ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

余命宣告

2023年12月31日 | ノンジャンル

通院での治療継続の最中、11月の終わり近く

息苦しさと強い倦怠感で動けなくなり、救急車で

搬送された。

肺炎を起こしているとの事で、1週間の入院で落ち着き、

退院して2-3日後、今度は夜中に咳き込み、喀血した。

またもや救急搬送で入院。この時ばかりはあまりの苦しさに

覚悟を決めたほどだった。実際、家族は余命3ヶ月と覚悟を

決めるように言われたらしい。

12月に入り、止血の為のカテーテルでの抗がん剤直接散布、

腫瘍に圧迫されて細くなった血管にカテーテルでステントを

挿入手術と、バタバタした中で大晦日を迎えた。

病院で年越しとは初めての経験だが、自分としては、

このまま死んでいくつもりはない。

どれだけ痛みに耐え、苦しみに耐えなければいけないのかと

自問する日々ではあるが、せめてあともうひと花咲かせたいと

思っている。

という事で、私の新年の指針は、「もうひと花」とする。


生存報告

2023年09月08日 | ノンジャンル

今年一月に還暦を迎えて以降、記事を全く更新してこなかった。

逝ったか?と思われているかもしれないが、それも仕方ない。

結論から言うと、今だに生存している。

昨年苦しみながらも年を越して還暦となって以降、それまでの抗がん剤が

あまり効いていないという事で、いわゆる免疫系から殺細胞系に薬を変えた。

2月より入院。副作用は主に高熱で、その後肺炎を起こし、抗生物質投与で

腸内の善玉菌が減少、悪玉菌の中でも感染力の高いものが増加したことで

1週間の隔離。高熱が治まってきたと思ったら、今度は耐え難い激痛。

これも1週間ほど続き、入院1ヶ月ほどでかなり疲弊した。

それほどの苦痛を強いられた割には、抗がん剤の効き目はなく、

反って投与前よりも悪化していた。

3月にはもう5月以降迄持つかどうかとまで言われていた。

抗がん剤を変え、3月半ばから投与開始。熱も痛みもなかったが、

身動きできないほどの倦怠感としんどさに辟易した。

すぐそばのトイレに行くのもやっとで、一気に要介護の老人になった

気分であったし、自分でトイレにも行けなくなるというのは、

もっとも忌み嫌う事なのだが、何をどうしても抗えない事はあると

思い知らされた。

幸い、抗がん剤が効いてくれて、いったん退院し、その後は投与の時だけ

短期入院という事にした。これが4月半ばで、入院は2ヶ月に及んだ。

5月、6月と投与を継続したが、当初のような効果が見られず、

再度抗がん剤を変えることとなった。

効果の可能性の高いものから選定して投与してきたが、その人によっても

効果に違いがある以上、最適な選定は、試行錯誤によるしかない。

それも、実験ではないので、副作用による弊害を考慮しての選定と投与となる。

2月から半年間で随分体力も気力も低下した。

今は、経口服用の抗がん剤で入院は必要ない。6週間のサイクルを終えての

検査結果は良好で、これを継続することとなっている。

副作用は実感としては倦怠感と息切れで、急な動きをすると途端に息が切れて

苦しくなる。歯がゆいながらも、休み休みで日々を過ごしている。

会社にも極力出勤し、体力の回復にも努めているが、味覚がなくなって

食欲が大きく減退している。何を食べても、味がしなく、気持ちが悪い。

唯一、酸味だけは多少感じるので、さっぱりしたものを食べるようにしている。

食事が楽しみでなくなるというのは、毎日のことだけに辛い。

この夏は早くから猛暑が続き、副作用でしんどいのか、暑さでしんどいのか

よくわからない時期もあったが、このところ少し涼しくなってきて、

過ごしやすくなった分、体調もましな気がしている。

随分と間が空いてしまったが、私は少し元気です。

 

 


還暦

2023年01月24日 | ノンジャンル


新生

2023年01月04日 | ノンジャンル


Greetings

2022年12月24日 | ノンジャンル