【今週公開の新作映画】「少年と犬(2025)」 2025年3月20日公開情報と私感

作品紹介

【監督】
【出演】/伊藤健太郎/伊原六花/嵐莉菜/木村優来//一ノ瀬ワタル/宮内ひとみ//渋川清彦/美保純/

【あらすじ】主人公 和正は震災で職を失い、そこで、飼い主をなくした多聞という犬に出会う。

公式サイト

メッセージ性や作家性は強いと思われます

瀬々敬久監督は、学生時代に自主映画制作を行い、ポルノ映画を制作をしながらも近年では話題作を制作するようになり、意欲的に映画制作を行なっている監督です。

高橋文哉は、2017年男子高生ミスターコン2017でグランプリに選ばれ、芸能界デビューをしています。2019年『仮面ライダーゼロワン』で主役を演じ話題となり、その後、テレビドラマ「最愛」でも注目されています。2019年「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」で映画デビューをしており、その後も、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル」「牛首村」などに出演し、活躍の幅を広げている俳優です。

西野七瀬は、2011年に乃木坂46のオーディションに合格し、2012年『ぐるぐるカーテン』で歌手デビューをしています。その後、2018年に乃木坂46を卒業し、以降は女優やモデルなどで活躍しています。2017年「あさひなぐ」で映画初出演初主演をし、以降テレビや映画、舞台などで活躍しています。

物語は、東日本大震災から半年が過ぎた仙台。主人公の青年は、飼い主なくした犬 多聞と出会う。

原作は、馳星周の直木賞受賞作「少年と犬」となっています。6つの短編からなる作品であり、「男と犬」「泥棒と犬」「夫婦と犬」「娼婦と犬」「老人と犬」「少年と犬」の物語から構成されています。

映画化に関しては、オリジナルの要素も加えた再編集版となっています。

瀬々敬久監督作品であり、メッセージ性や作家性は強いと思われます。

複数の物語をあわせた作品でもあるので、登場人物がちょっと多い可能性もありますが、丁寧にまとめられている作品かとは思います。

128分の作品でもあり、中心となるのはやはり多聞という犬だとは思いますが、感動できる作品になっているように思います。

予告編

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