【体験談・口コミ】鎌倉彫金工房で婚約指輪と結婚指輪を手作りしました

先日、婚約指輪と結婚指輪を手作りしてきました！

作った場所は、鎌倉彫金工房さん。

指輪作りは難しかったですが、スタッフさんが優しくてお店の雰囲気も良くて、とても楽しい時間をすごせました。

作った指輪はもちろんすごくお気に入りです！

当日の写真もたくさん残したので、ご紹介していきます。

婚約指輪と結婚指輪を手作りしたきっかけ

私たちが指輪を手作りしたきっかけは、次の3つです。

指輪のブランドにこだわりがなかった

2人とも、特定のブランドの指輪がつけたいというこだわりがありませんでした。

費用を抑えたい

これから2人暮らしを始めるにあたり、出費が重なる時期でもあります。

2人とも一人暮らし歴が長く、家電も10年ほど使ってきたので、そろそろ買い替えた方が良さそう。
そして車必須な地域に住むのですが、現在彼が持っている車が古いことから、買い替えも必要。

ということで、新生活への準備にお金を使わなければいけないこともあり、指輪はリーズナブルにしたい気持ちがありました。

思い出を作りたい

既製品の指輪を2人で選びに行くことも思い出になると思いますが、2人で1から指輪を作ることで、より特別な思い出になるということで意見が一致し、手作りすることにしました。

【鎌倉彫金工房】婚約指輪と結婚指輪を手作りした様子

それでは実際に作った様子を、写真付きでご紹介します。

ちなみに、結婚指輪はそれぞれ自分たちのを作り、婚約指輪は彼に作ってもらいました。

① 指輪の素材とデザインを選ぶ

サンプルがたくさんあるので、手に取ったり実際に指につけてみながら、指輪の素材やデザインを決めます。

素材は4種類から選ぶ

婚約指輪や結婚指輪の素材は、プラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドの4種類から選べます。

デザインは3種類から選ぶ

リングのデザインは、甲丸、平打、つちめの3つから選びます。

なお、追加で料金がかかりますが、甲丸つちめといった組み合わせのデザインもできます。

リング幅を3種類から選ぶ

リング幅は、1.5mm幅、2.0mm幅、2.5mm幅の 3種類から選びます。

仕上げを3種類から選ぶ

指輪の仕上げを、クリア、マット、ヘアラインの3種類から選びます。

婚約指輪のダイヤモンドの大きさや留め方を決める

ダイヤの大きさは、0.03カラット、0.1カラット、0.2カラット、0.3カラットの4種類から選びます。
また、ダイヤの留め方は、爪タイプと枠タイプ（ミルまたはフクリン）から選びます。

ダイヤモンドをつけるだけでなく、追加で誕生石やカラーダイヤを埋め込むこともできます！

私たちが選んだデザイン

事前に、公式サイトの先輩作品集を見て、デザインを決めていきましたが、サンプルを見るとどのデザインも素敵で、かなり悩んでしまいました。
その場でスタッフさんもアドバイスをくださるので、先輩作品集でイメージを膨らませておきつつ、当日サンプルを見ながら決めるのがおすすめです。

私たちが選んだ組み合わせ

	婚約指輪	結婚指輪（私）	結婚指輪（彼）
素材	プラチナ	プラチナ	プラチナ
デザイン	甲丸	つちめ	つちめ
リング幅	2.0mm	1.5mm	2.5mm
仕上げ	ヘアライン	ヘアライン	ヘアライン
石	ダイヤ 0.1カラット	−	−
留め方	ミル	−	−

婚約指輪は、結婚指輪と重ね付けできるように、ヘアライン加工で合わせたり、ダイヤの留め方もミルにして、使いやすいデザインにしました。

つちめを打つ練習

私たちは、結婚指輪につちめのデザインを選びました。

実際に指輪を作る前に、まずは鉛の板を使い、つちめを打つ練習をしました。

色んな太さの棒を使ったり、棒をトンカチで打つ強さを変えることで、つちめの雰囲気もかなり変わります。

プラチナの棒をバーナーで炙る

ここからが本番！
つちめを打つ前に、金属の棒をバーナーで熱することで、柔らかくします。

スタッフさんが手を添えてくれるので、安心して作業できます。

棒につちめを打つ

次に、熱を入れて柔らかくなったプラチナの棒に、つちめを入れていきます。

両面テープで棒を留めていますが、練習用の鉛の板と違って細いので、つちめを打つと少し棒がずれてしまいます。

お互いの指輪を交代しながらつちめを打って、どうにか完成！

棒を丸める

次は、丸いペンチを使って、プラチナの棒を輪っかに丸めていきます。
が、硬くてUの字までしか曲げられず…。

最後はスタッフさんに棒の端と端が合わさるように丸めてもらいました。

バーナーと薬剤で溶接する

再びバーナーを使い、丸めた端と端の間に薬剤とプラチナの金属片をつけて、溶接していきます。

ひたすら指輪をトンカチで叩く

溶接できたら、指輪のサイズが刻まれた棒に指輪を入れて、トンカチで叩いていきます。

溶接し終わった後はおにぎり型だった指輪も、叩くことで綺麗な丸になっていきます。
あとは指に合うサイズまで、ひたすらトンカチで叩き続けます。

ひたすらやすりで磨く

荒さの違うやすりを数種類使って、指輪の表面を磨いていきます。

スタッフさんに途中何度も見てもらいながら、ひたすら磨き続けます。

やすりをかける前は指にはめるとゴツゴツしていましたが、磨き終わったあとは、違和感もあまりなく、はめやすくなりました。

ヘアラインの加工をする

さらにやすりを使って、表面にヘアラインの加工をしていきます。
こちらも意外と力のいる作業です。

刻印を入れてもらう

ここまでで自分たちの作業は終わりです。
最後にスタッフさんに、指輪の内側に刻印をしてもらいました。

完成〜！！

そしてついに、指輪が完成しました〜！！！

写真撮影用に、リングケースとブーケを貸してもらえます。
リングケースは有料（3,300円）ですが、購入することもできます。

ダイヤや石を入れる場合や特殊な加工をする場合は、2〜3週間ほど預かってもらい、後日郵送で送ってもらえます。
加工しない場合は、当日持って帰ることができます。

私たちは、ダイヤを入れるために婚約指輪は後日郵送で、結婚指輪はそのまま持って帰りました。

13:30にお店に入って、お店を出たのは17:00すぎ。
トータル3時間半ほどで、指輪が完成しました！

【鎌倉彫金工房】婚約指輪と結婚指輪を手作りした費用

費用は、製作費と使用した素材の重さ、ダイヤや石の種類や大きさ、オプション加工の有無で決まります。
素材（金属）の時価で価格は変わりますが、私たちが実際にかかった費用はこちらです（ざっくりとした金額です）。

婚約指輪と結婚指輪の3本作って、トータルで約21万円ほどでした。

「ゼクシィ結婚トレンド調査2021」によると、婚約指輪（2人分）で平均25.4万円とのこと。
私たちは、婚約指輪も込みで約21万円なので、かなりリーズナブルに抑えられました。

【鎌倉彫金工房】婚約指輪と結婚指輪のアフターケア

仕上げ直し、サイズ直し、変形直しは無料、無期限でメンテナンスしてもらえます（程度によっては有料になることもあります）。
直接来店または郵送で対応しています（どちらも事前連絡が必要です）。
修理期間は2〜3週間ほどとのこと。

また、有料になりますが、デザイン直しも対応してくださるそうです。

鎌倉彫金工房を選んでよかった点３つ

婚約指輪や結婚指輪を作ることができる場所は、探すと全国にたくさんあります。
私たちが鎌倉彫金工房さんを選び、実際に指輪を作ってよかったと思ったのは、次の3つの理由です。

お店の雰囲気が良い

お店の雰囲気はナチュラルでおしゃれ。

洗面所やトイレもとてもきれいで清潔なのもポイントが高いなと思いました。

スタッフさんが優しくフォローしてくれる

初めての指輪づくりは無事にできるのか不安になると思いますが、作業ごとにスタッフさんが確認してくれるので（しかも褒めてくれる）、安心して作業ができました。

また、写真撮影は自由なのですが、スタッフさんからも何度も声をかけていただき、たくさん写真を撮ってもらいました！

アフターケアも充実している

先述しましたが、アフターケアもきちんとしているので、もしサイズが合わなかったり、気分が変わって仕上げやデザインを変更したい時も、対応してくださいます。

【鎌倉彫金工房】婚約指輪と結婚指輪を手作りした感想

とにかく楽しかった！

小学生みたいな感想ですみません（笑）
指輪作りに没頭できたこと、2人で一緒に作ること、綺麗でおしゃれな雰囲気のお店の中、優しいスタッフさんのフォローもあり、特別な3時間半を過ごせました。

また、途中何度もスタッフさんに確認してもらいますが、「きれいに磨けていますね、いいですね」という具合に、必ず褒めてくれるので、最後までモチベーションを保つことができました。笑

こんなに楽しかった上に、リーズナブルに作れたのも嬉しかったです。
本当に素敵な思い出になりました！

まとめ

婚約指輪と結婚指輪を手作りしたこと、そして大事な場に鎌倉彫金工房さんを選んで、本当に良かったなと思います。

ちゃんとできるのかな？と不安になるかもしれませんが、鎌倉彫金工房のスタッフさんが優しくフォローしてくださるので、大丈夫です。

婚約指輪・結婚指輪の3本コースは、9:00〜12:30の回と13:30〜17:00の回の、1日2回から選べます。

婚約指輪や結婚指輪を手作りにしようか考えている方には、鎌倉彫金工房さん、ぜひおすすめです♪

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