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映画『コスミックレスキュー』ネタバレあらすじ感想

映画コスミックレスキューネタバレあらすじキャスト評価

映画『コスミックレスキュー』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『コスミックレスキュー』です。

映画『コスミックレスキュー』は、V6の年少3人組のユニットであるカミングセンチュリーの3人が主演している映画です。

コミカルな部分もありながら、しっかり感動させてくれるSF映画に仕上がっています。

岡田准一さんや森田剛さんは高い評価を受けている俳優だけあって、見応えのある作品となっています。もちろん三宅健さんも素晴らしいです。

女優の堀北真希さんの女優デビュー作品でもあります。

それでは『コスミックレスキュー』の映画紹介です。

映画『コスミックレスキュー』は2003年に公開された日本映画。

主演はv6のカミングセンチュリー。

上映時間は84分。

監督は佐藤信介。

『GANTZシリーズ』『図書館戦争シリーズ』『いぬやしき』『キングダム』など、話題作をかなり手がけている監督です。

【キャスト】

南條俊…森田剛

江口亮…三宅健

澤田東…岡田准一

江波香織…松本莉緒

橘明子…戸田菜穂

冴島達郎…遠藤憲一

望月綾…堀北真希

千葉京子…菅野美穂

ほか。

【森田剛さんの演技に関するオススメ動画はこちら】

映画『コスミックレスキュー』ネタバレ・あらすじ

人類が宇宙に進出するようになったことにより、宇宙では宇宙船の事故が多発するようになっていました。

これを受けて宇宙開発関連保険は、宇宙船事故が起きた際の人命救助を行う組織を結成します。

組織の名前は『コスミックレスキュー』です。

2053年、南條俊(森田剛)がリーダーを務める第89師団が任務にあたっています。

南條はコスミックレスキューの中でも非常に優秀な人材で有名です。

数々の人命救助を行ってきていて、知らない人はいないほどです。

第89師団の他のメンバーはメカニックの江口亮(三宅健)、南條に憧れてコスミックレスキューに入った澤田東(岡田准一)です。

彼らの任務は主に宇宙に散らばっているゴミ(デブラ)を回収することでした。

南條のように人命救助することを目標にしていた澤田は、デブラ回収ばかりの日々に苛立ちを隠せずにいました。

ある時、澤田はかすかに聞こえる女性からの救助信号を耳にします。

澤田が応答すると、1人の少女・望月綾(堀北真希)が助けを求めています。

しかしこの救助信号は南條と江口には聞こえていませんでした。澤田が居眠りをして切らなければいけない電源を入れぱなしにしていたため、澤田だけに聞こえた信号でした。

澤田は南條と江口に少女からの救助信号があったことを報告しますが、全くその信号を耳にしていない南條と江口は澤田の言うことをにわかに信じられませんでした。

レーダーで確認してみると確かに反応があり、3人は大至急助けを求めている宇宙船へと向かいました。

しかし、全速力で向かっている最中にレーダー反応が途切れてしまい、探している宇宙船を見失ってしまいます。

3人はかつて日本政府が作っていた宇宙の巨大な施設にたどり着きます。

勝手にこの施設に立ち入った第89師団は、宇宙警察に捕まってしまい他の場所へ連行されてしまいました。

警察の橘明子(戸田菜穂)から咎められた3人は、しばらく警察の基地に留まることを命じられます。

唯一救助信号を耳にしていた澤田は、少女を助けに行かなければいけないという責任感から、本部にレーダーの確認をするように執拗に迫りました。

そんな彼らは見た宇宙開発庁長官の冴島達郎(遠藤憲一)は、第89師団を解散しさせ3人を解雇するように立花に命じました。

南條たち3人が見つけた建設途中の施設は、巨大な宇宙のゴミ(デブラ)となっていて、さらに宇宙船が衝突する事故を起こしていました。

この事故では多くの犠牲者が出ていて、冴島はそのことを秘密にしておきたいがために、巨大なデブラの存在を知ってしまった第89師団の解雇を命じたのでした。

この事情を知らない3人は、立ち入り禁止区域に入っただけで解雇処分をされたことに大いに驚きます。

南條たちに解雇を言い渡した橘も納得の入っていない表情を浮かべていましたが、上司である冴島の命令には逆らえませんでした。

解雇になった事をもちろんショックでしたが、救助信号を受信した澤田はなんとか救出に向かおうとします。

しかし組織の力に阻まれ、冴島からは「少女はすでに救助されているから安心しろ」と話をされました。

冴島を信用できない澤田は捕らえられていた場所から逃走しました。

メカニックの江口は、自分たちが追っていたレーダー反応が突然消えたことに疑念を抱いていました。

橘にそのことを問い詰める江口、そこへ突然冴島がやってきたので、江口は慌てて身を隠しました。

冴島は橘に重要書類を処分するように命じ部屋を出ていきます。

江口はシュレッダーにかけられる前に書類を盗み出すことに成功し、内容を確認します。

そこには隠蔽された宇宙船事故の詳細が書かれていました。

逃走してきた澤田がちょうど江口のもとにやってきたので、2人は少女を救出しようと動き出します。

そんな時、南條は地球へ電話をかけていました。

電話は繋がることはなく、南條は留守を知らせるメッセージを眺めています。

電話の相手は伝説と呼ばれている南條の人命救助の際に命を落とした、同じくコスミックレスキューとして働いていた相棒の妻の千葉京子(菅野美穂)でした。

南條が相棒を亡くしたこの出来事こそが、冴島が隠蔽したがっている事故でした。

南條は自分が犠牲になり、相棒を逃がすために脱出ポットに入れ脱出させましたが、結果的に南條が残った宇宙船に救助がやってきて、相棒を乗せた脱出ポットは行方不明になってしまっていたのでした。

南條はそれ以来人命救助の現場には参加しておらず、デブラ回収の仕事を主に行なっていたのでした。

冴島は救助された少女・望月綾を連れて地球に戻ろうとしますが、巨大デブラが予想外の動きをした影響で冴島と望月を乗せた宇宙船は動けなくなってしまいます。

南條・江口・澤田が冴島たちの乗った宇宙船の救出に向かいます。

現場にたどり着いた3人は冴島と少女を救出します。

自分たちの持ってきた宇宙船に2人を移動させ、後は澤田が移動すれば無事に救出終了となる場面でしたが、ドッキングしている部分が破損し、澤田は自らが犠牲になることを決め宇宙に残りました。

南條は澤田の救出に向かい、澤田を拾うことに成功しました。

近くで爆発が起きますが、2人は何とか回避しました。

江口に連絡し迎えに来るように頼みます。

南條は偶然にも相棒が乗っていた脱出ポット発見します。

南條と江口が爆発から逃れたのは、相棒が乗った脱出ポットが2人の間に入ってくれたおかげでした。

罪の意識に苛まれ、探し続けていた相棒の脱出スポットが見つかり、南條は感情を抑えることができないでいました。

無事に家に戻った南條は、相棒の妻である京子に電話をし、脱出ポットを見つけたことを報告しました。

京子からの言葉を聞いた南條は再び感極まってしまうのでした。

京子が南條にかけた言葉とは…?

南條・江口・澤田の第89師団はこのまま解散となり、3人は解雇されてしまうのか…?

結末は本編をご覧ください。

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映画『コスミックレスキュー』感想・評価

SF映画は正直あまり観ないのですが、主演がV6のカミセンということで親近感もあったので鑑賞してみました。

結果的に『観てよかった』と思える映画で、最初から最後まで楽しむことができました。

監督が佐藤信介監督なので、映像的にもチャチくなることなく興ざめせずに観られます。

SF映画って興ざめしてしまうと思う終了って感じですもんね。

俳優陣の演技も皆さん素晴らしいのですが、個人的にはやはり森田剛さんが頭一つ抜けている感じがしました。

感情的になる見せ場のシーンがあるのが森田剛さんということもありますが、この人はワイルドな見た目とは裏腹に繊細な表現が本当にうまいと思います。

まなざし一つで感情を表現できる稀有な俳優だと僕は思っています。

既に寂しげな雰囲気というか、孤独感が漂っているのも俳優として大きな武器だと思います。

もちろんカミセンの他の2人、三宅健さんと岡田准一さんもいい味出してくれています。

堀北真希さんの本格的女優デビュー作品というのも、その後の活躍を考えると感慨深いものがあります。

戸田菜穂さんとか菅野美穂さんも出てるので実はかなり豪華キャストなんですよね。

上映時間も短いので軽く観ることができますし、普通に楽しめる映画です。

まだ観たことがない人は、是非鑑賞してみてください。

映画『コスミックレスキュー』

 

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