本日もお越し下さり、
ありがとうございます
本日は、腎不全のために保護した
キジトラの女の子、ハナちゃんのお話です
ハナちゃんとの出会いは、
私がTNR活動を初めた一年目の夏でした。
前回ちらっとお話した
迷惑なえさやりさんが
区をまたいで猫を増やしており
一箇所一箇所、TNRをしていました。
仕事をしながら、TNRに追われる毎日でした。
ある日 たまたま通った場所で、
隅っこに隠れるように、
大阪の真夏の暑さに耐えて横たわっている
キジトラの女の子を見つけました。
衝撃だったのは、
数日後には亡くなるんじゃないかと思うくらい
体調が悪そうなことと、
とても苦しそうなお顔でした。
猫は目が丸いので、
多少苦しくても、
人間みたいに表情には現れません。
(なので猫が辛そうな表情をしていたら、
人間でいったらめっちゃ具合い悪い状態
だと思っています)
苦しい表情が、お顔に貼り付いてしまっていました……
もうずっと長い間、苦しい状態で
生きてきたんだと思います……
上の写真は、保護して1年近く経ったあとの
かなり表情が良くなった写真です。
手術は、どなたかがしてくださったようで、
見つけた段階で耳カットがありました。
ぐったりしているキジトラちゃんを見つけた私は
こんなに悪そうな子を見たことがなくて、
焦って、お水とごはんをあげました。
苦しくて横たわっていたキジトラちゃんは
フラフラしながら起き上がって、
ごはんを食べてくれました。
もう数日で亡くなりそうに見えるのに、
その時、驚くくらいごはんを食べてくれました。
よほど食べれてなかったんだと思います……
その日から毎日行きましたが、
数日後、全く姿がなくなり
悲嘆に暮れました。
その年の秋、
離れた場所でその子を見つけました
健康な猫なら移動できる範囲内ですが、
一歩一歩がフラフラなその子が
よくここまで移動できたな
と思う場所でした。
水を沢山飲むので、
腎臓が悪いのは明らかでした。
限界頭数が少しずつ増えていく我が家……
迷いましたが、
毛がすごく薄くて、一歩一歩がフラフラ……
もう我慢できなくて、その年の冬に保護しました。
こちらは保護して2〜3日後ですが、
室内に入って体が楽になったのか、
少し表情が良くなりました。
長くなってしまったので、
続きはまた書こうかと思います。
こちらは保護して数ヶ月後、
すっかりうちに慣れてくれた時の写真です
体調が悪い子が、
リラックスして寝てくれている様子を見ると
保護して本当に良かったと思います。
ハナちゃんは、昨年のちょうど今頃、
1月に天国へ旅立ちました。
思い出を書いていると、
また会いたくなりますね……
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