新型コロナの脳の症状「ブレインフォグ」とは
ブレインフォグは、直訳すると脳の霧。
ボーっとしている状態です。
夏の終わりに新型コロナにかかり
1か月はこの症状が続きました。
気がつくと、
どこか一点をみつめたまま
ボーっとしている自分に気が付くのです。
目線すら動かなかったです。
「あ、また空っぽだった」
と気づくときの不安といったら。
それから少しずつ良くなって
３か月近く経った今、
ほぼ改善されています。
ボーっとしているとは
ボーっとしているって
どんな状態かと言いますと
たとえば、次のことがあったとします。
- テレビのリモコンの電池が切れた
- 冷蔵庫に食材が無い
- お天気が午後から崩れる
フツーは、
「スーパーに食材の買い物、
雨が降らない午前のうちに行って、
ついでに電池買ってこよ」
雨が降らない午前のうちに行って、
ついでに電池買ってこよ」
と思いますよね。
思えない。
全部、バラバラのまま、漂っただけ。
「あ、電池切れた･･･」
「冷蔵庫、からっぽ･･･」
「午後から雨･･･」
考えようとすると
すごく嫌な気分になる。
気持ちもどっと落ち込みました。
会話が苦痛でした
会話って、相手とのテンポがありますよね。
ついていけないんです。
ですから誰にも電話もしませんでした。
LINEやメールは、
自分のペースで書けるから、
自分のペースで書けるから、
最低限のやりとりはそれで済ませていました。
話し言葉は次々に消えていくので
聞き取れなかったのだと思います。
ドラマや本など
筋を追っていくような情報は
ただ苦痛で楽しめませんでした。
家族が何人も認知症だったので
ああ、認知症ってこんな感じだったのかも、
と改めて思いました。
私、30年近く闘病した母を始め
5人の家族が
最後はみんな認知症だったのです。
ですから認知症の苦しみは
知っているつもりでした。
まさかコロナで疑似体験するとは･･･。
心に不安が積もっていく
コロナの後遺症のブレインフォグも
頭の中に言葉が何も無い。
ただ虚ろな気分だけが続いて。
長く熱も続いたので
時間の感覚も危うくなったときもありました。
ブレインフォグは、
何も考えられないのに
心に不安が積もっていく。
怖かったです。
今、まる3か月経とうとしています。
ブレインフォグはほぼ回復しました。
もし現在そんな状態にある方がいらしたら
どうぞ希望を失わないでくださいね。
⇩ 新型コロナのことを書きました。
どうぞ末永く宜しくお願いします
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