場面緘黙と英語 | 小さな海のたからもの

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元場面緘黙児(自己診断)のブログです。
場面緘黙のことと適応障害のことを書いてます。

私は、英検4級しか持っていません。

 

英検3級は受けませんでした。

一度も。

なぜなら、スピーキングテストがあったから。

 

高校は、一応は「進学校」という部類に入る学校に通っていたので、たぶん、普通に英検対策をして試験を受ければ3級は受かったんじゃないかと思います。

 

中3のときでも受かる可能性はあったと思うし、高校で普通に英語の勉強をしていれば、卒業するまでに3級は受かっただろうと思います。

 

でも、受かる英語力があったとしても、面接で行われるスピーキングのテストができたかどうか…

 

そもそも、嫌で受けなかったので、できるできないの問題ではなく、受ける気になれないというところで挫折してたんですが。

 

小3で場面緘黙を克服して、中学、高校では、英語の授業で声を出して教科書を読んだりもしていたけど、それでも、英検のような学校以外の英語試験で、質問されて英語で答えるなんてことは無理だと思っていました。

 

今は、昔より、英語で話す力を試される、求められることが多いと思います。

使える英語力、みたいな。

 

授業で、スピーチとか会話をさせられることも、昔より多いような気がするし、都立高校入試でも英語スピーキングテストが行われたり。

 

緘黙っ子には厳しいし、緘黙を克服していても、英語が得意でなければ、かなり緊張する場面になると思います。

 

克服していても、私みたいに英語のスピーキングテストという場面は「無理」だと感じる場合もあるわけで。

 

なんだかなー、世の中、やっぱり元気に積極的に話せる人が得なのか??なんて思ったり。

 

克服した後は、余計にそう思いますよ。

場面緘黙状態のときは、ある意味病気の真っ最中みたいな、不安障害を抱えている状態ってことで、周りもそういう目で見ているけど、克服したら、「あなた、もう普通ですから」ってことになるので。

 

っていうか、「もう普通」と思うのは自分だけ。

場面緘黙だったことを知らない人から見たら、「もう」もない、ただの普通の人でしかなく、場面緘黙だった名残りとか、後遺症っぽいこととか、そんなことは誰もわからないんですよね。

 

 

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