しぽログ

働き方を模索する緩和ケア認定看護師の物語

尊敬している人からのリスペクトだけで人は生きていける


先日、ほんまでっかTV池田清彦先生のお話をちょこっと書きました。
inudogblog.hatenablog.com

私は、明石家さんまさんが好きでほんまでっかTVを毎週見ているのですが、専門家集団として出演している先生方のファンでもあります。皆さんご自身の好きな分野にとことん特化した知識を持っていて、個性が強くてとても面白いんですよね。


池田清彦先生が以前の放送で話していた「尊敬している人からのリスペクトだけで人は生きていける」という言葉は、とても腑に落ちて心に残っています。たしかにその通りだなって思います。生きていけるというと少し大げさに感じてしまうかもしれませんが、私は尊敬している人が周りに沢山いてくれるので、その方々から認めてもらっていると感じられたときに、自分の存在意義を改めて肯定できます。

年齢に関係なく、尊敬している人はいますよね。人生の先輩だったら誰でも尊敬できるのか⁉といわれれば、そんなことはないですよね。反対に、後輩であっても自分にないものを持っていたり、理解はできなくてもぶれずに自分の信念を貫く人は尊敬できます。

しなやかだけど、芯がある人間になりたい。これを言い始めて15年ほど経つんですけど、なかなか難しいです。私はぶれぶれで、しなやかすぎるんじゃないかと言うくらい自分を持っていなかったり、そうかと思えば、人の意見を聞き入れられない頑固さも持っていて、柔軟性がないなと思ったりします。


私が尊敬している人は、
①言葉の選び方や立ち居振る舞いが丁寧な人
②自分をしっかり持っている人
③他人の気持ちも大切にしている人
④社会人になってからも勉強をしている人
⑤ユーモアがある人
⑥冷静な人(怒りや悲しみに操られない人)
⑦はつらつとしている人
こんな感じですね。私もそうなりたい。


私のプリセプターをしてくれていた先輩も認定看護師をされているのですが、本当にお姉ちゃんのような存在です。
いつも温かいし、思いやりにあふれています。そしてエネルギッシュ!!そこにいるだけで周りの雰囲気が明るくなるし、姿を見かけるとどうしても話しかけたくなるような不思議な先輩です。人を傷つける言葉は使わないけれども、伝えないと行けないことはビシッと伝えてくれます。
私は周りの人にとても恵まれていて、ただただ生きているだけでいい刺激を与えてもらえますし、自分のレベルアップの機会が沢山あるような感覚になります。なんてしあわせなんでしょうね。
そして、そんな先輩が私の考えを認めてくれたり、褒めてくれたりしたときに、私は「看護師をしていてよかった」と何度も思いました。
ですから、やはり池田先生の言っていた「尊敬している人からのリスペクトだけで人は生きていける」というのは、本当だと思います(^^)
いい先輩がいてくれてしあわせ。


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