介護補助食のいろいろ

介護補助食とは?

犬の老化は、だいたい7～8歳ごろから始まります。

7～10歳頃から、そろそろシニアドックと言われ
11～15歳頃がシニアドック、16歳以上がハイシニアドックに
なります。

シニアドックの時期が来ると、今まで食べられていた
硬いフードが食べられなくなったり、極端に食欲が落ちる子も
出てきます。また、老化による内臓機能などの低下や
病気、歯周病などが原因で、食事がスムーズに取りにくく
なります。

そしてハイシニアドックの時期になると、食べる意欲も低下し、
食べられる量も減っていきます。
そうすると1日に必要な摂取カロリーが全然足りません。

そうなると栄養バランスよりも、食べられる時に少しでも、
何回でも与えるような工夫が必要となってきます。

そんな時にとても便利に使えるアイテムが介護補助食なのです。

実際に便利で使えた介護補助食

アースペット株式会社が販売している愛犬用栄養補完食
スタミノールV 100g。

必須脂肪酸やビタミンEなどの天然のビタミンにオクタコサノールを含む
小麦胚芽油が主原料で、1g=約2cm (約5kcal)

どんな味? 大豆に砂糖を混ぜたような豆臭い水飴のような味

いつ食べさせる? 老犬は下痢が多いので、下痢をした後の食事抜きの時や
　　　　　　　　朝起きて食べたがらない時に使いました。

どのくらいの量?　 可能な場合は2cm×3回を1食分として

買ったきっかけは?　 アマゾンのレビユーで、2年ほどスタミノールだけで
　　　　　　　　　　生きているというのを見て半信半疑で購入しました。

使った感想　液体状の介護食品は飲ませにくいですが、ペースト状の
　　　　　　スタミノールは舌の上に乗せるだけでOKなので楽でした。

森乳サンワールドが販売している犬猫用栄養補助食
エナジー500。

５００ｋｃａｌ／１００ｇ、高カロリー・高栄養で消化吸収性の良い、
粉末タイプの栄養補助食です。

どんな味? 普通にミルク味

いつ食べさせる? 流動食を作るときにカロリー補助として毎食。
　　　　　　　　流動食は水分が多くカロリー不足になりがちなので。　　　　　　　　

どのくらいの量?　 1食作るときに袋の1/3～1/4程混ぜて使用

買ったきっかけは?　 少量で高カロリーの商品を探してしました。
　　　　　　　　　　ミルク味で1袋20g、100kcalなので購入しました。　　　　　　　　　　

使った感想　もともとミルク味の嫌いな子でしたが、嫌がりながらも
　　　　　　半年ほどは食べてくれました。長生きできたのも
　　　　　　こちらのおかげです。

まとめ

ハイシニア期になると、ご飯をたべさせるのが最大の問題と
なってきます。シリンジで流動食を飲んでくれる子、
指でしか食べてくれない子など、本当にそれぞれの愛犬の個性に
合わせた介護が必要になってきます。

栄養補助食品も、たくさんの種類が販売されていますので
まずはお試しに購入してみて、愛犬が食べられるアイテムを
増やしてみると良いでしょう。

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