みなさんこんにちは、R9(アールナイン)です!
中高生のみなさんは定期テストや模試を定期的に受けていますよね。
そこでこういったことありませんか?(英語ver.)
「テスト返却後」
思ったより点数取れてない…
どう勉強したらいいんだろ…
「次のテスト前」
今回は本気出す!
「テスト返却後」
前回とあんまり変わんない…
思ったより点数が取れていなかったとき、どうしたらいいか悩みますよね。
でも、とりあえず前回より勉強すればいい、次は本気出す!と意気込んでそのまま次のテストをむかえてしまう。
勉強量を増やすことはもちろん大切ですが、それだけでは根本の解決にならない場合もあります。
そこで今回は、英語の間違え方別勉強法を解説します。
よく間違えるところが文法なのか、語順なのか、単語なのか、はたまたリスニングなのか。
細かく分けて考えることが大切なんです。
この記事を読んですぐに行動に移せば、不必要な勉強をせずに(効率よく)定期テストや模試で大幅な点数アップを狙うことができるようになります!
それでは見ていきましょう!
英語の間違え方とその対策
英語は主にリスニング、単語、文法、語順の4つに分かれます。
※語順も文法に入りますが、ここでは分けて考えます。
4つに分けて、どれが一番足を引っぱっているのか把握することから始めましょう。
例えば定期テストや模試が帰ってきたとき、バラバラにバツが付けられていますよね。
パッと見だと何が弱点でどう克服していけばいいのかわからない。
そこで自分には才能がないのかもしれない…なんて思ってしまう人いませんか?
そんなことありません。
最初に書いたように4つに分けて考えることを知らないだけです。
これからそれぞれの勉強法について解説していきますので、一緒に克服していきましょう!
リスニングの勉強法
毎回リスニングで点を落としちゃってるけど、リスニングって何したらいいの…
上記のような悩みを抱えている人いませんか?
このような悩みを抱えている人は、“シャドーイング”を取り入れる必要があります。
シャドーイングとは、流れている英語音声から2秒ほど遅れて復唱する(ついていく)という勉強法です。
当たり前ですが、自分が発音できない単語は聞き取れるわけがありません。
これは日本語でも同じです。
自分が口に出したことない言葉を言われたら思わず聞き返しますよね?
リスニングではその迷っている間にもどんどん進んでいってしまいます。
ですのでシャドーイングを習慣的に行い、自分が発音できない単語をなくしてスムーズに聞き取れるようにしていく必要があります。
でもシャドーイングするための教材とかは何を使ったらいいの?
使用する教材等で悩むことありますよね。
今の中・高の英語の教科書には音声データが入ったQRコードがついていることが多いです。
この記事を読んでいるそこのあなたが今手に持っているスマホで読み取って、教科書本文でシャドーイングをしていきましょう。
単語の勉強法
毎回スペルミスしたり、思い出せなかったりで単語で満点取れない…
こういった悩みを抱えている人は、記憶力に問題があるというよりは、単語の覚え方に問題がある場合が多いです。
単語は単体で覚えるのではなく、例文で覚えましょう。
こういう覚え方をしてしまっていませんか?
例えば、desert(動)「〜を見捨てる」を覚える。
「〜を見捨てる」をノートの左側に書いて、右側に“desert”を何度も書いて練習する。
これだけで覚えられるのであればこのやり方を続けていて問題ないです。
ですが、このやり方であんまり覚えられていないのであれば、もうやめましょう。
ただ文字の並びを頭に入れようとしてるだけになってしまい、定着しづらくなってしまいます。
僕は上記の単語を高校生の時に例文で覚えました。
desért a friend in the désert.(砂漠で友達を見捨てる。)
ひどい例文ですよね(笑)
でもこれが印象に残り、高校卒業してから単語の勉強は一切してないですが、8年ほど経った今でも覚えています。
覚える時は単語だけ見ることはせず、必ず例文も一緒に見て発音していました。
もう一つ大切なことは、発音すること。
そもそも黙って見て覚えようとすると、視覚しか使えていません。
見て発音することによって、視覚に加えて聴覚も使うことになりますので、より記憶に残りやすくなります。
単語のスペルに関しては、普段から発音や英文の音読をしていれば自然と書けるようになります。
ただし、もちろんですが必ず単語帳を見ずに書けるかどうかのチェックはしてくださいね。
発音は英語力を伸ばす一番の近道です。
リスニングのところで紹介したシャドーイングと合わせて実践すれば効果絶大ですので、すぐに取り入れてみましょう!
文法の勉強法
- 現在進行形なのにbe動詞が抜けている人
- 受動態なのに過去形を使ってしまっている人
- 主語が3単現なのに動詞にsを付けられていない人
- 時制が過去なのに動詞が過去形になってない人 etc…
上記に当てはまる人いませんか?
勉強法はシンプルです。
各文法のルールを、例文でしっかりインプットするようにしましょう。
例文は各文法が文中でどのように使われているのかを一番わかりやすく知るツールです。
と言っても、これだけでは具体的なやり方が思い浮かばないと思いますので、1つ具体例を紹介しますね!
例えば「比較」を勉強するとします。
まずは、どういうときに比較を使うのかを確認しましょう。
これ、なんなら1番大切ですよ?
テストでは「比較を使って」なんてご丁寧に書いてくれませんよね。
文法問題をバラバラに出されたときにいつも何を使うのか迷ってしまう人は、ここの意識が欠けている可能性が高いです。
比較は比べるわけですから、「何と何」を「どんな点」で比べるのかを考えていきます。
次に、比較の型(かた)を覚えます。
比較は「比較級+than」で表現しますが、これだけで覚えられるなら苦労しませんよね。
ここで例文の登場です。
Tom is taller than Bill.(トムはビルよりも背が高い。)
(Billは建物じゃなくて人ですからね?笑)
まずは比較を使わない文を考えます。
Tom is tall.(トムは背が高い。)
そこで誰かと背の高さを比べるってなったときに、「背の高さ」を比べたいわけですから、「tall」を比較級(taller)に変えなければなりません。
するとTom is tallerとなり、この後ろに「〜より」を表すthan、最後に背の高さを比べたい人(Bill)を置くと、
Tom is taller than Bill.が完成します。
あとは比較級の作り方(erの付け方、moreを使うパターンなど)を具体例(biggerやmore beautifulなど)で覚えていきます。
ここまでできたら、あとはアウトプットして(問題を解いて)復習することによって定着させていきましょう。
このようにしっかり理解することによって、型で間違えないことを目指しましょう!
語順の勉強法
一文が長くなるとわかんなくなっちゃう…
このように並び替え問題でいつも苦しめられる人いませんか?
そういう場合、まずは「文型」から勉強しましょう。
文型というのは、英文の構造を5種類に分けたものです。
第1文型〜第5文型までありますが、名前を覚えるのは後でかまいません。
それよりも、単語がどういう順番で並んでいるのかを学んでください。
文型は英文を主語、動詞、目的語、補語の4つの要素で表したものです。
以下に各文型をまとめてみました。
文型
- 第1文型→動詞が自動詞の場合、
後ろに名詞(目的語)が来ないので
主語+動詞(+修飾語句) - 第2文型→主語と、動詞の直後にある
語をイコール(=)で結べるのであれば、主語+動詞+補語 - 第3文型→主語と動詞を置いた後に
「何を?」とツッコめる場合は、
主語+動詞+目的語 - 第4文型→主語と動詞を置いた後に
「誰に?何を?」となる場合は、主語+動詞+目的語(人)+目的語(物) - 第5文型→「AをBと呼ぶ」や「AをB(状態)にする」などの特定の言い方をする場合、主語+動詞+目的語(A)+補語(B)
詳しく説明すると長くなってしまうのでザックリとまとめました。
まずはこれで語順について勉強していきましょう。
僕のYouTubeで文型について詳しく説明していますので、詳しく学びたい人は是非観てください。
わからないことなどがあればTwitterかInstagramのDMで遠慮なく質問してください!
ケアレスミスを減らすコツ
時制が過去なのに動詞が過去形になってない。
3単現なのに動詞にsが付いていない。
主語が複数なのにisになっている。
上記のミスをよくやってしまう人、いませんか?
これ、非常によくあるミスなんですよね。
これに関してはただの意識の問題です。
ですので、以下の3つのポイントを常に意識しましょう。
動詞で意識すべきこと
- 文の時制は過去・現在・未来のどれなのか
- be動詞の場合、主語は単数か複数か
- 一般動詞の場合、主語が3人称単数で時制が現在かどうか
文の時制に関しては、文の最後に時制を表す単語があることが多いですので、まずそれをチェックしましょう。
例えば過去ならyesterdayやlast night、未来ならtomorrowやnext monthなどですね。
3人称単数は、「主語がI(私)We(私たち)You(あなた)以外で1人・1つ」ということです。
例えば人ならhe、she、my father、人以外ならit、a cat、the townなど。
上記3つを常に意識して、冷静に問題を解いていきましょう!
(時制からチェックするのがオススメです)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
勉強というのは、できないところをできるようにすることです。
ですので、そもそもできないところがどこなのか分かっていないと進まないですよね。
この記事で間違え方を分類してその対策を説明しましたので、参考にしてできないところを把握しましょう。
もう一度、この記事の内容をまとめます。
まとめ
- 英語は主にリスニング、単語、文法、語順の4つに分けられる。
- リスニングの勉強法→シャドーイング(教材は学校の教科書のQRコード)
- 単語の勉強法→単体で覚えるのではなく、例文で覚える。必ず発音する。
- 文法の勉強法→各文法のルールを、例文でしっかりインプットする
(どういうときに使うのかを意識し、型を覚える) - 語順の勉強法→「文型」から勉強し、文中で単語がどういう順番で並んでいるのかを覚える
この記事を読んで「なるほど〜」で終わってしまうのか、「すぐやってみよう」と思えるか。
そこで大きな差が生まれます。
やる気が少しでもみなぎったら、
すぐに行動しましょう。
行動力のある人を僕は全力で応援します。
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