ペット薬の個人輸入代行

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多頭飼い+老犬=ペットの医療費が青天井
まさに地獄の方程式💀。

この無間地獄に、一筋の蜘蛛の糸が降りてきました。
それが格安なペット医薬品の個人輸入代行という救世主。

個人輸入と聞いて、すこし胡散臭いと思われた方も
いらっしゃるでしょう。
また獣医でないのに勝手にお薬をあげられないと
不安な方もいらっしゃるでしょう。

そうです。これは蜘蛛の糸。
慎重に扱わなければ、糸はプツリと切れてしまいます。

無知という毒を、薬という知恵に変えていきましょう。

薬の個人輸入代行とは?
薬の個人輸入代行のメリット
薬の個人輸入代行のデメリット
薬の輸入代行の使い方
薬の輸入代行はどんな人にお勧め?

薬の個人輸入代行とは?

動物用医薬品、いわゆるペット医薬品には
農林水産省が定めた国のルールがあります。

①要指示医薬品 : 取扱いに獣医師の専門的な知識を必要とするもの
* 抗生物質・フィラリア予防薬・各種ワクチンなど
→獣医の処方箋・指示書により動物病院や医薬品販売店で購入できる

②比較的安全な医薬品 : 作用が穏やかで取り扱いが難しくないもの
* ビタミン剤・一部のノミ・マダニ駆除剤など
→ホームセンター・ペットショップで直接購入できる

要指示医薬品は、処方箋なしでのECサイトからの購入を
日本国内では禁止しています。
しかし、国外から郵送での個人輸入は許可されています。
これは本人が使用するのに限定されています。

薬の個人輸入代行のメリット

薬の価格が動物病院よりも格安
多頭飼いの場合は大型犬用を買って分割できる
症状がひどくなる前に飲ませることができる
予防薬として早めに使える(白内障など)

薬の個人輸入代行のデメリット

使い方を間違えると命にかかわる
国際郵便に時間がかかる
為替に左右される(円高・円安による)

使い方を間違えると命にかかわる例えは、フィラリア予防薬。

毎年、春先の気温上昇とともにフィラリアを媒介する
蚊が発生します。その時期になると、動物病院へ行き
初めにフィラリアの血液検査を行います。

この検査で陰性が確定されて、初めて薬を投薬することが
できるのです。フィラリア陽性の場合、駆除薬の投与が
アナフィラキシーショックを引き起こす原因となる
可能性が高いので、獣医師の診断が必要です。

また、ボーダーコリーなどのコリー系の犬種によっては
駆除剤のイベルメクチンが中毒症状を引き起こします。

他にも抗生物質などは、病状により使う抗生物質の種類が
違います。こちらも確認が必要です。

薬の輸入代行の使い方

では、薬の輸入代行はどんな使い方が安全なのでしょうか。
実際に、わんこがしで使用しているお薬を例にします。

アポキル錠
どんなお薬?　犬のアトピー性皮膚炎などに効果がある治療薬
　　　　　　有効成分のシチニブが炎症を引き起こすサイトカインを抑制

誰に使ったの? 8才頃からシーズー特有の皮膚病を持つハイジに使用
　　　　　　　14才頃から約1年半ほど

副作用はあるの?　特に顕著な副作用は確認できません。
　　　　　　　　　血液検査も正常で内臓機能も低下なし

使用した経緯は? マラセチア皮膚炎、アトピー性皮膚炎などで
　　　　　　　　皮膚専門の病院へ何か所も通い、ステロイド治療で
　　　　　　　　一旦は収まるが断薬すると元の状態に。
　　　　　　　　以前、兄弟犬のマルコがアポキルを勧められていたが
　　　　　　　　1日300円の薬代がかかるのと、発売直後で臨床が
　　　　　　　　取れていなかったので、使用を見送りました。
　　　　　　　　薬の代行輸入から格安で購入して使用。