棋士の写真集と大切なお知らせ | 将棋大好き雁木師の新将棋文化創造研究所

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「将棋大好き雁木師の将棋本探究」をリニューアルしたブログです。
主に将棋に関する詩などの作品紹介と、自分の将棋の近況報告を行います。

読者の皆様こんばんは。相も変わらず、ABEMAトーナメントのチーム予想にいそしむ雁木師でございます。

 

 

 

 

 

今日は書籍をご紹介します。当ブログでは、カメラマンでありながら将棋世界にて「師弟」シリーズを不定期で連載されている野澤亘伸(のざわ・ひろのぶ)さんの書籍を2冊ほど紹介してきました。

(リブログ記事は、「絆ー棋士たち師弟の物語」の紹介記事です)

今回は、その野澤さんによる棋士の写真集をご紹介します。こちらの書籍でございます。

 

 

 

棋士の瞬き(またたき)

 

でございます。

マイナビ出版より、昨年11月に発売されました。野澤さんのプロフィールについては、以前ご紹介した「師弟 棋士たち魂の伝承」の書籍紹介記事のリンクを掲載しますのでそちらをご覧ください。書籍の内容も併せてご確認いただけます。

 

 

 

なお、今回紹介する本書は電子版もございます。

 

 

こちらは電子限定カットが付いています。

 

 

では、書籍の内容です。本書はカメラマンの野澤さんによる、棋士の写真集です。棋士の写真集と一口に言ってもその切り口は様々で、対局姿はもちろん、オフショットの写真も撮影されています。また、これまでの書籍や将棋世界での連載で使用された写真も掲載されているので、野澤さんの書籍を読まれた方の中には「これは前に見たことがある」という写真もあるのではないでしょうか。

 

 

実際に読んでみた感想は以下の通りです。

登場する棋士

本書で登場する棋士はのべ40名。藤井聡太竜王、渡辺明名人、永瀬拓矢王座のタイトルホルダーはもちろん。谷川浩司十七世名人、羽生善治九段といったレジェンド棋士も登場します。このほかにも、藤井猛九段、久保利明九段、木村一基九段など、将棋ファンなら誰しもご存じの棋士が登場します。対局姿、オフショット…。どの姿で登場するかはぜひ読んでお確かめください。

 

出来事を描写

本書で登場する写真の中には、将棋界にとってエポックメイキングになる写真もあります。タイトル戦はもちろん、通常対局で起きた出来事、将棋界の最大イベントであった「電王戦」の写真も出てきます。おそらく読んでみると、あの日、あの時の出来事を思い出す方もいるかと思います。もちろん、観る将歴の浅い方にも魅力的に見える写真もあります。

 

名言を添えて

本書では写真とともに、野澤さんの書籍や将棋世界で連載された「師弟」シリーズなどの中から珠玉の名言を添えているものもあります。野澤さんの書籍や将棋世界をお持ちの方は、おそらく「この名言、覚えてる」というものもあるかもしれません。もちろんそれ以外にも、インタビューで出てきた言葉なども添えられています。どんな言葉が添えられているかはぜひ本書を買ってチェックすることをおススメいたします。

 

 

さて、本書は棋士の魅力が詰まったフォト集です。観る将歴の浅い方には新鮮に、長い方には懐かしくも感じる写真があります。また、感想③の項目でも触れた通り書籍や雑誌から名言が添えられています。ぜひ、野澤さんの書籍や将棋世界のバックナンバーなどと併せて本書を読んでいただけるとより一層味わい深くなります。私の記憶の中では、棋士の写真集は聞いたことがありません。

最近では、雑誌「Number」などで将棋や棋士の特集が組まれることもあります。もちろんその写真も面白く、かっこよく、美しく見えますが、野澤さんの写真もそれに負けじと輝いています。将棋を愛するカメラマンが本気で撮影された棋士の写真集。ぜひ、お手に取ってその矜持、プロ棋士の素顔、将棋の魅力を存分に味わってみてください。

 

この本を読んで将棋に興味を持った、将棋が好きになったというお声をいただければ、これほどうれしいことはありません。読者の皆様が将棋本を読んで、将棋に興味を持つ、将棋が好きになることを祈念いたします。

 

さて、ここからは大切なお知らせです。当ブログでは、約4年半にわたり将棋に関連した書籍やコミックなどをご紹介してきましたが、本日をもちまして書籍の紹介を一時休止させていただくことにいたしました。理由や再開時期、今後の活動方針ににつきましては、今月末に改めて当ブログでご説明させていただきます。4年半の間、様々な書籍を紹介し、多くのいいね!やコメントを頂戴しました。私自身も、多くの書籍に触れることができて、様々な発見や成長を重ねることができました。まずは、この場を借りて拝読してくださった皆様に御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

なお、自戦譜検証企画「右玉浪漫飛行」の連載は3/26(日)で終了、Twitter連動企画は3/19(日)に終了する予定にしています。また、描く将の活動については今月末に改めて発表したいと思います。

 

今日はここまでとさせていただきます。本日も長文となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 
 

 

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