読者の皆様こんばんは。今年もABEMAトーナメントのドラフト予想を楽しむ雁木師でございます。
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2023年03月02日 20:26
今日は書籍のご紹介です。今回は当ブログで連載中の企画「右玉浪漫飛行」とのコラボ企画第2弾ということで、右玉の書籍をご紹介したいと思います。
「右玉浪漫飛行」については前回のコラボ企画でご紹介したので今回は割愛させていただきます。興味のある方は前回のコラボ企画の記事のリンクをご参照ください。前回のコラボ企画で紹介した書籍についても内容をご確認いただけます。
今回も、この2人と一緒に進めていきたいと思います。
左がDJ.ミギタマ、右がアシスタントのアオテツです。2人についてはこちらから。
最新話のおさらいをしたい方は下記リブログ記事からご確認いただけます。
それでは「右玉浪漫飛行」(番外編 第2弾)の始まりです。
※なお、このストーリーに出てくる人物、出来事などは一部を除き架空のものです。実際の人物、出来事などとは一切関係ありません。
DJ.ミギタマ(以下ミ)「DJ.ミギタマの『右玉浪漫飛行 スペシャル』~!!」
~♪(オープニングBGM)
ミ「将棋ファンのみんな、元気かい?DJ.ミギタマだ」
アオテツ(以下ア)「こんばんは。アシスタントのアオテツです。今日もよろしくお願いします」
ミ「アオちゃん、今日は『スペシャル』なんだから楽しい企画をやるんだって?」
ア「はい。今回は、以前好評だった右玉の書籍の紹介の第2弾です」
ミ「おお~!!またあの企画やるのか。Dの耐久企画だね」
ア「ミギタマさん、先に言わないで下さいよ。とにかく、今回の企画のきっかけとなったメールをご紹介します」
ミ「たしか、あるリスナーからのメールがきっかけでこの企画をすることになったんだよね」
ア「はい。ラジオネーム『もしカメ』さんからのメールを読ませていただきます」
ーミギタマさん、アオテツさん、こんばんは。いつも楽しいトークとためになる将棋の解説をありがとうございます。さて、3~4カ月ほど前に右玉に関する本が発売されました。けん玉が表紙に描かれている将棋の本は珍しいと思っていたものの、買ってもいいものか迷っています。そこでその本を番組内で取り上げていただけないでしょうか?タイトルは「高田明浩の右玉新時代」だったと思います。よろしくお願いします。
ミ「『もしカメ』さん、ありがとうございます!!たしか、メールに書いてあった本は前に軽く触れていたよね」
※その時の記事はこちらから
↓
ア「はい。検証はしてみたいとは番組内でお話してきましたが、ついにその検証結果を発表することになりました」
ミ「おお!!ついに来たか。この時が」
ア「ちなみに、ミギタマさんが触れましたが、今回もDが自腹を切ってその本を番組スタッフ全員に買ってきてくれました」
ミ「いやー、右田さん(D)、今回もすまないね。ちゃんとあとから払った分を埋め合わせしてあげよう」
ア「Dは右玉のことになると経費度外視でなんでもしちゃいそうですからね」
ミ「さ、裏話はそこまでにして、早速本の紹介にいってみよう!!」
解説:改めまして、今回紹介する書籍はこちらです。
「マイナビ将棋BOOKS
高田明浩の
右玉新時代」
でございます。
著者は高田明浩(たかだ・あきひろ)四段。マイナビ出版より昨年10月に発売されました。ここで著者の高田四段についてご紹介します。
高田四段は2021年に四段昇段。2002年生まれの棋士で、藤井聡太竜王や伊藤匠五段と同世代の棋士としても知られています。岐阜県各務原市のご出身で、岐阜県からは長沼洋八段以来およそ35年ぶりのプロ棋士の誕生となりました。師匠は多くのプロ棋士を輩出した関西の名伯楽、森信雄七段です。
ミ「将棋界では結構有名な方なんだよね。ただ、同学年の竜王が目立ちすぎているだけで目立たないだけであって」
ア「2002年生まれの棋士の方は将来有望という方が多いですからね」
ミ「森信雄先生門下ということは、DJ.ダニーさんの弟弟子ということだね」
ア「糸谷八段も若手時代は右玉使いとして知られていたそうですから、ある意味では右玉使いの系譜を継ぐ棋士なのかもと思いますが…」
ミ「でも実際の棋譜を見た感じだと、右玉を使っているようには見えないけど…」
解説:一部メディアでは得意戦法は「右玉」と報じたところもありますが、実際はオールラウンダーで早見え早指しの棋士としても知られています。第35期竜王戦ランキング戦で準優勝されたことで5組昇級を果たしています。現在は竜王戦は5組、順位戦はC級2組で5勝4敗の成績です。
本書の表紙にけん玉が描かれていますが、けん玉が得意な棋士としても有名です。また、お母様はテコンドーの日本チャンピオンに輝かれたことがあり、かつては高田四段も習われたことがあるとのことです。
ミ「けん玉が得意な有名人だと三山ひろしさんが有名だけど」
ア「ちなみに高田四段のプロフィールが書いてあるとある本では、技の1つである『世界一周』もできるとのことです」
解説:ここからは、書籍の内容に入ります。本書はタイトルから右玉に特化した本を連想される方も多いかと思いますが、実際は4章構成で前半から3章は右玉の戦い方、残り1章は四間飛車に関する内容の章となっています。では、各章の内容を見ていきます。
第1章「角交換型右玉」
角換わりにおける右玉の戦い方の解説です。5テーマに分かれての解説で、本書で最もページ数が多い章です。
テーマ1「対矢倉☗5八金型」
テーマ2「対☗4八金型」
テーマ3「対☗6七金左☗7八玉型」
テーマ4「対早繰り銀」
テーマ5「対棒銀」
ミ「なんというか、基本型から最新型まで網羅した感じのテーマ構成だね。早繰り銀や棒銀対策があるのは右玉党にとっては心強い」
ア「ページの内訳をみると、最初のテーマ1に50ページ近くページ数を割いてますね。現代調は☗4八金型が主流ですが、☗5八金型も侮れないということですか」
ミ「ところでさ、アオちゃん。テーマ3の先手の陣形をどこかで見たことないかな?」
ア「テーマ3と言いますと☗6七金左☗7八玉型ですね。確かに、これは土居矢倉ですね。角はありませんが」
ミ「角換わりでこんな将棋は見たことがない…。でもなんかバランスが良くて右玉側も攻めにくいんじゃないかな」
ア「この本によると、かなり昔からある指し方だそうですね。先手の狙い筋は本をお買い求めいただいて、実際に読んでお確かめください」
ミ「アオちゃんも宣伝しちゃうのね。もちろん興味があったら買ってくれたらうれしいな」
第2章「雁木右玉」
解説:対矢倉戦における右玉の囲い「雁木右玉」の戦い方の解説です。こちらは先手が速攻狙いのパターンとじっくり戦うパターンの2テーマに分かれての解説です。
テーマ1「vs早囲い」
テーマ2「vs☗7八金☗6九玉型」
どちらのテーマも20ページ程度ページを割いての解説です。
ミ「一口に矢倉と言っても幅広い」
ア「この章に出てくる矢倉は早囲いと現代矢倉形の1つですね。どちらもポイントは先手が☗6六歩を省略していることでしょうか」
ミ「そういえば、現代矢倉は先手が5手目に☗6六歩と角道を止めるのは見なくなったな~」
ア「5手目☗6六歩から矢倉を狙う構想は、居角左美濃急戦策の餌食に会うケースが多いので避ける傾向にありますね。実際にD調査でこんな記事を見つけました」
※詳しくはこちらの記事をご参照ください
ミ「で、肝心の右玉はどうなんだろう?」
ア「この章はやや右玉が苦戦する結果が第1章と比べて少し多いです」
ミ「それは矢倉党からすると朗報だよね。相矢倉の研究を外された時の対策に有効だもの」
ア「もちろん、右玉有利の結論も書かれています。しっかり読んで、実戦に役立ててください」
第3章「対振り右玉」
解説:この章における振り飛車は先手中飛車です。図は先手が中飛車から三間飛車に振り直して高美濃に囲い、後手は振り飛車対応の右玉で受けて立つ局面。本書ではここからの先手の仕掛けに対し、後手がどう対応していくかの解説が中心です。
「右玉浪漫飛行」の連載では、後手の左金の位置は4二に配置した「糸谷流右玉」を軸に解説してきましたが、この☖5二金型右玉はどうか。ぜひ、連載と本書を比較検討しながら読んでいただけると嬉しいです。
ミ「ありゃ。うちらの番組を否定するような右玉が出てきちゃったよ」
ア「実は、この形も『糸谷流右玉』の1つの型だそうです」
ミ「え、そうなの?」
ア「以前、当番組でDが持ってきた記事を見ましたよね。それをもう一度見てください」
※詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ミ「本当だ。図の後手の☖4三銀・☖5二金型は中飛車相手によく使われるタイプなんだね」
ア「我々が検討してきた☖4三銀・☖4二金型は糸谷流では基本と呼ばれる型ですね」
ミ「そっか。ミギタマはつい若き日のDJ.ダニーさんが永世十段を破った将棋を見たから、つい『☖4二金型=糸谷流』と思い込んでいたんだ」
ア「糸谷流も奥が深いんですね」
第4章「先手四間飛車」
解説:これまでの3章とは趣向がガラリと変わり、先手四間飛車で後手の居飛車穴熊を攻略していく流れを解説されています。この章では、図に出ている藤井システムで居飛車穴熊を攻略していく手順を軸とした解説です。
本書のあとがきによれば、高田四段は四間飛車について「プロになってからよく指している」ということで掲載したとのこと。実際に書かれてみての感想については、ぜひ本書のあとがきを読んでお確かめください。
ミ「いや~、最初にこの章を読んだときはびっくりしたよ」
ア「それまでずっと後手番目線で右玉の戦い方を解説されてきましたからね。まさかの締めくくりに先手目線での四間飛車とは意表を突かれました」
ミ「てんてーファンは歓喜だけど、右玉党としてはちょっとなあ…」
ア「まあまあ、参考になる筋もたくさん書かれていますから。構成の賛否はともかく、一度読んでみることをおススメします。のちのコーナーでこの第4章について振り返りましょう」
解説:第3章と第4章の合間にはコラムとして「雑感」として表紙に描かれているけん玉のことや音楽について書かれています。
ミ「じゃあ、アオちゃん。スペシャルコーナーにいってみようか」
ア「はい。『浪漫飛行的読書感想文』のコーナーです」
ミ「ほお。どんな内容だい?」
ア「学校の夏休みの宿題に読書感想文がありますよね。前回のスペシャルでは、実際に読んでみた感想をざっくばらんに語り合ってきましたが、今回は『読書感想文』という銘打って、我々を含めたスタッフが実際に読んでみた感想をこの場で語り合いたいと思います」
ミ「なんだか、発表会みたくて照れくさいな~」
ア「まあ、いつも通りフランクに進めていきましょう」
感想①:角換わりの章に多くのページが割かれている
ミ「ここで角換わり党のスタッフと話してみようか」
ア「はい。ADの春日さんです」
春日AD(以下A)「初めまして。入社3年目、ADの春日雄飛(かすが・ゆうひ)です。得意戦法は角換わりで、特に早繰り銀に自信があります」
ミ「春日ちゃんは第1章が気になったというけれど、やはり得意の早繰り銀は気になった?」
A「そうですね。早繰り銀も気になるんですけど、驚いたのは土居矢倉調のテーマ3ですね」
ア「昔からある指し方というわけですが、この本を読む前に見たことは?」
A「いえ、全然ありません。むしろ新鮮に映りました。先手がよくなる変化も書かれているのもあってそれもびっくりしました」
ミ「今はプロ棋戦の角換わりは相腰掛け銀の『親の顔定跡』が主流だけど、春日ちゃんは右玉を指してみたくなった?」
A「指してみたいというよりは、たまに角換わりで右玉を受けて立つこともあるので、その対策として面白い本だなとは感じました」
ア「対策本としての評価ですね。こういう自分が受けて立つ側に回った時にどうすればよいかという視点も大切ですね」
ミ「春日ちゃん、ありがとう!!」
感想②:後手番目線の右玉
ミ「アオちゃん。最近プロデューサー(以下P)が将棋で悩んでいるそうな」
ア「どんな悩みなんですかね。吉川P、ぜひ教えてください」
P「皆様初めまして。番組Pの吉川晴仁(よしかわ・はるひと)です。入社12年目でアオテツとは同期に当たります」
ミ「ところでP。将棋の悩みって何?」
P「実は、最近将棋ウォーズで後手番の勝率が下がり気味なんです。後手番だと振り飛車を指しているんですけど…」
ア「確かPは振り飛車はなんでもできるタイプでしたね」
P「そうそう。ゴキゲン中飛車がメインなんですけど、最近勝てなくて…」
ミ「今はプロ間でもゴキ中は採用数が落ちてるからね~」
ア「で、この本を実際に読んでみた感想は?」
P「改めて純粋に右玉って面白いなと思いました。右玉って受けのイメージで、私は攻め将棋なんでなじめるか不安でした」
ミ「それはこの番組を始めた時のミギタマも思ったね」
ア「Pとは将棋ウォーズの友達対局を何度もしてきましたが、攻める振り飛車なんですよ」
P「そうそう。で、いつもアオテツとの戦いは穴熊をめぐる攻防になって…」
ミ「P、アオテツとの将棋の話はそこまでにしよう。改めて、この本の感想をどうぞ!!」
P「ああ、そうでしたね。後手番で勝つための切り札として右玉を活用してみたいなとは思いました」
ア「注目していたポイントは?」
P「やはり第3章の振り飛車相手の右玉でしょうか。右玉も天敵になりうるんだということを学べたのと、相振りを避ける意図で右玉を活用できるのではないかという楽しみは大きかったです。後手番での指し方も学べるという感じでしょうか」
ミ「中飛車相手というのがPの注目ポイントなのかな?」
P「それもありますね。隙あらば攻め込めるチャンスもあることを学びたいと思います」
ア「後手番で勝てないとお悩みの方は、ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか」
ミ「アオちゃん、相変わらず宣伝する気満々だね。ともかく、P。ありがとう!!」
感想③:第4章の是非
ミ「しかし、第4章の内容は驚いたよ」
ア「これは、実際に買ってきたDに話を聞いてみましょう。右田さん」
D「皆様お久しぶりです。ディレクターの右田です。よろしくお願いします」
ミ「右田さん、ぶっちゃけ第4章を見てどう思った?」
D「章のタイトルを見た時、最初は先手四間飛車相手の右玉の解説かと思いました」
ミ「確かにね。ミギタマと同じ考えだった。だからこそ、だまされたと思ったよ」
ア「でも、よくよく考えてみると第4章は『先手四間飛車』でしたよね」
ミ「それが何だい?」
ア「もし、四間飛車相手の右玉の解説をする場合は『対四間飛車右玉』とか『対先手四間飛車右玉』とか書くはずです」
D「私もそれに気づかなかったのは反省しています。ただ、疑う余地はありました」
ミ「と、言うと?」
D「そもそも、第3章に『対振り右玉』とあります。振り飛車相手の右玉は、1章あればそれで十分なはず。なのに第4章に『先手四間飛車』と目次に書いてあった時点で、これは違う将棋になるとみるべきでした…」
ミ「ふ~む。もちろん、高田先生は理由があって第4章に『先手四間飛車』を持ってきた。その理由は何だろう?」
ア「この本のあとがきにはこう書かれています」
ー右玉を極めるのもおもしろいですが、他の戦法を指してみて気づくことも多いです。
ミ「そうか。思い出した。Dは以前、ある棋士の発言がなるほどと思ったことがあったね」
D「ええ。以前とある放送で聞いた話ですが、ある棋士が『右玉が主流になることはないとでしょう』と発言したことがありました」
※詳しくはこちらの記事をご参照ください。
D「『他の戦法あっての右玉』という言葉も耳にした時に気づいたのです。右玉はあくまで戦法の1つであって、それを極めただけで将棋を極めたことにはならないと」
ミ「D、深いこと言うね」
D「アオテツも居飛穴党なら分かると思うけど、居飛穴にできないときはあるよね?相居飛車の時とか」
ア「そうですね。そもそも居飛穴は振り飛車相手の決定版とされた時期がありましたから。でも、自分の中でその『神話』が崩れた時に気づいたんです。1つの戦法にこだわって戦うのはよくないと」
ミ「そうだよな。そもそも右玉にしたくても相手がさせてくれない戦法だってある。石田流とか筋違い角とか、あとは横歩取りか」
D「確かに、右玉という戦法を多くの方に知っていただきたいという思いはあります。その魅力、そして強さも弱さも。将棋というのはただ1つの戦法を極めたからと言って必ず勝てるという保証はありません。第4章の先手四間飛車は藤井システムが局面の題材ですが、その創始者の藤井猛九段でさえ、一時期システムを『ファーム落ち』と発言されて矢倉を指されたこともありました」
ミ「えっ!?てんてーにそんな時期があったの?」
ア「たしか藤井システムは1990年代後半に猛威を振るいました。しかし、2000年代に入って居飛車側に対策が次々に登場し、藤井システムは衰退していったと聞きます」
D「アオテツは居飛穴党だから、その点は知っていたか」
ア「藤井システムには散々苦しめられましたからね。一時期、『三間飛車藤井システム』というもので藤井システムが甦ったという話もあります」
※「三間飛車藤井システム」について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。
ミ「やっぱりミギタマはまだまだ青かったということか…。右玉を極めただけでは将棋を極めたことにはならない…」
D「ですので、この番組のコンセプトは『右玉の世界に触れてみることで新しい将棋の世界観を楽しむ』ということにしたんです。ミギタマさんもこの番組のMCを務めてみていかがですか?」
ミ「最初は右玉は面白いけど、受けが強くないと指せないから地味なイメージだと思った。でも、右玉から動く手もあって楽しかった。だから第4章を見た時に、一瞬裏切られた気持ちになったんだ。でもそれは自分の独りよがりだよね」
ア「ただ、ためになる書籍であるという価値は揺るぎませんよね」
ミ「うん。だから、高田先生に期待したいことがある」
ア「なんでしょう?」
ミ「高田先生には、もし次回書籍を出される際は、得意の右玉で『プロになってからよく指している』という四間飛車に対抗したらどうなるかを書いてほしい。そう思っている」
D「まるで昔、他局であった企画みたいですね」
ア「それはそれで面白いですが、実現に至るかは…」
ミ「もちろん、実現するかどうかは高田先生次第なんだけど。ミギタマ的には、いや番組としても四間飛車相手の右玉を検証してきた以上、プロ目線で一度四間飛車と右玉の戦いを検証してほしいなと思ってる」
ア「その点に関しては、Dはどう思いますか?」
D「たしか、『マンモス』でおなじみの豊川孝弘七段が4年ほど前に対振り右玉の本を出されているんです。そこには四間飛車相手の右玉が書かれていました」
※詳しくはこちらの記事をご参照ください。