地球時代の生き方

地球という生命体の視点から物事を眺めてみる異色ブログ

肉体は借り物ぞ③(波動次元に着目して考えると、洗脳が解け、新しい時代の知恵が出やすい)

2022-12-04 15:22:00 | 人文社会
(つづき)

良くも悪くも、日本の特異性は「空気」

先述の通り、日本人の特性は、個々が全体に配慮しなが行動するという点だと考えられます。
いわゆる「空気」と言われるものは、ほぼこれだと思います。

私が尊敬してやまない山本七平氏は、名著「空気の研究」で、

陸軍や海軍の内部にいた人間たちは議論らしい議論せずに、空気を読み取ることに必死だったという分析をされています。

今でもよくある事です。
例えば、財務省が増税路線をやめられないのも全く同じ理由だと思います。

最近の歴史研究の成果では、戦争突入は、コミンテルンの工作の要素が濃く、官邸中枢やマスコミの工作員によって戦争に誘導されていったことが明らかにされています。

しかし、この「誘導」というのも、「空気」に弱い日本人の特性を利用されてしまっていたということです。

「空気」が、こうした悪い結末へ導かないように、何点か気をつける必要があるかと思います。

「空気」の奥に神?

日本人が「空気」を大切にするのは、唯物論的には、農耕民族だから周囲の動きを気にするという理由になるでしょう。

その側面は否定できないですが、果たしてそれだけでしょうか?
もしこの説が本当なら、中国人や韓国人も空気を大切にしそうですが。。

私は、日本人の場合、そのもう一段落奥に、古来、「空気」の奥に神を見る精神風土があるように感じています。

何か重大な事態に遭遇して判断を迫られる時、人智を離れた何かに判断を委ねたくなります。

占いや神託です。これは、どの民族でも古層には存在しています。しかし、判断は、大陸では「論理」に置き換えられています。
そして、明治以降、欧米をあるべき理想としてきた近現代の日本も、表層社会は、政治もメディアも、「論理」を重視することが最善であるかのような精神風土に変化し続けました。

しかし、いつの時代も庶民大衆は違います。庶民の判断は政治やメディアの判断と100%一致するということはないでしょう。
典型的なのは先の大戦で、あの時、庶民は「これはソランに誘導された戦争」と何故かわかっていたと言います。不思議なことです。

「奥に神を宿した空気」などあるのでしょうか?

それは↓のことではないでしょうか。

(参考)ユング






また、日常生活の中で、何か現象が起こった時に「これは、○○というお知らせ」という精神風土もあります。

これは、↓をなんとなく理解しているからかも知れません。

(参考)◉




日本人は霊媒体質?

総じて、日本人は無意識や波動次元とのアクセスが起こりやすい体質のような気がします。霊媒体質というか。

漫画やアニメ、ドラマの中には、未来社会や地球生命からのメッセージをとらえたと思えるものが結構あります。

例えば、アニメの「進撃の巨人」や「寄生獣」、ドラマの「スペック」などは地球生命からのメッセージのような気がしますし、

「もののけ姫」や「風の谷のナウシカ」を始めとするジブリアニメは自然からのメッセージのように思えます。

「PSYCHO-PASS」や「攻殻機動隊」は未来社会のイメージが垣間見えます。古くは「ドラえもん」や「鉄腕アトム」、「サイボーグ009」で出てきた技術が現代に出現しています。

これらは、作者がみんなを代表して、深い次元にアクセスした結果だろうと思います。

日本人の多くが実は波動次元とアクセスしやすい霊媒体質だとして、
そして、日本人が大切にする「空気」は、日常的には神ではなく、集合的無意識だとして、

「空気」の本体である『集合的無意識』を良好な波動に保つことが極めて大切になってくるのは論を待たないでしょう。

集合的無意識が怒りや憎悪、不安などの低い波動になると、先の大戦や、コロナ下での抑圧感などによる社会バランスの乱れをもたらします。

(参考)感情の22段階








集合的無意識を良好な波動に保つには、個々人が波動を良好に保つしか道はないだろうと思います。

大日月地神示には、
○それでも、改心出来ておる人民、心穏やかに峠越して皆と共に歩めるぞ。(前巻「へ」の巻)

とあります。
気づき、改心する人は、大難でも心は穏やかに暮らせるという趣旨です。

さらに、
日月神示では、
○言うだけで聞けば、実地に出さんでも良いのぢゃ。
実地には、出したくないのぢゃ。(535)

とあります。
これは前後の文脈から、実地に出すというのは大災害などのことです。
「(神が)言うだけで、(人間が)改心すれば、大災害は免れることができる。(神も)災害を起こしたくない」
ということです。

気づく人が増えれば大難が小難で済むということです。(ダイレクトにそう言っている啓示を見た記憶があるのですが、すみません、ちょっと見つけられませんでした。見つけたら、コメント欄に書き込みます。)

また、日月神示では、

○この世の人民の悪は、幽界にうつる。
幽界の悪が、この世にうつる。(549)

○天国と霊線つなげば、真愛と現れるぞ。
幽界と霊線つなぐと、自己愛となるぞ。(746)

○地上人の想念の中には、霊界が映像されておる。
霊人の想念の中には、現実界が内臓されておる。(389)

など、先程の波動次元の図をヒントにすると理解できそうな事が書かれています。

(参考)思念







(つづく)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿