く気がないのに、こちらが歩き方をいちいち教え強制的に歩かせようとするようなもので‥
問題がとっ散らかりまくってしまいます笑
(...簡単な例えでいうと、
冴えた頭で意志を持って(頭と耳と体がピシッとした状態で)弾けば、
直ぐにでもクリーンに弾けるような簡易な課題ですらつっかかったり間違えまくったり、
100%処理できるはずの音型をぐちゃぐちゃに弾いてしまったり‥
そういった部分にまで教師が踏み込こみ、
注意&説明をし出すような(=すなわち、シンプルなはずの事柄を複雑にしてしまう)レッスンは、
生徒・教師双方にとって苦行となってしまいます
(怒る事で生徒を鼓舞させる先生もいるかも笑)
●自らにスイッチを入れ、冴えた頭と心・耳と体でピアノを弾くこと。
●まずは、本人が弾きたい‼️という意志や願望を持ってないとね。
●あとは、気合い‼️かな笑
では、どうするか?ですが....
⭐️まずは、(逆説的だが)
何はともあれ、やってみる、ということ。
ヤル気が出るまで待とうとせず、
まずピアノの前に座る・まず弾こうとすること🔥
(何を当たり前な、と言われそうですが‥)
人間というのは、やり出さないとやる気はでない生き物らしいので、
やらずに、
『やる気よ出て来い』
というのは無理なそうな笑
⭐️それから、
マインドセットというか‥
こういった点に目を向け、
自らにきちんと向き合う・今の状態を知る(気付く)ということから始めましょう。
「本当に自ら心底どうにかしようとしてるか?」
「本気で練習してるか?」
「練習回数や時間をこなそうとしていないか?」
ただこれらは、能動的に求めていけば必ず学んでいけます。
(僕自身も脳の使い方という意味では、
こういった点については学びながら変わって来た実感がありますし、今でもそうです😎💡)
そしてこれらこそ、
練習の質(自ら考え&工夫する力)に直結し、
その上で量による定着が叶ってこそ成果が上がります。
⭐️次に、実際的な話として
集中すべき事柄を音楽の中に(音楽的にも技巧的にも)作る必要がありでしょう。
【的】と言っても良いし、
【目標】言っても良い。
漠然とした状態から脱して、
明確な現状の把握、
理想との解離の認知、
そして実現へのプロセスの実行
を試みることで各事柄に集中していくというか‥
(これは演奏の奥義とも言える、
【細かい点まで行き届かせる】
にも通じていきます)
一つ一つ、やるべき仕事(練習方法など)を考えながら、左脳的に処理・反復(本当にできているか、実際にそうなっているか判断しながら)し、
更にはそれらを右脳的な感触や感覚に変えていかねばなりません。
(つまり、あれこれ、
「〇〇はこうして」
「ここはこれに気をつけて」
といったレベルでの処理をよりスムーズに、
しかもバラバラの要素・項目を組み合わせ=まとめ上げ、
(音楽は【テンポ】だけ、【強弱】だけ、
といった各項目だけを気をつければいいというような類のものではないので)
《自然にそうできる》
《いちいち考えなくても練習したもの出てくる》
という状態まで整え、
それらが有機的に結びつき、最終的には1つ(の良い音楽)になるまでが練習のひとまとまりです💡
といっても、全てを自動操縦モードに実際的に入れられるかというと、
(僕の場合は)そういうものでもなく‥
音楽を生み出すその大元は勿論、
脳と耳ですが、そこには実際に楽器に働きかける身体動作が介在するので、そこへのアプローチが練習となるわけです。
‥まあ、この辺の更に踏み込んだ話は次の記事で簡易的に触れます✏️)
本番演奏(実力)と同様、
練習についても、その底上げをしていかねばなりません
続きはVol.2で✌️
(2. 頭を使って練習しよう‼️
3. 沢山練習しよう‼️
4.本番について
について)
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