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1/20/2023 9:30:00

Case92.背水の陣×傾向と対策

eyecatch
マインド

共通テストが終わった。当日の札幌は比較的天候にも恵まれ大きな JR の遅延なども無かった。毎年共通テスト(旧センター試験)のときは天気が荒れ試験会場へ時間通りに着けない受験生が多発することを考えれば、今年の共通テストは当たり年だったのかもしれない。

さて、共通テストの出来はどうだっただろうか?自己採点も終わり大まかな平均点も分かってきた頃だが、経験的に多数の受験生は「思ったより点数が取れなかった」と感じているのではなかろうか。試験とはたいていそういうもので、例えば 8 割を狙っていても 7.5 割だったり、"思わぬ正解"よりも"思わぬミス"をしてしまうことの方が多い。また、自分の出来るというイメージと本番で求められるレベルに乖離があり、実力的にも一歩足りなかったということも当然ながらあり得る。「思ったよりも良かった」「思ったよりも悪かった」いず れのパターンにおいても、すでに終わった試験ついてあれこれ考えても結果は結果であり、大切なことはその結果を受けて「次にどうするか」という選択と行動に結びつけていくことである。

国公立であれば二次試験まで残り約 1 ヶ月という限られた時間であるが、共通テスト後の取り組み方によっては仮に共通テストで絶体絶命のピンチに置かれていてもそこから大逆転というストーリーを描くことができる残り期間でもある。これは決して簡単なことではないが実現可能な未来であり、それを可能にするのは本人がどれだけ必死に、そして合格への渇望とも呼べる情熱を持って残り期間を取り組めるか次第である。まさに背水の陣である。

この時期の勉強方法の王道としては、過去問演習を中心に据えて、志望校が受験生に求めている学力や傾向を実際の問題を通して把握していく確認作業を繰り返すことである。赤本等に書いてある傾向と対策が自身の肌感覚とも合っているかを自分の目と手で確認し、志望校それぞれの傾向を肌で確認しつつ対策を練っていく最終フェーズである。この傾向と対策がドンピシャでハマると、この一ヶ月で飛躍的な点数の伸び方をする。背水の陣×傾向と対策の相乗効果を作ることが大逆転への道標である。

為せば成るの精神で、最後の勝利者となるべく死力を尽くそう。残り一ヶ月、君たちならできる。

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